200919「Red」見たよ。

掲題の通り、今日ネトフリで「Red」を見たよ。

4連休だから映画結構漁ってて、珍しく邦画をよく見てるの。
先週「ヒトリシズカ」っていうドラマ見て、夏帆さんの可愛さと演技力から引き込まれてキャストから映画漁りしてる。
その中で見てみようと思ったのが「Red」。

夏帆さん、間宮さん、妻夫木さん、榎本佑さんを中心に繰り広げられるヒューマン系映画かな？（ジャンルってあんまり詳しくない。）

※以下、個人の感想になります。ネタバレあります。

まず良かった点、キャストの豪華さと演技力の高さ。
キャストの豪華さは見ての通り。
演技についてまったく専門の知識はないから偉そうなことは言えないけれど、表情や喋り方、しぐさひとつで、鑑賞している側もドキドキする空気になる。夏帆さんと妻夫木さんの濡れ場が最高に良い。特にラスト。
私は正直涙流した。
もうすぐ死ぬと分かってるセックス。死ぬって分かってるからこそ愛してほしくて、愛したくて、体重ねるんだろうな。っていうのがすごく伝わってくる。生涯で一番愛した人がもうすぐ死ぬって時、愛情表現伝えたい気持ちが伝わってきて、とてつもなく切なくなった。
まあ現実離れしている内容だけど映画だからこその味だし、現実で起きていたとしても最高の愛情表現だし、理解できたからとっても最高に良かった。

次に悪かった点、現実味がない。
良い点で挙げた「ラストの濡れ場」も上記の通りで、私としては「映画だからこそ」っていうのが強いんだよね。それよりも、もうすぐ死ぬっていう白血病の人が雪の中に車から降りて、来るか来ないかも分からない好きな女待つか？連絡してなくね？っていう話の繋がりが分からないところがあった。死ぬ間際なのに元気なのって映画あるあるじゃないですか？いいんですよ、それはそれで面白いんです。
連絡してないけど、なぜかそこに愛した人がいる。憧れるシチュエーションだなあ、というところで、現実感はあまりないよねという何ともない点です。

最後に全体として、私は好きな部類の映画だし面白かった。
切なくてて心臓がキュっとする場面が多々あったかな。
壮絶な不倫ストーリーではなくて、昔の恋人と静かに愛し合うっていう感じが大人の物語に思えた。

今の彼氏が白血病になって死んだらとか、そんなこと考えながら見てたから泣いたのかも（笑）