見出し画像

僕もやった! 日本人が陥りがちな英語学習の挫折ポイント

「趣味を通じて英語を学ぶ、TriPal(トリパル)」を運営している、株式会社linK&Relations代表の関根です。英語学習サービスを提供していると、お会いする方々から決まっていただく質問があります。

それは、「どうやって勉強すれば、本当に英語を話せるようになるの? 英会話力UPのための効率が良い勉強法とは?」というもの。

そうした質問をくださる方のお話を伺っていると、どうやら皆さん「英語学習に挫折するポイント」は、概ね共通しているようです。

そこでまず今回は、自己紹介を兼ねて、僕自身が実感した、「日本人が陥りやすい英語学習の挫折ポイント」を2点ご紹介したいと思います。

日本人が陥りやすい英語学習の挫折ポイント1:

むやみに高い目標をたててしまう意外とよくあるのが、「ネイティブレベルの発音と英会話力」を目標にしてしまうケース。
ご自身がそう宣言しているわけでなくても、「自分はネイティブレベルじゃないから 英話ができる とは、人に言えない」と、知らず知らずのうちに自分のゴールを「ネイティブレベル」に置いてしまっているケースは非常に多いんです。

でも、ちょっとしたコミュニケーションを取るのに、ネイティブレベルの英会話力は必要でしょうか?日本人に限らず、海外法人のトップや政治家であっても、発音がネイティブレベルではない方は大勢いますよね。その方々は、それでも全く問題なくビジネスや交渉ができています。

そこで、おすすめなのが、目標とする英会話力を「外国人と、ちょっとした世間話ができるレベル」に置いてみることです。


ネイティブレベルになるには、発音、リスニング、文法 と覚えることが沢山あって、果...てしなく遠い道のりですが、「ちょっとした世間話ができるレベル」なら、無駄なく目的にフォーカスしたトレーニングをすれば、そこまで遠い道のりではありません。

日本人が陥りやすい英語学習の挫折ポイント2:

インプットを重視でアウトプットしない僕自身は、中高大と一般的な学校での英語教育を受けた以外は、英会話スクール等に行くこともなく20代後半を迎えました。そして、必要に迫られて20代後半にゼロから英会話の練習をスタートしたんですが、1年程度で、「英語でちょっとした世間話ができるレベル」になったと実感しています。

でも、英会話を始めた当初は、全然成果が出ませんでした。
数々の参考書に手をつけ、沢山の英単語や文法をインプットし続けましたが、覚えたことをすぐに忘れてしまい、全く成長実感がない日々。
成長実感がないので当然、「まだ全然話せるレベルに至ってない」と思っていましたし、実際に外国人と会話をすることもありませんでした。けれど、それが間違いでした。
必死に覚えた単語もフレーズも、文法も、使わないからすぐに忘れてしまうんです。

大切なのは、
アウトプットの量

インプット偏重でアウトプットの機会がないと、必死で詰め込んだインプットが自分のモノにならないんです。

僕は、言語習得は、スポーツに非常に近いと思っています。バスケのルールやドリブルの方法を1時間みっちり座学で教わったところで、コートに出て即ドリブルができるようになるわけはないですよね? ダンクシュートのコツを座学で教わったとしても、コートでそれをできるかどうかは別物です。

当たり 前ですが、頭で覚えているだけではダメ で、スポーツは実際に体を動かして初めて身につきます。

実は、言語も全く同じで、耳や口、体をフル活用して初めて身につくんです。僕自身は、このことに気づくまで半年くらいかかりました。このポイントに気づ いた後は、まずオンライン英会話を習い始めました。それから、勇気を振り絞って外国人との交流機会をつくりました。すると、そこからは見違えるように話せるようになっていくのを実感しました。本当です。

やはりシンプルが一番。

効率良くインプットし、沢山のアウトプットをすることで、それまでの半年間が嘘のように、使える英語力が身についていきました。このルーティンができてしまえば、あとはやり込むだけです。

次回は、「英会話力UPのための効率の良いインプット方法」についてご紹介したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?