温暖化とはいえ… 秋分を本能で知る犬の念 210925
季節の移り変わりに敏感な動物たち…
吐いたおかづ…
父さんと母さんがびっくりして…
「えっ!…大丈夫か?」
「ぐったりしてない?」
「大丈夫…元気そう」
「胃液みたいなの吐いてるね…」
「おかづ…大丈夫…?」
「胃が冷えたかもね」
「そうやね…大丈夫…?」
…………!
この父さんと母さんの会話分かるかな?情けない…。父さんは「大丈夫…?」しか言っていないのだ。母さんは状態から理由まで探しているのに…。……。
問い詰めなどはしないが……。
父さんが掃除した後、吐いたことをGさんに聞いた。
「吐いた色や状態確認が大事だ…どうだった?」…「はい、黄色で泡状でおかづは元気そうです」
「黄色い泡状の場合は胃が空っぽで胆汁が逆流し、明け方や夕方など空腹時に起こる…」らしい。今日の状況と同じ…。「対策は空腹の間を短くするとよい」らしいそうだ。
すぐに柔らかめのおやつをくれた~。
父さんからは「ごめんな腹すいてたんやな~…。それで、父さんのすねをえらく舐めてたん?」と言われたが、おかづ自身は起きてすぐに…騒ぎすぎたと思った。久しぶりに父さんと朝からバタバタしたし、朝方も急に冷える。すねを舐めた理由は……、よく分からん…。
やはりこの季節というのは体調が悪くなるもんだ。
「犬でもか?」と父さんは…体弱い仲間…が増えて嬉しそうに聞いてくる。
そりゃそうや、いつも元気やと体が壊れる。考えてみてや、あの暑い夏を乗り切った後やで…。少しはおとなしくせんとあかんよ…という体のサインが出てる…。
「おかづ…まだ1才なのにわかってるなぁ…。でもな…吐いたのは腹減ってたからやろ…?」
ほとんど本能で生きてるからな…。
「教えられるわ…」
本能の一つ教えるで。父さんも母さんも気をつけなあかんよ…。
まず「何でも食べること」と、ちゃんと「運動すること」
しないと…、衰えて…転けて…怪我して…動けんで…衰えて…転けて…怪我して…動けんで…衰えて…。と延々続くことなるよ…。頭もまわらんで…。
「………!」
「よ~し、わかった…運動がてら今日は木を切ろう…伸びすぎて隣の敷地に入ってる」
うん…、ええと思う……。運動にもなるし、きれいになるし…。でもな、ほんまに用心せんと…怪我するで…。
秋分を本能で知る犬の念
さすがやな…
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