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占い師がマーケティングを勉強するよ!⑤あなたの占いを届ける方法とは?~ネットとあなたの距離感の適正化~

前回の記事はこちら。

差別化するためにどうすればいいのかというポイントを書きました。
今回は、その差別化したあなたらしさ満開の占いをどうやってお客さんに届けるのかというお題でお話しをします。

占いの販売経路というと思いつくのはどういったものでしょうか。
・会社に所属する(占いの館や占い師を雇っている会社。今は在宅ワークもあります)
・自分でホームページやTwitter、インスタグラムを使って集客をし自分の占いを知ってもらう。
・メルカリ、ココナラ(coconala)やベイス(BASE)といったアプリを使って自分の占いを売り出す。
といった方法で自分の占いを世に出すことは可能です。

そしてそのような方法を駆使して、占い師は自分の占いを世に出しています。つまり、どれか1つだけで売るというのはほぼ不可能に近いと実感しています。
せっかく、自分のスタイルがおおむね決まっても世の中から反応がないというのはどんなに心が強くても、案外じわじわきます。
ですので、どうかネットを怖がらずうまく付き合う方法をお伝えしたいと思います。

SNSは距離感を保てば怖くない

スマホが身近である、Twitterやインスタグラムが身近である世代にとってはこのSNSに何ら恐怖感を持っていないと思います。
しかし世代によってはネット毛嫌いな方もいるのが事実です。かくいう私の母(50代後半。アラ還)も「ネットは怖い。パソコン怖い。スマホ怖い。」と新しいメディアは触れることを恐れています。聞くと「ウィルスがあったり変なサイトに繋がって高額請求されるなんてことを聞くから」と。
そうならないために勉強すれば、ネットやSNSとうまく付き合うことができ情報を得ることができるのになと思い、今特訓中です。

それはさておき。私たちはSNSの情報にどっぷりはまっている世代です。
私は31歳。Twitter、アメブロ、はてな、そしてnote。それぞれ私なりに使い分けて情報を発信しています。そして、買い物はほぼAmazon、時々楽天を経由して生鮮食品以外の買い物を済ませています。情報収集はネットのみ。
そういった世代だからで終わらせてしまうのは非常にもったいないと思っています。
逆を言えば、そういった世代じゃない世代こそがSNSの世界ではごっそり抜け落ちている。つまり、狙い目だと思う。

そして過度にSNSに依存している世代。もうスマホのない世界は考えられないと思ってしまう。私もそう思う。すべてスマホで完結できる世の中の仕組みになりつつある。「スマホばっかり見て…これだから若い世代は…」と言えないほど、スマホでできることは増えている。ネット予約は今や病院にも普及しているのが、例としては適切かと。
だからこそ、あえて言いたいのはこのSNSとの距離感を間違ってしまうとマーケティングも恐ろしいのではないかと実感を得ています。

話を占い師に戻します。24時間365日、自分という占い師とコンタクトがとれる。お客さんにとっては「メリット」でも働くあなたにとっては「デメリット」であるものが存在しています。
SNSやブログでの発信、そしてネットでの集客やネットで完結するような占いスタイルであれば、このメリットとデメリットが共存しています。
そして、この便利さこそ自分への焦りを過度にかけてくることを忘れてはいけないと思います。私自身、今どのメディアを使って占いが効果的に売り出すことができるか実験中です。実験中と名目を置いているのに、すっごく焦っていますし結果が出ない、つまり購入に繋がらないとずっと考えてしまいたまに家事をそっちのけにしてしまいます。
だからこそ、上手にSNSとの心の距離感を保たないと、自爆しかねません。そのためにも、効果的なSNSの使い方を知らないといけません。

お客さんにとって心の満足が占いで満たすことができるのか?

例えば、あなたが「あ~!今日は!もう疲れた!〇〇する!」となった時、〇〇には何が入りますか。たくさん選択肢がある方、素晴らしい。これと決めている方、それも素晴らしい。
気持ちを満たすもの、それは食べ物の時、飲み物の時、マッサージへ行く時、ネイルをする時、カットやカラーへ行く時、ひたすら寝る時、お風呂に入る時など気持ちを満たすものは眼に見えるものだけではないことが分かります。

ここに占いを食い込めることができるでしょうか。お客さんの心の満足に見合うものを提供できるか。それは自信や経歴ではない、あなたが一生懸命考えた戦略に宿ると私は信じています。
共感だけでは世の中うまく進みません。私は社会福祉士・精神保健福祉士という国家資格を持ち、病院や介護現場で「相談員」という仕事をしていました(現在育休中)。正直「こんなに話し聞いているのに、お礼言われることが少ない」と思っていました。それは、聞いていることだけで満足する人たちばかりではないことを知り、具体策を提示するタイミングを見極めることで「アドバイスを言いたいだけの人ではない」ことを相手にわかってもらいたいと思い、患者さんや利用者さん、または取引関係者と話しをすることを意識していました。
相手の味方にたつ立ち方は色々あることを知っていただけたらと思います。なので共感だけがすべてではないと私は思っています。

さて次回がこのマーケティングを勉強するよ!シリーズの最終回です。
今、また別の本を読み始めています。アウトプットできるよう、また書き続けていきます~。

この間、占い師・マーケティング関係の方・起業されている方たちからフォローいただき、誠にありがとうございます!それぞれ、頑張っていきましょう(^^)/

純粋にありがとうございます。いいんですか?