見出し画像

16歳が進学校をやめてカナダ留学に行く理由(帰国予定なし)

こんにちは、年齢は日本の高校2年生の、ニートです。

今回は僕が日本の進学校の高校一年生を修了したタイミングでいきなり自主退学をして、2024年7月末からトロント大学のサマープログラムに参加し、その後バンクーバーにあるカナダの公立高校に留学する理由を書きます。(現在は2024年7月24日)

そして今や高校を辞めたので帰るところもなく、高校はカナダ、大学は海外の予定です。

ちなみに今日は出国日の3日前です笑

もしかしたらこれが最後の日本になる可能性もありますが、僕自身、日本は治安が良く、人がよく、安く、ご飯が美味しいのでいつか帰国したいという意思はあります。

ちなみに受験のために本格的に塾に入って勉強するようになったのは中3で、英語は人よりも学習し始めるのが遅かったため、苦手意識があり1番嫌いでした笑

今では普通の日本人と比べたら英語は得意ですが、サマープログラムの僕のコースでは僕が1番英語ができないです。

なんとか食いついていきます笑

高校を辞めた理由

みなさん思っていると思いますが、留学するにせよ通常高校を退学する意味はほとんどありません。

多くの高校で留学から帰ってきた場合は、その単位が認められますし、帰る場所をなくすのはリスクになります。

しかも当時偏差値75の進学校なので辞めるのは勿体無いですよね。(友達からめっちゃ止められました笑)

僕自身もあまり高校を自主退学するメリットはないと思っています笑

しかし、正式に留学が決まったのが退学予定の日の直前で、学校側はいきなりのことで焦っていました。

僕の高校は公立高校で生徒が長期留学という選択肢はなかなかなく、学校としてもプログラムを用意しているわけではありません。

結局は手続きも大変ですし、辞めた方が覚悟が決まるかなと思って自主退学しました。(僕自身、学歴は強みになると思うが、あまり価値を感じていなかったので)

いきなりの自主退学だったので、教育委員会が心配して必死に何度も退学理由を聞かれました笑

まぁ進学校ですし公立なので滅多に退学する人なんていませんよね。

では本題のカナダに留学する理由へ。

国民性

いきなり海外に留学すると決めたのは高校一年生の時に行った留学と旅行がきっかけでした。

まずはアメリカへ10日間の家族旅行。

夏休みに行った1ヶ月間のフィリピン留学。

そして年末年始に2週間ロンドンでのホームステイ。

実はこの年以外は、あまり記憶に残ってないぐらい小さい頃に何度かハワイに行ったことがあるぐらいで、全く海外の高校に行くという選択肢は頭にありませんでした。

しかしこれらの海外での生活を通して自分は海外の人の暮らしや考え方が合っているんじゃないかと思いました。(海外といってもたくさんあります、つまり日本よりも合う国があることを発見したということです)

僕が思うに世界的に見て、日本の国民性ってだいぶ変わっていると思います。

世界と比べて日本人がどのような性格を持つ傾向なのかいくつか紹介すると、それが良いのか悪いのか置いといて、温厚で自己主張がない、礼儀やマナーを守る、相手に気をつかう、完璧主義である、我慢強い、本音と建前がある、集団行動が多い、謙虚であるということが挙げられます。(ネットから抜粋)

このような国民性とその人自身の性格が重なっていれば重なるほどその国で生きやすいと思います。(僕の場合はあんま重なってなかったです)

高校の進学校の友達はまだマシですが、中学の友達の多くはほんとに典型な日本人という感じで、何も自分で決められず、自己主張しません。(中学の友達とは地元が同じこともあり退学してからも頻繁に遊ぶほど仲はいいです。)

