受賞歴も何もない私が18歳でプロバレエダンサーの夢を実現させた話 9
こんにちは!ゆうきです。
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受賞歴も何もない私が18歳でプロバレエダンサーの夢を実現させた話 8
では、私のバレエに対する思いが最骨頂に達した頃のお話を書きました。
そして今回ついにバレエ団に合格!夢が実現した瞬間です。しかしオーディションを受け続けたこの約半年間は現実ばかり突きつけられてそう甘いものではありませんでした。
【18歳】
高校3年生。
本格的に高校卒業後の進路を考える時期になりました。
これまで海外にも興味のあった私ですが、言葉の壁、金銭面、160センチにも満たない自分の体の条件、ポテンシャルの素晴らしい方々に勝てるわけのない自分の踊りのレベル、全てを現実的に考えた結果、日本のバレエ団に入団することを決めました。
それから毎日のようにバレエ団のホームページを開いては新規団員オーディションの開催日程が公開されていないかチェックして、公開されていたらすぐに申し込みました。
最初のオーディションは9月でした。結果は団員ではなく研修生としての合格。そこは研修生として成果を出せば団員に昇格できる場所です。でも私の希望通りではありません。
その後も10月から2月までオーディションを受けては不合格ばかり。書類審査さえ通らなかったオーディションもありました。
私が受ける予定だった6つのオーディション全てを受け終わりました。届いた結果は全て不合格。
この時すでに3月です。高校の卒業式も迫っています。正直もう無理だと思いました。諦めて9月に受けたオーディションで合格をもらった研修生として頑張っていくしかない。
結局私なんてこんなもん。160センチに満たない小さな体。白鳥の翼のような長い腕もない。高い腰からスラッと伸びた脚もない。審査員をあっと言わせるテクニックもない。
こんな私がプロなんてなれるわけがない。ただの憧れだったんだ。夢見てたんだ...
そんな時、私のスタジオの先輩が「ゆうきこのオーディションは受けた?」と、あるサイトを見せてくれました。
バレエ団のオーディションです。見逃していたオーディションがあったのです。申し込みはすでに始まっており、開催日も迫っていました。
このオーディションに私の全てをぶつけるしかない。
そう思いました。諦めていた私の心に火がつきました。
最後のオーディション当日。
このチャンスを逃してたまるものか!やってやるから見てろよ審査員!そんな心境でした。
結果は合格。
これが私の夢が実現した瞬間です。
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