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【063】Today’s Branding Topic


今日はブランドにおける色について、ご紹介します。

人が認知し、蓄積しやすいものとして、言葉以上に色と形があります。例えば形で言えば、「NIKE」という文字以上に、マーク ”スウッシュ” で「NIKE」と認知されます。他の事例で言えば、リンゴのマークを見るだけで、アップル社のものだと認知されます。国内の企業の事例で言えば、赤いボックスと水色の円の形はメルカリとわかります。

また色で言えば、ティファニーのブルーも同様、あの色を見るだけでティファニーと認知されます。色と形の事例で言えば、黄色のMの文字でマクドナルド。青背景に黄色のTの字は、Tポイントとわかります。

この色と形は言葉以上に認知のスピードという意味においても、優っています。例えば、商品棚に様々な商品が置いてあったとしても、いち早く認知してもらえるということにつながります。その時点で生活者の頭の中のショッピングカートに入る可能性が高くなるかと思います。

企業や商品にとって、認知しやすい色と形のロゴマークはそれほど大事な役割を担うものなので、吟味して開発する必要があるものです。