もちろん日本人のいいところはあると思いますが、自分は日本人の考え方に合わないと感じています。

そして、カナダは移民がたくさんいるので、さまざまな文化があると同時に、さまざまな考え方があるそうです。

そのため国民性としてお互いにお互いの考えをリスペクトしているらしいです。

また教育として自分の考えを言う機会が多いので自己主張できる人が多いです。

僕自身、留学を通していろんな考えを知ることが面白いと感じていましたし、性格的に合っているためカナダを選びました。(特にさまざまな人がいるというところに魅力を感じました)

教育システム

僕は、絶対にこの高校に入りたいとか、良い大学に行きたいから、などの目的なしに、ただ単に勉強にハマっていて自分の偏差値に合った高校に入っただけでした。

そして高校では勉強に飽きたことと、ChatGPTの登場によって中学の時から思っていた学校の勉強する意味なくねという感情が強くなり、このままの勉強して良い大学に入るエリートコースだとなんか人生面白くないと思っていました。

また日本ではテストの点数が全てであり、まだまだ暗記教育が残っています。

それに対してカナダでは自分で学ぶ科目を幅広い選択肢から選べますし、テストだけでなく、プレゼンテーションやグループワーク、暗記よりも理解が重視されて評価が決まるそうです。(事前にカウンセラーにメールで聞きました)

クリティカルシンキング(いわゆる思考力)が好きで得意な僕にはとても合っています。

そして大学の教育システムも関係あります。(カナダの大学に行く可能性が一番高い)

一般的に、日本は大学に入るまでにたくさん勉強して、入った後は遊ぶと言う感じです(極端に言いすぎたかも笑)

カナダでは大学の方が高校よりも圧倒的に大変で、卒業するのはとても難しいです。

僕が思うに社会に出る直前にこそ勉強すべきであり、なぜ日本は大学が楽なのか疑問です。

これらのカナダの教育システムにめちゃくちゃ惹かれてカナダの学校に行くことに決めました。

グローバルな視点

僕は変化が早く、未来が読めない今の社会だからこそ、ビジネスにおいてグローバルな視点を持つことが必須だと考えています。(グローバルな会社作りたい)

僕は初めての留学に行く前まではずっと日本にいたので、グローバルに考えると言う思考さえありませんでした。

人生の選択肢がとても狭かったです。

移民の多いカナダはいろんな背景の人がいて、グローバルに考えることができると思います。

そして、今や日本の経済は衰退しています。

そうなった時にこそグローバルな視点が必要になると考えています。

臨機応変に世界規模でビジネスを考える必要があります。

実際にIVSで会った人の中には、インドにビジネスチャンスがあるから、と新卒でインドに行った人がいました。(その人は今めちゃくちゃ成功しています)

おまけで英語とスノボ

どうせ海外に留学するなら世界の共通語である英語が話せるようになりたいなと思い、英語圏の国としてカナダを選びました。

そして僕が行く高校はバンクーバーにあり、車で1時間ほどのところに雪山があり、スノボ好きの僕としてはとても嬉しい立地であるからです。

まとめ

今の世の中インターネットがあり、正直、英語の習得や海外の情報は頑張れば得られます。

ですが、まだ完全にリアルを切り離してバーチャル世界だけで生活をすることはできない以上、やっぱり留学する一番の意味というのは人との関わりだと思います。

僕自身も長期留学をしたいと思ったのは短期留学で出会った人たちの影響ですし、どのような人と関わるかで人の人生は変わります。

それぐらい人との関わりは大事なわけで、僕にとって海外留学はいわば日本から遠い場所で、自分の人生に影響を与える新しい人と出会うということです。

日本とは全然違う、グローバルでさまざまなバックグラウンドを持った人たちと出会い、どう自分の人生が変わってゆくのか楽しみです。

最後に、日本で僕の人生に影響を与えてくれた家族、友達、親しい知人にはとても感謝しています。

ありがとうございました。

そして、また会った時はよろしくお願いします。

親しい知人ファミリーとマイファミリーでの送別会
中学の仲良い友達21人での送別会
高校の仲良い友達7人で送別会

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?