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合唱メインの脚本

今日、所属している合唱団のコンサートがある。今回は別の合唱団との合同だが、所属している合唱団の単独ステージにてアトラクをする。アトラクとは、ちょっとした演劇だ。

自分は演劇団体の脚本をよく書いているのだが、合唱団の脚本は演劇の脚本と少し違う。

通常、暗い出来事があった者、怪しい人物、敵などは下手(しもて)から登場させる。逆に、明るい出来事があった者、優しい人、味方などは上手(かみて)から登場させる。

だが、合唱団のアトラクはあくまでも合唱メインの脚本だ。ソプラノ側にいる女声メンバーは下手、バス側に男声メンバーは上手という風に決まっていた。

それからストーリー。演劇メインの脚本では自由に決められるが、合唱メインの脚本となると先に曲が決まっているため、どの曲の合間にどんなストーリーにするのか考えないといけない。キャストは合唱団メンバーの中から募集し、名乗り出たメンバーでやっていく。オーディションは、なし。やりたい人がやりたい役を演じていい。と言いつつ、なかなか名乗り出るメンバーがいないと、脚本を書いた団長から声がかかることも。

そう、今回自分は合唱団の脚本は書いていない。が、初めて脚本を見せてもらった時にいろいろと通常のものとは異なり、いつか自分も書いてみたいな、と思った。

社会人合唱団はなかなか集まる時間がなく、練習時間が圧倒的に足りなかったが、お蔭で先月今月はとても充実したものとなった。

今日の本番が楽しみだ。いってきます。

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