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#81 青の祓魔師より、あなたの思い込みの作り方



アニメ青の祓魔師観てる方多いんじゃ無いでしょうか。リアタイでも観ていましたし、少し年月から経ってから2週目も観ました。そんな青エク、現在新シリーズ 島根イルミナティ編が放送中ですね☺️
※画像はピンタレストからお借りしました

今回はテープ式心理学の「ガムテープ」を
神木出雲ちゃんで説明したいと思います。
(ちなみにめっちゃ泣きました😂)

神木出雲ちゃんは
「誰も信じない!」「誰も頼らない!」という信念のもと、常に行動して、クラスメイトとも仲良くしない女の子でしたね。

なぜ彼女がここまでして人を毛嫌い、仲良くすることを恐れてていたのか?

それは彼女の幼少期に理由がありました。
出雲ちゃんには、幼い妹と、母親の3人で暮らしていましたが、、、

母は恋愛を優先し、その頃から少しずつ精神のバランスを崩します(実際には九尾の力に乗っ取られたわけですが…)

これは出雲ちゃんが、まだ小学生くらいの出来事です。

彼女はどんどん、自分たちを捨て恋愛にうつつを抜かす母親、そして出雲家の力は周りからは理解されにくいこともあり

出雲は学校の友人たちからは陰口を言われる日々。彼女は普段から

【私は誰も頼れない】と感じていました。
※すでに思い込みが作られています

そしてついに、母親の恋愛が失敗し
母親の心のバランスが完全に崩壊した時に、出雲に母親は言います

『あんたたちのせいで!
あんたたちのせいで
私の恋愛はうまくいかなかった!!

産んだのが間違いだ!!!』


そして妹と一緒に逃げ出す出雲ですが
前々から神木家の不思議な力を研究したいという団体に、出雲は思い切って連絡をします。

神木家は九尾の力を操る一家で
出雲は元々その研究を疑い、断っていたのですが
母親とのこともあり、どうしても大人を頼るしかなかった彼女は、そこに連絡します。


ですが結局、その団体からも
裏切られ、出雲や妹と良くしてくれていた団体の1人の女性も、無惨にも目の前で殺されます。

彼女はここで深く決意します

良くしてくれたお姉さんが死んだのは
「私が人を頼ったせいだ」

だから…
「私はもう2度と誰も頼らない」
「誰も信じない」

これは彼女がまだ小学生の頃に起きた話です。
そして現在彼女は高校生ですが
今もなお誰のことも信じず、誰のことも頼らず、一定の距離を保っています。


出雲が決めた「私はもう2度と誰も頼らない」
「誰も信じない」こそが、テープ式心理学におけるネガティヴな思い込み🟰ガムテープです。

勿論アニメなので、九尾〜とか研究〜とかは
リアルではありませんが

出雲思い込み、これは実際皆さんも同じことをしています。

内容は違えど
心のバランスが崩れそうな時に
そう思い込むことしかできなかった

そう思い込まなければいけなかった

実際出雲ちゃんは、本当は何も悪くなかったと思います。それはアニメを見ている人ならわかりますよね。あんなに幼い女の子たちが、1人で生きていけるはずもなく、誰かを頼ることは当たり前です。

ですが出雲にとっては

①学校での変人扱い
常に陰口を言われ、友人もほぼいない
→私は誰も頼れない

②母親からの言葉
「産むんじゃなかった」
恋愛ばかりにうつつを抜かす母親だったけれど、それでも「私の宝物だよ、出雲」と話してくれる母親が出雲は好きでした。

③心を開いていた人が殺される
神木家の力を研究する機関で、唯一その女性だけが出雲たちと仲良くしてくれました。
そんな彼女が殺された

神木出雲の心のバランスは確実に取れなかったと思います。

私たちの心は常にバランスよくできています。
それができなくなるような、
強いストレスがかかる時

出雲のように私たちは
心のバランスを取るために
思い込むのです


「私は価値がない人間だ」
「私はダメな人間だ」
「私はろくでなしだ」
「私は誰からも愛されない」
「私はひとりぼっち」
「私は汚い」「私は汚れている」


そしてこの思い込み
剥がすまでずっーーーと、あります。

実際に出雲も、ずっと
「誰も信じない」「誰も頼らない」という思い込みのもと行動して、今回でやっと自分の過去と向き合い

「私間違ってた…」と“気づき”ます

そこからは早いもので
仲間のみんなにしっかりと助けを求めて
敵である外道院を倒す‼️という流れでしたが


めっちゃ胸熱すぎて泣きました。

ぜひテープ式心理学のネガティヴな感情
通称:ガムテープの概念を考えながら
もう一度青の祓魔師を見てると

あなたの中にある思い込み、
つまり「苦しい部分」にリンクすると思います。

本日も閲覧ありがとうございます

テープ式心理カウンセラーAOI


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