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マネーフォワード福岡開発拠点の5年間の軌跡とこれから~後編~

こんにちは!マネーフォワード採用担当の新井 志奈です。

このnoteでは・後編の2部構成で福岡拠点の歩みとこれからについて紹介します。
前編では福岡拠点の立ち上げと拡大を担ってきた拠点長、マネージャーと共に、5年間の歩みを振り返りましたが、後編では福岡開発拠点長である黒田の当時の想いやこれからの未来について紹介していきます。

Q.なぜ福岡だったのでしょうか?

黒田:2017年の拠点立ち上げを検討していた当時、マネーフォワードではエンジニア採用に課題がありました。事業拡大によりプロダクトも拡充しており、エンジニアメンバーを増やしていきたい状況だったのですが、東京1拠点だけの採用だと限界があり、地方拠点立ち上げの話があがりました。

他にもいくつか候補(関西など)がありましたが、誰が立ち上げるかという観点で、僕自身もいつかは出身地の九州に戻りたいという気持ちがあり、福岡で立ち上げることを決めました。

当時のマネーフォワードは社員数が200~300名くらいの規模で、事業推進本部の地方支社はありましたが、福岡開発拠点が初めての地方開発拠点でした。

Q.当時の福岡の状況は?

黒田:僕は佐賀出身で、大学、大学院が福岡だったのですが、新卒の2008年頃はWeb系のIT企業がほとんどない状況でした。

その後、拠点立ち上げ検討当時の2017年ごろは、LINE FukuokaさんやGMOペパボさんなどが福岡にオフィスを構えていました。拠点開設前に視察させていただいた際に、Web系の企業がすでに進出している、という話を聞きました。僕が福岡でエンジニアの採用をやっていきたいと話した時には、当時社外取締役だった方に「福岡はもうレッドオーシャンだよ」と言われて、僕はすごくビビッて「本当に採用できるのかな」と不安でした(笑い)

Q.拠点立ち上げ当初の様子は?

黒田:最初は、東京で立ち上げメンバーを採用することからスタートしました。東京で採用して、僕と一緒に福岡へUIターンしませんか?と声掛けしたんです。その結果、2名入社してくれることになり、僕と当時新卒3年目だったメンバーと2人で最初に福岡に乗り込んで、後からもうひとりの入社者と合流する形でスタートしました。

立ち上げ初日の2017年12月1日は、朝の5時にフェリーで門司港に着いて、そのままバイクで当時のシェアオフィス(The Company)に出社したことを覚えています。
最初に上京するときも同じくフェリーで東京に向かったので、10年ぶりにこうして戻ってくるのはすごく感慨深い気持ちでした。

フェリーで門司港に到着した日の写真

シェアオフィス内の椅子2つしか置けないくらいのスペースで当時はスタートしたのですが、立ち上げ当初から2名も入社してくれて、一緒に福岡へUIターンしてくれるだけで本当にありがたいと思いました。

当時のシェアオフィスの占有スペース

Q.どうやって組織規模を拡大してきたのでしょうか?

黒田:一時期は正社員のメンバーよりも、インターンの大学生の方が人数として多い状況でしたね。大学生インターンを雇って戦力化していくために、当時は僕1人で4人分の育成をしていました。
そこから、現在福岡開発拠点でPay事業本部プロダクト開発部の副部長を担っている市川君とか、今名古屋開発拠点長をしている長島君とか福岡拠点からマネーフォワードで活躍する新卒が徐々に出てきました。

2017年6月にビジネスのメンバーと合流してオフィスらしいオフィスを福岡に構えることになりました。とてもいい場所でやっと自分たちの居場所ができ、そこからは毎年順調にエンジニアの採用ができるようになってきました。拠点立ち上げ初期に短期離職してしまったメンバー以外、正社員は誰も辞めず、どんどん組織が大きくなってきました。

特に、メンバーが友達や大学の知り合いなど、自分のネットワークからリファラルで「マネーフォワード福岡拠点で働かない?」と誘ってくれるようになったことが、採用がうまく回りだしたきっかけだと思います。

Q.福岡開発拠点の好きなところは?

黒田:やっぱりメンバーの人の良さです。一体感があって、みんなで一緒にやっていこうというチームワークを大事にする気概があるところが好きですね。

あと、地方拠点でありながらも、新しいプロダクトもどんどん生み出していくところも魅力ですね。実は、福岡開発拠点で誕生した『マネーフォワード Pay for Bussiness』につづく新しいプロダクトをつくることも検討しています!

福岡拠点のメンバー(5周年記念のイベント)

Q.最後に、これからの福岡開発拠点への想いを聞かせてください!

黒田:そうですね、やはり「福岡を代表するようなエンジニアがそろっている開発拠点」というように認知されたいな、と思っています。
ここ数年のエンジニアの採用数は、多分福岡のIT企業の中でも有数だと思います。
組織規模を今の倍近くに拡大し、福岡のランドマークにオフィスを移すことが目標で、そこで「マネーフォワード福岡拠点って、優秀なメンバーが集まっているよね」というようなプレゼンスを福岡で発揮していきたいなと思っています。

あと、今エンジニア組織の英語化に取り組んでいるので、組織的にもグローバル化を目指していきたいなと考えています。

未来を見据える黒田さん

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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