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秋の俳句 10/12~10/22

短歌が入ってきてびっくりの…保護犬おかづ…名は歌月

私の息子、小さな頃はもちろん可愛い。「えっ、なんで…?」というわけわからんことをしてくれた日常や、運動会のことを思い出して加わりました。その頃は、出かけるたびにビデオで撮りまくりまして、記録媒体が変わればテープをDVDに入れたり、写真にしてCDへ入れてました。ビデオがテープから変化していく時代でしたから…。


露天風呂…

露天風呂 父子の裸を月が見て 遊びは置いて風情を見ろと

時は来る 正面向いてじっと待つ 上弦の月ゆるり見守る

父子は言う 並び見上げる歳が来た 風情の月におぼろ雲くる


露天風呂 父の姿に何思い 歌にしたのか月のみぞ知る

月語る 浮かぶ姿がおじいさん…😳


息子くんの幼稚園…

登園し一目散におもちゃ箱

手にバナナ「先生おはよ…」駆けぬける

「……」

「どこ行った?」目も離せないバナナくん😳

「その節は ほんまにお世話になりました」💦

運動会…

運動会 転けた顔で食いしばり かける姿よ これが記録ね👍

我が子どこ?ビデオは揺れる運動会

がむしゃらな 眼差しを知る運動会


妻と…

ケンカして? はっきり言えるわけがない

月は言う「それでいいのだ30年…」



保護犬おかづと…

下見るな上を見ろよと十三夜

十三夜 よろける一歩によそ見すな

よそ見せず たたずみ照らす十三夜

十三夜 足もと優しおぼろ雲



さすがやな へそ天にしてよう寝るわ 

へそ天に 月も微笑み光増す

(へそ天:動物が腹を上にする無防備な姿)


そのあくび 眠い?退屈?やる気ない?

秋寒を気にせず歩み鼻楽し



まだ野生 吠えるも噛むも月見るも

まだ野生 月見て吠えてみたくなる

吠えてみた 月にめいわく愛玩犬

遠吠えが 秋灯す軒をこだまする

保護犬おかづ…名は歌月






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