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初めて絵で仕事を獲得したときのポートフォリオ用の絵の作成について(ちょい毒舌注意)(ごめんね)

【前回まで】
イラストで絵の仕事をしてみようと思うまでの過程と、
絵で仕事をしようと思う前の絵の実力について書き綴りました。


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実際にココナラに登録するまでは、ココナラやランサーズで素人が絵でお金を稼ぐということは、アイコンや似顔絵を描いて売ることだと思っていました。きっと1個500円くらいで。

そう思いながら、ココナラのサイトのお仕事探しのページを見ていると
【広告漫画作成】【YouTube漫画作成】のお仕事がたくさんあることに気づきました。

この2つにわたしがもともともっていたイメージは↓

①【広告漫画】→美容、教材、企業の宣伝などでよくみる漫画。プロのイラストレーターの仕事のイメージ。

②【YouTube漫画】→YouTubeでたまに見る、あるあるネタや○○をするとどうなるのかネタの,なんかヘタで雑な漫画だけど、ついついクリックして見たくなる高度な暇潰し商法のイメージ(酷い言いぐさですいません)


何を隠そう私は、それまでの5年くらいはYouTubeで動画を見るのが大好きでしたし、好きなユーチューバーの動画は毎日更新されるのを楽しみにしてらような、YouTube文化にどっぷりひたひたな人間でした。でも漫画動画は特に見てなかったです。

そこに、YouTube漫画の大量募集。
「これやー!!あんまり上手くなくてもいいやつ!!」

そう思いました、正直に。
あとから分かることですが、有名チャンネルの絵師様がたは、とても上手くて、下手ではないです。尊敬しています。自分もYouTube漫画を描く立場になった後に分かることですが、「この人達は、本気の1枚絵は神絵だけど、YouTubeだから雑に描いてるんだ!」と理解しました。


(広告漫画はハードルが高くて無理だと思っていましたが、実際にお仕事募集の要項を読んだり、絵師の出品ページにいくとあまり上手ではない人も広告漫画描いてますし、YouTubeの美容広告動画みても、ぜんぜん上手くなかったので、
YouTube漫画以外の、広告漫画にも提案出してました。)



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「いけるな」とは思いましたが、実績ゼロなのでとりあえず自分のアイコンとサンプル絵大急ぎで作りました。
iPadが届いたばかりですので、クリップスタジオの使い方を学びながら、自分のプロフィール用のアイコンを描きました。

うん、それっぽいですねw
絵描きや、ライターさんのアイコンはペンを持ってることが多いです(笑)あるあるです。
明るく、仕事に真面目そうな雰囲気が出てますね。就活の時の証明写真を撮る気持ちで描きました。下手だけど、この時点ではとりあえず大丈夫です。


そのあとサンプル絵を描きました。
YouTube漫画を目指して、このように描いたようです。↓

それっぽくていいですねw
ヘタですが十分です(笑)今見ても十分です、なんなら背景描いてて偉いです(笑)
漫画動画のサムネイルの感覚がこの頃すでにあったのでしょうか、2コマ漫画で、女の子に引きまで作ってて不思議です(笑)
それほど、世に出てる漫画動画はテンプレ化してたんだと思います。

とりあえず、プロフィールアイコンとこのサンプル絵をココナラに登録して、絵師募集のページで自分にできそうな仕事を探していきました。

どうやら提案を出すということが必要みたいで、依頼者が求めてるっぽいサンプル絵を1枚ずつ描いては提案、またサンプル絵を描いては提案していきました。

↑好感度狙ってますね、ゲスい漫画は嫌だったのでしょう(ゲスい内容の漫画動画いっぱいありましたもん、いまもあります)

↑これは結構、、、広告漫画案件を狙ってる雰囲気出てますね(笑)爽やかを演出してます。

↑サラリーマンが主役の漫画動画が多かったので、スーツ男子の絵を描いたようです。

↑旬な人の似顔絵も描けますアピールしてるようです。

↑いろんなタッチで描けますアピールしてます。

↑漫画案件目指してますから、漫画のサンプルも作ってました。シンプルで当たり障りのない好感度を意識してたと思います。何度も言いますが、まったく上手くはないです。


ココナラに(2020/03/16)登録して、数日でそれっぽいサンプルを何枚か作り、
プロフィールには正直に
【駆け出しですので、激安で漫画描きます!】と描いて、ハードルの低そうな案件にどんどん提案をしました。

ココナラで絵師を募集してる人は、とにかく安く描いてくれる人を探してるようですので、すぐメッセージが届きました。提案金額の設定の仕方が分からなかった私は、安すぎないか?と思いながらも、お勉強代だと思い、10コマの広告マンガを2000円くらいで契約しました。(2020/03/24)何度かメッセージのやりとりをして、2日ぐらいで10コマ漫画を描き、無事に納品完了することができました。(2020/03/27)

初めて絵でお金を稼ぐことができました。
報酬は安いけど、ものすごい興奮状態だったと思います。

その依頼主からは次回の仕事のお誘いはなかったですが、まあ、別に落ち込んでる場合ではないです。
まずは実績一件を獲得です。

中学生の時に漫画家への夢は無理だと悟り、
5年間英語の勉強をしたのに全く成果を感じず、その夢を諦めた直後、
わずか10日で初報酬を得たのですから。

やってみるもんです。

ポイントは【相対評価】と、クライアントのニーズを募集要項から読み取る力です。
私は(漫画家にはなれない。イラストレーターは上手いのに稼げない職業)と思っていましたが、いま大流行中のYouTube漫画は、【募集が沢山ある上に、世に出てる漫画の絵が自分の画力とあまり変わらない】ということがわかり、勇気が出たのでした。

このあとどんどんYouTube漫画の世界にハマっていくことになるんですが。。。


次回は【ココナラとランサーズでどんどん絵の案件を受け始めた】について綴ろうと思います。


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