一番大切なものを手に入れる具体的方法
今回ご紹介するのは『あなたにとって、一番大切なものーフェラーリを手放してお坊さんになった男ー』ロビン・S・シャーマン/PHPです。
お勧めの本として、勧められました。出版は2004年、有名な自己啓発本なので、表紙やタイトルにご記憶のある方もいらっしゃるかもしれません。
文章は、自己啓発本、スピリチュアル特有のものがありますが、実行する方法がタスク管理そのものだったので、対象個所を引用しながらタスク管理について書きます。
本の内容
仕事に燃え尽きたハーバード大卒敏腕弁護士が、全財産を手放してインドで再生し、その思想を同僚に伝える物語。「人生の目的」や「つまらない日々の改善法」を精神的に、実行方法を具体的に教えてくれます。
継続こそが変化を生む
手っ取り早い方法では、効果がないんだよ。永続する内面の変化を起こすには、時間と努力が必要なんだ。継続こそが変化を生む。
どんなに良いことも継続しなければ結果はでません、悪い習慣はやめ続けなければ効果はでません。継続することが多くの場合、変化や結果を生みます。
手っ取り早い方法でも変化を感じられることもありますが、効果が限定的であったり、とてもお金がかかったりすることが多いです。
継続はとても難しいことですが、タスク管理をすることで、その難しさを軽減できる部分があります。
例えば、書くことによってやりたいことが明確になること、毎日確認することによって忘れずに実行できることなど。
幸福の源は達成し続けること
永続する幸せは、目標を達成しようとして着実に努力し、人生の目的に向かって自信を持って前進することから生じます。
享受することは楽しいことですが、それよりもさらに楽しいことは自分で考えて、行動することです。工夫して、努力する分、喜びにつながり、それらが幸福の源になります。
仕事、プライベート、趣味など何でも目標をもって取り組み、達成していくことことでより幸福感が得られやすくなります。
タスク管理は目標を達成するための便利な道具の一つとして、タスク管理パートナーでは、タスク管理をお勧めしています。目標を達成するための行動を書いていきます。
なので、タスク管理は目標があってこそになります。でも目標設定ってどうするんでしょうか?
目標設定すること
目標設定は、すべての始まりになる。課題や目標を立てるという行為によって、その目的に到達する道で使うことになる瑞々しい創造性が解放される。
幸福の源である目標設定、これがすべての始まりになるということです。
それはそうかもしれないけど、この目標設定というのがなかなか難しいのですね、適切な大きさだったり、数だったりを設定するのがとても難しいと感じています。
そこでお勧めなのが、何度も練習するということです。多くの人は目標を設定する練習をしていないからうまくできないので、何度も練習すれば当然うまくなります。
最初の一歩は今日の目標を立てることをお勧めしたいです。
今日の目標が決まったら何をするかをタスクにしてみましょう。それが第一歩です。
小さなことからはじめる
小さな偉業を達成するのが得意になれば、大きな偉業を実現するための準備になる。
毎朝早起きする、というような簡単な決意を貫くと、目標を達成することで感じる喜びや嬉しさの味を覚える。
よく言われることですが、小さなことからはじめる利点は2つあります。
・達成しやすい
・達成することによって、自信が持てる
目標設定に慣れていない人ほど、大きな目標を設定し、できないという結果になりがちです。時間は必要ですが、小さな目標をたくさん実行、完了していくことで大きな目標にも取りかかりやすくなります。
早起きするという目標を立てた時に、何時に起きるかをタスクにしてもいいし、起きたら何をするかをタスクにしてもいい、タスクは自分の目標を達成するための道具です。道具は自分が使いやすいようにアレンジしていきましょう。タスク管理パートナーではいつでもお客様の相談を受け付けて、その方に合った目標設定をサポートします。
時間への意識
実際は逆で、時間を支配すれば、好きなことをやる時間がもっと持てるんだ。自分にとって、真に意味のあることをやる時間がね。時間を支配することは、人生を支配することにつながる。
時間は大切な資源です。
タスク管理パートナーでは、毎日の通話/メッセージに加え、週次レビューをお勧めしています。
そこのことがこちらの本にも書いてあります。
・週末に時間をとって、1週間分の仕事を整理し、自分の時間を管理する
・プライベートの予定も、自分との約束も書き込む
・毎日の計画を立て、確認する時間を取ることで生産性を高められ、幸せになれる
時間を大切にするというのは、具体的にどんなことをいうのでしょうか?2つ本書では紹介しています。
・最も意味のないことに、人生で意味のあることを犠牲にしてはいけない
・他人に自分の時間を盗ませないために、ノーを言う勇気を持つこと
いわゆる第2領域である、需要だけれども緊急でないことにどれだけ時間をかけられるかということですね。ついつい後回しにされがちなこの分野のことを、自分が無駄だと思っていることに費やさないこと、他人に振り回されないこと、そして他人の時間を盗まないことをいつも注意しないといけませんね。
過程を楽しむこと
ここまで読んでいかがでしたでしょか?
何か一つでもいいなとか、やってみたいなと思ったらぜひ、今日からはじめてみましょう。はじめるのは今日がベストな日です。
そして、何事もやらなきゃ、ではなく、やりたいという気持ちを持って、行動することを楽しめるといいなと思っています。過去のことも、未来のことも後悔したり、心配したりせずに、今を大事にしていきましょう。
なかなか一人で始められない、続けられないという方は、タスク管理パートナーのサービスもご検討ください。1か月から利用できますので、1か月だけと期限を決めてサービスを受けることもお勧めです。
皆さんのやりたいことを応援しています。
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