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あなたは私を導く光〜推しの尊さを知れて幸せな話〜


コロナ禍で私は人生で初めて‘推し‘ができた。
いや今までも、ドラマの役柄に惚れたりして芸能人を好きになることはあったけれど、それはドラマの放送が終わると、呆気ないほどにうすくなっていく程度の気持ちであった。
だけれども今回は違う。‘推し‘という存在の尊さを噛みしめている日々を過ごしてる。
以前まではSNSとかで「推しのためなら何でも頑張れる」「推しのための労働」みたいな人達をみてきたけれど、まあそういう人もいるよね、人それぞれ~くらいの感想しかもっていなかった。180℃変わった私の価値観と、それによる恩恵をここに記しておこうと思う。


推しがいると良いこと★その1
『いつどんなときでも笑顔になれる』

私の‘推し‘はYouTubeで定期的に新動画をアップしてくれる。ジャンルで分けると芸人なんだけど(敢えて隠してみる笑)、その動画たちが私を笑顔にしてくれる。ネタはもちろん面白い。面白い前提にしてそれに加えて、動画を見まくりすぎたせいで、相方とのやり取りにも面白さを感じるようになった。初見では感じないような、きっと知らない人には伝わらない、身内ネタレベルでどんな話ややり取りも面白い。あと、やっぱり笑顔って伝染するんじゃないかなって思ってる。心から楽しそうに笑ってるのを見ると、こっちもとっても幸せな気持ちになれる。いつどんなときでも、たとえなんだか嫌なことがあったときでも、見ると笑顔になれるんだ。


推しがいると良いこと★その2
『ただ純粋に好きでいられるだけで幸せになれる』

なんかね、もう、ほんとに好きになってしまって。推しが笑っているところ、面白いことしているところ、歌っているところ、頑張って企画してるところ、たまにみせる「そんな表情できたの反則でしょ」という瞬間、、、全てがね、もう、可愛すぎて尊い。尊い、ってこういうことかって学べましたよ。ここでね、大事なポイントがあるのよ。『純粋に好きでいられる』
なんというか、彼氏や友達に対してだと、好きなら好きなだけ、言葉でも行動でも「私はこんなに愛を伝えているのに、あなたはどうして返してくれないの?」って思うことないですか?私はたくさんあった。見返りを求めてしまってた。ただ好きなら、与えるだけで幸せなはずなのに、私と同じ気持ちなら同じレベルで返してよ、むしろもっと愛をちょうだいよ!!ってさ。
この気持ちが、‘推し‘には発生しない。最初から遠い存在だから、自分と親しい関係になれるなんて1%も思っていないからなのかもしれない。見返りなんて求めない、というかむしろ、笑顔になれる時間を、幸せだと思える瞬間をくれてありがとう。新しいコンテンツを世に出してくれてありがとう。会いに行ける、応援できるような舞台を用意してくれてありがとう。という、ありがとう感謝のオンパレードなんです。
現実世界の好きな人に対しても、これくらい謙虚にいれたらいいのにね。


推しがいると良いこと★その3
『まじで労働意欲が増すし、生きていたくなる』

推しの応援をするためには、ある程度はお金が必要で。そうなると、労働しなくてはいけない。そして未来に推しに会いに行けるイベントがあれば、その日を目標に仕事を頑張れる。仕事で嫌なことがあっても、帰ったら推しの動画がみれると思えば、どうにか気持ちを保つことができる。たまに死にたくなることがあるけれど、「死ぬのはせめて推しに会ってからにしよう」「サインもらってからにしよう」「一緒に写真撮ってからにしよう」、、という風にどんどん先延ばしすることがとても容易になる。そして死んでしまったら、推しの新しい動画を永久に見ることができなくなる。こんな悲しいことってある?そしてね、こういう方法が使えないくらいに落ちているときでさえ、とりあえず動画でも見るか、と推しの動画を見るだけで、どんなに悲しくても笑えるし、だんだんなんでこんなことで死のうとしてたのか馬鹿だな、と思えるようになる。‘推し‘というコンテンツが最強であると思う。
作ろうと思って作れるものじゃないけれど、最近よく聞く自殺してしまった人は、こういう‘推し‘の存在があれば、少しは違う未来があったのかな、って思う。
人生、頑張れないときはもう少し適当に、現実逃避しながら生きてもいいと思うんだ。
頑張らなきゃいけない、きちんとしなきゃいけない、こんな自分はダメだいやだ、って思う人が多すぎる気がするんだ。自分になんの価値もない、とかね。推しを応援しているときは少なくとも、推しの力にはなってるよ。何千、何万人の中の1人だとしても、絶対に力になってるよ。


語りました。とても語りたくて。


まとめ★みんな推しを作って幸せにになろう

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画像1

テーマが光だったので。

いつしかに見た、藻岩山からの夜景。

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