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とあるバックパッカーの「トラベラー」と「ツーリスト」論

「トラベラー」「ツーリスト」の違い

旅行者を指す言葉には、「トラベラー(traveler)」と「ツーリスト(tourist)」の2種類がある。

トラベラーは地元の食べ物にトライしたり、地元の人と会話したりしながら、その土地になるべく溶け込んで旅行しようとする人。ツーリストはその逆。地元に溶け込むつもりのない観光客然とした服装や、快適な食事を好むことなどが特徴のようだ。

※英語のサイトだが、両者の違いが「7つの違い」としてまとめられていた。実際はこの記事に書かれているように明確には分かれていないものだとは思うが、面白いのでみて見て欲しい。
https://www.thecitysidewalks.com/blog/touristvstraveler

※ちなみに、トラベラーの綴りはアメリカ式でtraveler、イギリス式でtravellerのようだ。今初めて知った。

私はこれまで、「自分はツーリストではなくトラベラーである」、と思いながら旅行をしていた。

さまざまな国である程度過酷に旅した自負があったため(そしてある程度過酷な旅を好んでいる)、観光目的のお金をかけた旅行をしているツーリストを横目に見て、時にはなんだか優越感のようなものを感じていた気がする。
今思うと、そう言う心情って、とても良くない・・・。

母との旅行での気づき

日本で会社員として働き始めてはや1年。
ツーリストとしての旅行も目的よっては良いものだなあと思えるようになった。

例えば、久しぶりに再開する大切な人とちょっとリッチなホテルに泊まったり、良いご飯を食べたり、そんな心の余裕のある旅。

この週末、少し遠くに住む母と、とある地方都市のちょっとリッチなホテルに宿泊した。
チェックイン時に部屋をグレードアップを勧められ、少し追加料金を払い、グレードアップ。自分一人で旅している時には利用しなかった類の部屋だ。
高級なレストランにはあまり興味がないけれど、いつもよりちょっと良いお惣菜を駅前のデパ地下で買って、ホテルの部屋で夜ご飯。

地元の人との交流なんてなく、ただ久々の母との時間と観光を楽しんだ。

今回そんなふうに旅行をして、「こんな時間も良いものだな」と思った。
旅行の目的が異なるから、旅行の手法も異なる。ただそれだけのことだと気がついた。

おわりにーどちらか一方だけだと勿体ないー

今回のテーマであるトラベラーとツーリスト。目的が異なる旅行の手法。

トラベラーとしての旅行は、異なる文化を知ること、それによって自分の文化や自分自身への理解を深めることに有効だと思う。

一方、ツーリストとしての旅行は、自分を癒したり、アトラクションとして楽しんだり、一緒に旅行をする人と特別な時間を過ごすために使えると思う。

どちらもそれを通じてさまざまな気づきがある。どちらも大切な経験として、自分の一部となる。

ただ、どちらかしか経験したことのない人がいたら、ちょっと勿体無いな、とも思う。もし、どちらか一方の経験しかしていない人がいれば、もう一方の手法も試してみて欲しい。

私は、ツーリストとしての旅行の多い母を、いつかトラベラーとしての旅行に連れて行きたいと思っている。いろいろな要因がありまだ実行には移せないが、いつかそれが現実になるように、少しずつ準備を進めるつもりだ。

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1994年生まれ、今は東京で会社員、マイペースにデザインのこと勉強中。1年ほど世界の旅をしていました( 旅ブログ http://curiosity-travel.com )。noteでは日々の中で感じたことや本や映画の感想など。あんまり推敲せずに思うままを垂れ流しています。