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せっかち人間がマインドフルネスに興味をもった話。

どうやら私はせっかちらしい。

日々の忙しさの中で、常に何かに追われているような感覚があり、タスクを次々にこなしていくことが当たり前になっている。

そんな中、「マインドフルネス」という言葉を耳にする機会が増えた。
せっかちな自分にとって、マインドフルに生きることは果たして必要なのだろうか。

マインドフルネスとは、「今この瞬間」に意識を集中させることで、ストレスを軽減し、冷静な判断力を養う手法だという。
現代社会では、多くの人が日々の生活で感じる焦りやストレスを軽減するために、マインドフルネスが注目されている。

しかし、せっかちな自分にとって、そんな「ゆったりとした」時間の過ごし方が本当に役立つのか?そんな疑問があったのだ。

せっかちな性格のメリットとデメリット

せっかちな性格には、いくつかのメリットがある。たとえば、決断が早く、行動力があるという点は、仕事や日常生活に役立つ。短い時間で多くのことをこなす能力は、効率的な生活スタイルを支えてくれる。しかし、一方で、常に焦っているような感覚や、落ち着きのなさからくるストレスや疲労感も無視できない。

また、せっかちな性格が原因で、頭の中が混乱しやすく、冷静さを欠く場面もある。特に忙しいときには、心の余裕を失いがちで、それがミスや感情の不安定さにつながることもある。

こういう状況、もちろん改善したい。そのためにはやはり、何らかの方法で心の余裕を持つ必要があるのだろう。

せっかちにできるマインドフルネスってあるの?

では、せっかちな性格を持つ自分が、どうやってマインドフルネスを日常に取り入れられるのか。色々と調べてみた。

実際のところ、マインドフルネスの実践には長い時間を必要としない。たとえば、以下のような方法があるらしい。

1.深呼吸を「意識」だけする

短い休憩の合間に、深呼吸を数回行う。ほんの数秒でも、呼吸に集中することで、気持ちをリセットする効果が期待できる。

2.移動中をうまいこと活用する

通勤や移動の際に、スマホばかりを見るのではなく、周りの景色や音に意識を向ける。例えば、電車の中で目を閉じて周囲の音に耳を傾けたり、自分の体の感覚を感じたりすることで、頭の中をクリアにする時間を持つ。

3.マイクロ瞑想をする

数分間だけ目を閉じて、自分の呼吸や体の感覚に集中する。これをマイクロ瞑想というらしい。短時間であっても、このような瞑想を日常の中に取り入れることで、心を落ち着ける効果が得られる。

4.一つのことに集中しようとしてみる

マルチタスクを避けて、一度に一つのことに集中する時間を意識的に設ける。これにより、注意散漫にならず、物事に対してより深く集中できるようになる。…というのだが、正直私には難しそう。

半信半疑で少しずつ取り入れてみようと思う

結局のところ、マインドフルネスは大げさなことではなく、日常の中で少しずつ意識的に取り入れていけるものらしい。

正直、せっかちな性格は変えられないだろう。でも、その特性を活かしながらも、マインドフルな生き方を少しずつ取り入れていくのは「アリ」かもしれない。

焦らず、少しずつ自分のペースで進めることで、新しい視点や心のゆとりを得られるかもしれない。

自分にとって、マインドフルネスは新しい挑戦だが、それが日々の生活にどのような変化をもたらすのか、試してみる価値はまあまあありそう。
少しずつ、無理のない範囲で取り入れて、心の健康を保ちながら過ごしていきたい。


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