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【副社長ブログ】✖マークのこだわり The dark side of the X

副社長の穴井です。
3回目の登場です。

今日は音楽でも聴きながら読んでもらえたらと思います。
曲はブルースの名曲「クロスロード」。
ロバート・ジョンソンがベストでしょうが、クリーム(若きクラプトンの名演奏)やレイナード・スキナードなんかもよろしいかと。
え、誰だ、こいつら?と思ったら、ネット検索してみてください。
ロックの歴史の重要メンバーに出会えますが、ま、別に知らなくていいことです…。

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◎ロバート・ジョンソン

なんで✖マークなわけ?

ジーエークロッシングの会社ロゴは✖マークです。
クロッシングの英文の頭文字のX(エックス:本来はC)とも見えますが、これは明らかに✖(クロス)、つまり2本の等しい形の線分が90度に交わる、図形としての✖マークです。
意図するのはクロスロード(交差点)です。
多くの人が行き交い、出会う、あの交差点です。

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このマークが表現しているのは、出会い・発展・連携です。
線の交わりが「出会い」、4方向に延びていく線が「発展」です。
そして、「連携」は、「出会い」が連なりあうことで、人のネットワークが広がっていくことをイメージしています。
時代的に、インターネットが発達して、世界がネットワーク時代になったことも象徴しています。なかなかよくできたロゴだと思いませんか?

しかし、このマークをパッと見た人の多くが思い浮かべるのはどちらかというと「バッテン」のイメージかもしれませんね。
実はその要素も意図しています。反骨的というかパンク精神ですね。

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業界における反骨心とパンク精神としての✖

かつての広告業界は、少数の超大手の広告会社と印刷会社に牛耳られていました。大半の広告制作会社が、それらの会社の下請けとして存在していました。
高い制作料を払ってくれて、仕事をどんどんくれるので、制作会社としては経営がラクだったのは確かです。しかし、会社としての自立性はなく、奴隷のように扱われている会社も少なくありませんでした。
そんな中で、ジーエークロッシングは広告代理店に頼らずに、独自に仕事を確保する道を歩んできました。カッコよく言うと独立系(インディーズ)ですね。

大手クライアントの仕事をしようとすると、どこに行っても、帝国のような超大手広告会社が立ちはだかってきます。
しかし、コンペなどを通じて対等に戦い、簡単ではありませんでしたが、それらの大手クライアントの仕事を確実にゲットしてきました。

時代が変わり、広告業界が激変しました。その中で多くの制作会社が消えていきましたが、独自路線を歩んでいた当社は生き残り、今も成長を続けています。
その原動力になっているのが、小さくとも独自路線を貫き通そうというインディーズ魂で、それが✖マークに象徴されていると言っていいでしょう。

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◎入口の取っ手がXマークになっている(東京オフィス)

決して丸くはならない。矛盾する魅力も含んだ✖

日本人は、和を尊ぶ意識が強いので、企業のロゴは伝統的に「丸」や「円」や「輪」をモチーフにしたマークが主流です。
それに対して、真っ黒なバッテンマーク、というのは人によってはギョッとするかもしれませんね。会社のロゴとしてはいかがなものか?と。
しかし、業界の常識や慣習に囚われずに、独自路線を歩みつづけるぞ、という、とっても前向きな意思表示です。
とは言いつつも、子どもっぽく滅茶苦茶に突っ走ろうとしているのではなく、同時に「出会い」を大事にしています。
会社の独立性・独自性を保とうとすればするほど、偏りのない、幅広くて多様な関係づくりが不可欠なのです。そういうところは大人の会社です。

熱さとクールさ、若さと老練さ、大胆さと繊細さ、仕事と遊び、この✖マークにはクロッシングが内包する多面的な要素も、表しているのかもしれません。
創業して16年、まだまだこの会社は、とんがった感性を忘れることなく、成長し続けています。

では、次回をお楽しみに。

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◎神戸のPIXスタジオの入り口。✖マークが実際には半分しかないが、ガラスに反射して✖マークに見えるようにデザイン。


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