痛みと闘う72歳の女性


先日、72歳の女性の方でパーキンソン病の方への訪問看護の契約に行ってきました。

第2腰椎圧迫骨折の疾患を持っており、

去年までは夫と一緒に散歩や買い物と普通にできたことが、骨折をしてから歩行するのも痛み、

お風呂で身体を洗うにも痛むそうです。

作業療法士が入って、疼痛の緩和ケアから少しづつ痛みが軽減したら、ゆっくりと歩行してみるような形でプランを立てています。

夫が買い物や家事、奥様の周りのお世話を何でもしているそうなのですが、奥様の今の状態を受け入れていのか?いずれ良くなる。また一緒に買い物や散歩も何でもできると思っています。

確かに、その思いは大切なのですが、いずれすぐ治ると思っているので、介護ベッドも簡易的なものだし、

訪問看護の利用料は引きおとしにしてしまうと、長くやるような感じになってしまうし、、、。すぐに終わるだろうから、現金でいいですよ、、、と。

夫は、まだ本人の病状を受け入れていないような感じにも見受けられました。


こんな時は、現場スタッフが本人の状態把握しながら、夫に今の状態、これからなる予測など話しながら進めていくことが大切だと思います。

家族支援が深いほど、常に対応した時には、家族にも報告・連絡・相談は大切だと思いました。

この方の地域は観光客がくるくらい、周りの景色はキレイで山がそびえたつ中、所々に歩道には桜がさき、

今の季節、外に出るだけで、癒される場所なのですが、ただ、スーパーはなく、コンビニは徒歩10分くらい歩かないと行けない状態です。

目標はコンビニまで行く!と夫婦で決めたそうなので、実現できるように、週1回対応する作業療法士にかかっていると思います。

それにしても、本人は足の痛みが辛そうで、それに対して、薬が処方されているのですが、薬の強さも高いため、これ以上内服してしまうと、副作用の心配もあるということで、今の薬が限界だそうです。

自分ももしかしたら、老後なるかもしれない、、、。そう思うと常に運動をし体力作りをしていくのと、

夫と仲良くしておかないと、何かなった時に助けてくれなかったら困るので、夫婦仲は改めて大事ですね。

読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?