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なみえ

2年生になってから、本格的に浜通り地方と関わることになった。
今回訪れたのは浪江。


私のモノの見方

- まちの見方

『生活の営みを感じるのは何か』
インターン中に考えていたことの1つ。

今回は「看板」に注目して町を見ていた。


私の視点

今回注目したのが「看板」

看板はその場所や建物があることを表す。

しかし「看板は残っているけど、建物は無い」
ということもある地域で、
看板1つにも面白さが見えるのではないか。
と考え、注目した。

 

営業時間を見てみるのも面白い。
飲食店はやっぱり日曜日が休業日。

  • 道の駅
    ・スーツ姿、作業員姿の男性。
     お昼休憩の場としても利用されている。

    ・年配のご夫婦が何組か。
     GW前だからなのか、普段から訪れる方なのか。


しぼんでいくうけどん …

- 震災遺構の見方

2度目の請戸小学校に。
インターンに行ってすぐ、2月上旬に訪れた請戸小。

初見のときの見方とどう変わるのか。
という問いと共に、
同じ見方ではいけないとも思っていた。

この町を震災の町として見てしまっている自分を
すごくイヤだと思って過ごしているから。

今回は「展示」としてどう残されて、
どう見せているのかに注目して回った。


震災遺構浪江町立請戸小学校

風の強さは以前と同じくらい強かった。
しかし波の音が今回はすごく聞こえた。

今回は「震災遺構<展示物」として
見ることができたのかもしれない。

まだ新鮮な視点を持っていたいけれど、、

- 海の見方

「海が怖い」それに変わりはない。
ただ、海での思い出ができたから。
怖いだけじゃない思い出になったから。

これは放射線の問題と
少し似ているのかもしれない。
安全と安心の違い。

海に対して100%の安心はできない。
でも私はここでの思い出ができて、
少し安心に近付いているのかもしれない。



いろんなことを悩んで考えている中でふと
「富岡で降りてしまおうかな」と思ったり。
富岡なら、なんだか受け入れてくれるような気がした。

富岡から離れてみて、
富岡には行きたいし、好きだけれど、
富岡は生活することが何よりよくて。

私の中での住みたいの基準は、
安心できる人がいることなのかな。
と、ふと思った。


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