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スキルも経験もない私が、コロナ禍でも弁護士秘書に転職した理由

ご挨拶

はじめまして。現役弁護士秘書のa.です。

この記事では、私が未経験から、且つコロナ禍の中、弁護士秘書になった経緯についてご説明します。

初めてのnote投稿。。働き方に悩んでいる方、弁護士秘書やパラリーガルに興味がある方に少しでもお役に立てれば幸いです。

なぜ弁護士秘書になろうとしたのか

2019年の秋ごろから、その当時の職場や仕事内容に疑問を持ち始めていました。当時は大企業の法人系部署の部長秘書として働いていましたが、有期社員だったためか、任せられることも少なく、やりがいはほとんどありませんでした。また、徐々に新型コロナウイルスの深刻さが増し、自分の働き方についても改めて考えるようになりました。

今こそ必要な仕事ってなんだろう。自分に向いている仕事ってなんだろうと日々考える中で3つの考えが生まれました。

■経済や世論に影響されにくい分野で働きたい

■人をサポートする仕事が向いている

■働きながらスキルアップができる仕事が良い

これらすべてに当てはまる仕事が、「弁護士秘書」でした。

■あやゆる人や企業が必要とする職業のひとつ⇒弁護士

■その弁護士を支える仕事も、必然的に需要がある

■基本事務から、専門的な仕事まで学びながら取り組むことができる

弁護士の数は新司法試験の導入より増員し続けており、法律事務所の数も年々増えています。


※弁護士の推移参照

充実した司法サービスを提供し、クライアントから選ばれ続ける事務所を目指しているところが多い。それを支える秘書や事務員の需要・役割も大きいだろうと仮定しました。

しかし、法学部出身でもなく、法律事務所での就業経験もない私は、とにかく条件に合う法律事務所を探すしかないと思いました。

スピード勝負だった転職活動

転職活動に本格的に踏み切ったのは2020年の3月です。新型コロナウイルスの影響が想像以上に広がっていて、いつ緊急事態宣言が出てもおかしくない状況でした。身動きが取れなくなる前に決めてしまいたいという思いが強くあったため、すぐに行動に移しました。

私の場合は、英語・中国語不要で、未経験可という条件は必須で、その他は給与や福利厚生、事務所の規模などで絞り込んでいきました。(本当に多くの法律事務所が存在するので、自分の譲れない条件はしっかり決めておき、妥協しないことをお勧めします。)

ちょうど2020年4月から、同一労働同一賃金の導入、新たな有期雇用労働法・労働者派遣法が施行されることに伴い、それまでの有期雇用社員や派遣スタッフは契約終了を言い渡されているケースもあったと聞きます。


※どれくらいの非正規雇用労働者が契約終了や派遣切りになったかというデータはまだありませんでした。⇒日本人財派遣協会の最新データは2018年度分💦

ついに内定・・・最後の決め手は?

ここまで、私が弁護士秘書を目指した経緯や理由をお話ししてきました。最後に、今の職場を選んだポイントを簡単にご説明します。

前の章で挙げた条件を満たし、かつ働きやすいだろうと感じた事務所の特徴は以下の3つでした。

■中堅事務所

■1対1担当制ではない(一人の弁護士に一人の秘書が就くのではない)

■先輩事務員の雰囲気が良い、年齢が近い

実際にいくつか面接してみて、感触が良いと思った事務所から内定をもらいました。働きはじめて数か月たちますが、ここに決めてよかったと感じています。

面接について、法律事務所・パラリーガルの今後の展望については後日まとめてみようと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

a.




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