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見える角度とおかづの気持ち   大気の循環


カメラを向けると人間のように向くわけがない。
後ろ姿や斜めの姿というのは、
何か考えている…?
と、こちらが考えてしまう。

雪化粧…
白いのは…
なぜだ…
なぜだろう…


なんでや…

などと、考えているはずなく…、聞いてるはずはない。

こちらに何か言いたい時は正面向いて訴えてくる。

散歩いや
散歩いや
チキンくれ

ま、こんな感じだ。
好きなように生きているようだ。


犬の気持ちは態度に出ているし、しっぽの振り方でわかる。

単に上に上げるは普通。よりピンと立てれば警戒か威嚇。小刻みな揺れは喜び。より嬉しい時はくるくる円運動。
おかづは胴体が長いので、くるくる回す時に尻まで一緒に揺れる。
嫌なことや怖いときは、しっぽ下げる。散歩の時も。

わからないのは痛い時。
動物は敵に弱みを見せないように痛みを隠す。
しっぽ踏んだ時「きゃん」とも言わない?ということではなく、体のどこか痛い時も、飼い主にさえ悟られないようにする。

おかづ(シーズー)の特徴としては、愛玩犬としての犬種なので、とにかく怒らない。かみ癖はつけてしまったが、傷を作った事はない。すごい。
もの覚えは悪いが…。

さて、勉強。


大気の循環

地球を南北の断面でみると、対流圏の中で赤道から横向きに、ハドレー循環、フェレル循環、極循環がある。
大気の熱を直接的・間接的に極向きに輸送している。
赤道の熱せられた湿った空気は上がり
雲となる。雲粒になるとき凝結熱(潜熱)を出す。
大気は加熱されハドレー循環で北へ向かい、沖縄の緯度25~30度辺りでフェレル循環として下がり、北海道越えたカムチャツカ辺りで極循環として上がる。
こうして地球は熱くなりすぎず寒くなりすぎとなっている。

北半球の中緯度帯における風速の極大域をジェット気流。
ジェット気流は変化が大きく、冬は蛇行する。


大規模な気象現象

プラネタリー波やアジアモンスーンは、水平スケールが1万kmを超える惑星規模の現象。寿命も1ヶ月以上と長く、その影響は長期にわたる。

温帯低気圧

南北の水平温度傾度に起因する傾圧不安定性を解消るための傾圧不安定波。
水平方向の温度傾度が大きく、風の鉛直シアが大きい環境で発生。

要は南の暖かい空気と北の冷たい空気のぶつかり合いで前線が発生。
温帯低気圧は冷たい空気が下に行こうとして、暖かい空気は上がろうとする位置エネルギーが運動エネルギーに変わることで発達する。
熱帯低気圧のように水蒸気は関係ない。

北と南の温度差の激しい時に梅雨前線や秋雨前線となる。

熱帯低気圧や台風

・エネルギー源は水蒸気が凝結するときの潜熱。
・発生するのは海面温度が26.5℃以上の熱帯海洋上。
・台風は暖気核を保有し、上層ほどまわりの大気より高い。
・コリオリ力が働く緯度でないと発生せず。赤道付近(北緯5度以南)は発生しない。
・台風内の風速は、下層ほど低気傾度大きいが摩擦もあるので、高度2km付近が風速最大。
・台風が衰弱し最大風速が17.2m/s未満になれば熱帯低気圧。
・日本に近づき、北からの冷たい風にあたり前線が出来たと判明すれば、風速が強くても温帯低気圧。

中層大気

高度10km以下
両極の高緯度ほど気温低い。

高度10~20km
低緯度のほうが高緯度より低温、

高度20km以上
夏極の高緯度ほど気温が高く冬極ひくい。
夏極の方が日射量多く、オゾンが紫外線を吸収して加熱するため、

高度70km以上
夏極低く、冬極高い。
成層圏の温度分布と反対。中間圏の下部から上方へ熱輸送があるから。




参考資料
気象予報士かんたん合格テキスト
気象予報士試験受験支援会著
技術評論社



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