新しいことはじめるときは。

各地で緊急事態宣言が解除され、徐々に日常を取り戻しつつある雰囲気だけど、私たちが働く東京は、まだハッキリとした先は見えない。広告制作会社の私たちは、基本的には全員テレワークでの業務進行が可能である。4月上旬からそうなり、ずいぶん時間が経ったように思う。もはや朝の通勤電車に乗れる気がしない‥。

この数ヶ月の間に、着々と進めていた案件が中断したり、完成直前まで仕上がっていたデザインも数多くお蔵入りとなってしまった。クライアントあっての仕事がほとんどのため、待つしかない状態が続き、歯がゆい思いを何度もした。

働き方含め、ウソみたいな生活様式にほんとに変わっていくかもしれないこのタイミングで、これまでぼんやり思い描いてはいたけど、日々の案件に追われてなんとなく後まわしにしていた「自分たちで何かを創り出すこと」にもっと真剣に取り組んでみたいと思った。
すぐ代表に電話して「面白そうだからいいんじゃなーーい？」のひとことをもらい、社内有志メンバーを募って、色々とやってみることにした。ちなみに、代表にnoteを始めることはこれから言う。笑

通常業務と並行して、メンバーが思う「こんなのがあったらいいな」をデザインの力で形にしていく。作るものに縛りはない。まずは無料のツールデザイン配布からはじめて、広く使用してもらうための営業もしていきたい。素敵なデザインでグッズなんかも作りたいなーとか、夢ばかり膨らむ。

クライアントの特性上、表立って実績作品として出せるものが少なく、HPを見てもらえれば分かるとおりどんなものを作っている会社なのか、ひじょーにお伝えしづらいのが現状である。けっこういいデザインするひと・面白いこと考えるひと、そろってます。

しなやかさを持って、変化に応じて楽しく流されていきたい。誰からも頼まれてないこの活動が、新たな何かを生むきっかけになるといいなと思っている。

TERRASCOMPANY：臼木