鎧を着た消防士
角の正体
巨体を揺らしてゆっくり歩くサイ。最初に目に飛び込んでくるのはやっぱり立派な角だ。"ざんねんな生き物辞典"で、実はこの角はただのイボだ!と掲載されて驚いたことは記憶に新しい。成分としては髪の毛や爪と同じだ。角が削れてしまっても、また再生される。
ちなみに、伝説のユニコーンは大昔のサイがモデルになっている。ということは、ユニコーンの角もただのイボということになるのだが、誰しもそれを許さないだろう。
◎ 撮影地 : よこはま動物園ズーラシア
森の消防士
もし山火事が起こったら、サイが大急ぎで火を踏みつけて消しに来てくれる。不思議なことに、インドやマレーシアではそんな神話があるそうだ。実際、事実かどうかはわからないのだが、炎に負けないように大きな鎧を着て頼もしい消防活動をしてくれそうだ。
ちなみにインドサイは別名「ヨロイサイ」と呼ばれているのだが、甲冑のようなかっこいい風貌である。実際に猛獣たちに襲われても、鋭い爪は鎧の皮膚から弾かれてしまう。そんなことから、昔の人はこの硬い皮膚で実際に鎧を作ったという話もあるのだ。うーん、重くて闘いどころではなさそうだ。
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