新概念「タレント写真のレンタル」、秘められた狙いとローンチ後の反応とは
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新概念「タレント写真のレンタル」、秘められた狙いとローンチ後の反応とは

才能を発信するnote|Sainote

エイスリーが、昨年12月にローンチした「TALENT STOCK(以下、タレントストック )」。タレント写真のレンタルという新たな概念で、タレント起用のハードルを下げ、デジタルプロモーションにおける効果最大化を実現する。タレントストックに参画したタレントの写真を予め撮影することで、タレントを起用したい企業に、スピーディー且つ最小限の工数で、バリエーション豊かなタレント写真素材を提供する。

概念図_上野さんインタビュー用

タレントストック概念図 

今回は、タレントストック事業責任者の上野に、サービスの狙いや、リリース後の反応などを伺う。

上野 昇平(うえの しょうへい)
大手IT企業に入社後、エンタメ業界への憧れから当時立ち上げ間もない時期のエイスリーに入社。現在の主力事業となる総合キャスティング事業の立ち上げから参加し、キャスティングディレクターに従事。現在は、IT×キャスティングの経験を活かし、新規事業のタレントストック事業責任者を務める。


タレントを起用したい企業と、芸能事務所の双方に価値提供

ータレントストック立ち上げの経緯を教えてください。

長年、総合キャスティング事業を展開する中で、商品やサービスのプロモーションにタレントを起用したいという需要の多さを感じてきました。ただ問い合わせに対して、頓挫する案件の割合が非常に多かったように思います。体感として1,000件の問い合わせが来たら、そのうち決まるのは100件ほどでしょうか。
タレント起用には、それなりの費用と工数が発生する訳で、企業の予算とリソースがはまらないことが主な理由です。

タレント起用に興味を持ってくださる企業の想いに応えられていないことに、日々葛藤がありました。どうにかできないかと思い、立ち上げたのがこのタレントストックです。

ー具体的にタレントストックは、誰にどのような価値を提供していますか。

タレントを起用したい企業と、芸能事務所の双方に価値を提供できると考えています。
企業側へは、費用面と工数面でタレント起用のハードルを従来より格段に下げています。

まずは費用面。タレントを起用した通常の広告契約の場合、認知度の高いタレントを起用するとなると、年間契約で数百万〜数千万円の契約費用がかかります。さらに、その契約費用を一括でお支払いいただくことが通例です。
これでは、企業側の予算がはまらないことが多々あるのは必然だと思います。

しかし、タレントストックでは、費用の月額払い、さらに月額最低10万円からのスキームを取っています。月額数十万円であれば、今までタレント起用を断念した企業にとって少し身近な存在になるのではないでしょうか。

もう一つは、工数面です。タレントストックでは、タレント写真素材を企業側に提供するのですが、事前に撮影を行っています。そのため企業は、撮影にかかるスケジュール調整、その他段取りの工数なしでタレント写真素材をデジタルプロモーションに活用いただけます。特に地方企業にとっては、この工数の削減がかなりメリットになるのではと思います。通常のタレント起用の場合、移動に時間を要することもあるためです。

対して芸能事務所へは、マネージャーの工数を最小限とした新たな収益源を提供できると思っています。

芸能事務所において、日本全国に人力でタレントの営業をかけることは、かなりの時間と労力を要します。さらにコロナ禍において、これまでタレントが当たり前に行っていた仕事の消失、一部のタレントへの案件集中、タレントの独立など、芸能事務所の収益体制が変わってきていると想定します。

そのような状況下で、弊社ではエンタメ業界に特化した総合人材事業やM&A事業を展開しており、タレントストックを通してもエンタメ業界支援を行っていきたいと思っています。

タレントストックでは、一般の認知はある程度ありながらも、なかなか広告契約が決まらないタレントに参画いただいています。タレントストックの認知が拡大していけば、参画タレントの認知も広がり、案件を生み出すチャンスが増えるわけです。

芸能界を知っている弊社だからこそ取り組むべきことだと感じています。

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サービスをスケールする鍵は、参画タレントの数

ー昨年12月にサービスをローンチして、双方の反応はいかがでしょうか。

企業側の反応は、物凄くいいです。サービスサイトへの会員登録の割合としては自社導入希望の企業、広告代理店と半々ほどで、中小企業、地方企業からのお問い合わせも多いように思います。

月額数十万となると経営者の決裁がいらず、部長レベルで決断できる可能性があります。現場レベルで物事を動かしやすいため、トライしやすいのではと感じています。

ー芸能事務所側の反応はどうですか。

参画いただいているタレントや芸能事務所に関しては、ローンチから一ヵ月で、既に案件が成立し始めており、喜んでいただいております。

ただ、今後参画タレントをどのくらい増やしていけるかがこのサービスをスケールする鍵だと思っているので、より多くの芸能事務所、各マネージャーさんにサービスを理解していただく必要があると思っています。
タレントストックが新しい仕組みのため、参画に躊躇することも大変理解できます。ただ、ビジネスとして考えると非常にメリットが大きいことも、今後深く伝えていけたらなと思っています。タレントに新たな収益源をご提供することを、僕らは約束します。そして、参画に興味を持ってくださるマネージャーさんがいれば、是非ご連絡いただきたいと思っています!

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交渉・調整といった柔軟な対応、タレント起用のデータ化で差別化を図りたい

ータレントストックがローンチして、意外だった出来事はありますか。

企業がサービスサイトでタレントを選び、弊社へ問い合わせする仕組みなので、すぐに案件が成立することを想定していました。しかし実際は、成立までに企業からいくつか確認があることです。企業の独自の観点、トラブルを避けるポイント、タレントストックが定めるルール外のことはできないかなどのご質問が多いです。
例えば、通常は契約期間3ヵ月からのところ、1ヵ月だけの契約が可能かといったご要望があります。こういったご要望に関しては、企業の目線に立ち、柔軟に対応していく必要があると思っています。
ルール最優先で作業的になりすぎることは絶対に避けたいですね。タレントストックは、システム内で完結する自動マッチングサービスではないので、こういった要望に応えるためにも、芸能事務所との交渉、調整に努めていきたいです。
弊社が総合キャスティング事業を展開しているからこそ、芸能事務所との関係値を活かせることができますから。

ー柔軟に交渉、調整していくところは、競合サービスと差別化できる点かもしれませんね。他に差別化できる、もしくはこれから差別化していきたい点はありますか。

タレントストックによるタレント起用でどのような効果があったかを、企業の協力を得ながら、今後データ化していきたいと思っています。どういう効果があったかを分析して、PDCAを回せる提案をしていき、その点でも差別化を図っていきたいですね。

また、データをタレントストックだけでなく、通常のキャスティングにも展開できればと思っています。
従来のキャスティングは好感度調査や、ディレクターによる経験や勘に基づいて提案してきました。企業のビジネスにさらに貢献するために、タレントストックのデータを活かして、データドリブンなタレント起用を提案、実現していきたいですね。

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