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丸坊主にして気づいたこと。

今年の6月1日に人生で初めて丸坊主にした。

それを知った人たちから
「なにかやらかしたの?」
「失恋?」「悩んでるの?」
などと聞かれた。

特に理由はなく、
今年30歳になるのでその節目(?)として「やったことないからやってみよ~」くらいの気持ちだった。

僕たちが過ごす社会において「人を見た目で判断しちゃいけません」という言葉?格言?がある。

たしかにとてもまっとうな意見だし、「いやいや別にいいでしょ」と真正面から反論するひともいないだろう。
ただ僕は「人は他人を(意識的か無意識かはさておき)見た目で判断する生き物なんだから許してあげてよぉ」と思う。
まぁでもそれは織り込み済みで、だからこその「いけません」なんだろうけど。

今回、僕は坊主にしたことで「自分の見た目によって相手の判断が変わる」を体感できた。道を歩いていて前から人が来る状況のとき、避けてくる人の割合が増えたのだ。
僕はそのすれ違う状況の対応が結構下手で、見合い状態になることがよくあった。無駄にお互いでサイドステップを踏むやつ。

それが坊主にしてから全くない。

僕が「こっちが避けようかなぁ~どっちかなぁ~」とか悩む距離で既に向こうが避ける体勢になっているからだ。男女問わず。

それを体感してから、ちょっとガニ股で歩いてみたりした。
坊主→怖い→避ける
の連想なんだろうなという雑な推測から、怖いと思ってるのであればそれに乗ってあげましょうと(なんのためとかない)僕の中の怖いひと像を演じてみた。

となったところで、自分が「ガニ股坊主=怖い」と思っていることに気づいた。無意識の見た目の判断が意識のゾーンに入ってきたのだ。
それに気づいたところで僕の中で何かが劇的に変わることはなかったが、やっぱり見た目での判断ってあるよな。という再確認になった。

僕はモテたい。すっごく。

今まではそこに対して漠然と思うだけでなにかしたことはなかった。
だが、今回の経験で自分の見た目を調整すれば相手に与える印象が変わることをはっきりと体験できた。

だからこそこれからはモテる見た目を追求していく。

していきたいと思う。
していけたらいいなぁ。

髪が伸びてから。

wakuta