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早く書け!

締切日が近づき、きっと編集担当者もハラハラしている頃でしょう。原稿用紙は真っ白……というわけではございませんが、強いて言えば黒に近い灰色でございます。

言い訳はたくさんあります。
まず、前回の記事を読んだ人は分かると思いますが最近アレルギーに苦しんでおりました。夏季休業期間は思っていたより健康状態がよろしくなかった。

次に、たくさん旅行していたということ。
あれ? 健康状態よろしくなかったっていう割りに元気では? 鋭い読者よ。その通り。
遊ぶ時間があったのに書く時間がなかった、などとはとんでもない言い訳ですね。はい。すみません。その通りです。

黒に近い灰色、と書いたのは一応書けてはいるのです。あらすじもキャラクターも、序章から最終章まで決まってはいるのです。

じゃあもう出せよ。締切に間に合うことのほうが大事だろ。そんな心のツッコミが聞こえた気がする。

でも、実は迷っているのです。2作品、中途半端に書けてしまったせいで。どちらを出すべきなのか。2作品とも読んでもらって児童文学会のメンバーに意見をもらいたい。

2作品出すにしろ、1作品を出すにしろ、もう少しだけ直したい。ただ拘りすぎると締切日を過ぎてしまいそうだ。

そこで、児童文学会メンバーのグループLINEに意気込みを書いた。おそらくメンバーの方々は何故夜分に他愛も無い雑談を? 出すならさっさと書けばいいのに、と思っただろう。自分の中でこうするぞ! と決めるだけでは怠惰な未来の自分がやる気に満ち溢れていた過去の自分との約束を破ってしまうかもしれない。それで、宣言することにしたのです。

ここまで読んだ賢い読者の方ならお分かりでしょう。この記事を書いたきっかけも、そう。宣言です。絶対に間に合わせてみせるぞっていう。

そんなことより早く書け!
頑張れ自分。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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