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2022.6.24米国株式市場振り返り

24日の米国株式市場は大幅続伸して終了。景気減速の兆候やコモディティ価格の下落で、FRBが予想ほど積極的に利上げしない可能性があるとの見方が出ていることを背景に、広範な銘柄に買いが入った。

S&P総合500種が約3%上昇し、1日の上昇率としては2020年5月以来最大となったほか、S&Pの11業種全てが少なくとも1.5%上昇した。

FRBがインフレ対応に積極的な利上げを行う中、米経済が景気後退に陥るとの懸念から株価が下落していたが、今週は持ち直していた。

米ミシガン大学がこの日に発表した6月の消費者信頼感指数(確報値)は50.0と、速報値の50.2から下方修正され、過去最低を更新した。

フェデラル・ファンド(FF)金利先物は現在、主要金利が来年3月までに3.5%近辺に上昇するとの見方を織り込む水準にある。先週は4%まで上昇するとの見方が織り込まれていた。

個別銘柄では、フェデックスが7.2%高。前日発表の第4四半期(3─5月)の実質利益と通期の利益見通しが、いずれも市場予想を上回った。

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