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次の人類の進化は「仮想社会の実現」である

僕らは、「仮想社会」の実現を目指している。

「仮想社会」が実現されるとどんなワクワクした社会が誕生するか
僕は昔からSFの世界が好きだ。小学生の時に見たマトリックスの世界、そしてそれからソードアートオンライン、レディープレイヤーワンの世界。攻殻機動隊、マクロス、ガンダム。アニメとSFが好きだった僕にとって、拡張現実や、仮想現実は、ありえないほど心がドキドキするものであった。マクロスのシェリルやワルキューレのARライブ、ソードアートオンラインのVRの世界。もしそのような世界が訪れるのであれば、人類のワクワクはもっと増えるし、誰もがSF世界に夢見た、世界が訪れる。それは夢のような光景であると思っている。
と同時に、その世界での金融基盤とは?と考えるようになった。デジタルアセットの価値はどう担保されるのか、その中で人類はどのような金融システムを用いてるのか。それが、ブロックチェーンの力で資産性を持つ、また通貨を持つことになる世界を知った時、僕はすごく感動したのを覚えている。

■  僕らが仮想社会を実現したい理由
トマス・クーンが提唱した「パラダイムシフト」という概念がある。科学の歴史はつねに累積的なものではなく、断続的に革命的変化であるというものだ。近々だと、PCの流通、インターネットの進化、スマートフォンとSNSの普及によって新しいパラダイムが生まれてきた。

PCの流通時代にはIBMやヒューレット・パッカード, そしてソフトバンク、インターネットの進化時代にはYahooやGoogle, 日本だと楽天や@コスメ, ZOZOTOWN。スマートフォンとソーシャルの進化によってAppleやFacebook, Twitter, メルカリなど、技術の発展により多くの産業が生まれてきた。

国際金融と機織りの大量生産を生んだロスチャイルド, 金融から始まり鉄鋼、鉄道、海運、電気に投資したモルガン家, 鉄鋼王カーネギー, 自動車王フォードなど、古来よりテクノロジーの進歩により産業は生まれてきた。

歴史を遡れば「パラダイムシフト」によって新しい産業が生まれるのは必然なのである。それが同じように起きているだけだ。

ゲーム領域では、GreeさんやDeNAのPCファーストの世界から、スマートフォンのゲーム、パズドラやモンスト、会社で言えばAkatsukiさんやKlabさん, gumiさんなどが「スマホファースト」のゲームを作ることで上場をした。

ではソーシャルとスマートフォンの次の時代、人類はどこへ向かうのか?
それは、「仮想社会」である。今まで変わってきたように、これからはAR/VR, 人工知能, ブロックチェーンが新しい産業になり、新しい文明を気付くであろう。そして新しい産業が始まる時、最初はゲームから始まる。PCの時もゲーム、スマートフォンの時もゲームから始まった。人類は楽しいことが好きなのである。エンタメは面白くなければならない。

ARは拡張現実によるリアル世界との融合、VRは完全なる仮想社会(ソードアートオンラインやマトリックス, レディープレイヤーワンのような世界)、人工知能は人間が無駄な労働を強いることがない世界、そしてブロックチェーンは、今までにない、非中央集権主義の世界を作ることができる。

Non-fungible-Tokenが生んだ今までになかった価値
VR/ARではさらにVR, ARグラスがそれぞれ進化を続け反応が良くなり、画素数がよくなり、VR/ARファーストのものが生まれていく、という想像ができるかもしれない。だが、では「ブロックチェーンファースト」とはどういうことか。それをわかりやすく説明したいと思う。
① Non-fungible, つまり代替不可能ということ
今までの世界では、偽物か本物かの区別に時間がかかっていたが、ブロックチェーンであればしっかりとした証明ができる。そしてそれはデジタルアセットだとさらに効力を発揮する。なぜなら、デジタルアセットに紐づいたまま本物が証明されるからだ。また個数なども指定でき、そのために物質に対して価値が生まれる。いままでの仮想社会が現実にならなかったのは、どうしてもfungibleであり、代変可能、かつコピーができたから資産性が生まれなかったのである。リアルアセットものちのちは変わるだろうが(すでにアート分野では行われている)、まずデジタルアセットからその革命は行われるであろう。
② Decentlize, つまり非中央集権であること
ゲームに例えるとわかりやすいが既存のゲームアセットは「運営」のものだったが、ブロックチェーンゲームにおいてアセットは、「自分」のものである。また、通貨はEhteriumを使っているプロダクトが多く、国産ゲームでも海外ユーザーが多くまさに「ボーダレス」な世界が生まれている。
今まで例えるならば、いくらレアなポケモンを人に売れないし、いくらレアな剣をRPGで手に入れても売れなかったが、ブロックチェーンゲームの世界ではうることができるのである。さらに、①の特徴があり、コピーできず、個数が決まっていて資産性を持っている。ユーザーがゲームアセットを所有できている世界になっているのだ。たとえ運営元が潰れても、いや飽きたとしてもアセットを売ればいいし、ユーザーがアセットを所有している、珍しい世界観なのである。
③ Token-Economy, トークンエコノミーが形成されること
ユーザーが既存企業のゲームとは違い、「資産性」のあるアセットを持ち、非中央集権的に関わるので熱量が高い。そしてそれはのちのち応用され新しい経済圏が生まれるだろう。トークンを発行することによって、その世界独特の価値をうむことができる。(だが、ブロックチェーンゲームの場合、ゲーム内通貨はETHと変換できるものではなく、ERC20ではないことが多い)。
④ DeFi, つまり新しいレンディング/金融の仕組みが形成されること
そしてそうした「資産性」が持つアセットが生まれることによって、暗号通貨ファーストのレンディングの仕組みなどが生まれる。KyberNetworkさんやMakerDAOさんなどの例だ。仮想社会が広がり、人々がアセットを持つことにより、金融システムも発達し、新しい人類の未来になるのだ。リアルアセットやSTOの世界も魅力的であるが、まずはデジタルアセット、その中でもゲームのNFTが時代を作るであろう。

「仮想社会」を生むことが人類の進化につながる
つねに新しい技術が生まれてきたことにより、人類は新しいライフスタイルを手に入れてきた。鉄が使われるようになって、石炭が発明されるようになり、電車が発明され、車が発明され、パソコンが発明され、インターネットが使われるようになり、スマートフォンが使われるようになり、いつの時代もより便利に、生活そのものを変えてしまっている。僕らはブロックチェーンを通して「仮想社会」の実現に対して貢献し、新しい世界を作る手助けをできたらと思う。ブロックチェーンゲーム全体への貢献、DeFiプロジェクトへの貢献、仮想社会に向けたAR/VRのアセットとの協力、またリアルアセットへの導入。人類が新しい時代を迎えるために、僕らは全力で取り組んでいく。


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