ブランドを言語化することについて
ブランドが、自分たちはどんなブランドです!
と自己紹介をする最たる方法はプロダクト自身だと思う。
ほとんどのブランドが多くを語らず、プロダクトのみで語っている。
ユーザーもそれを自分たちの解釈で受け取っている。
自分で解釈して自分でコーディネート作って着る。
それってアパレルの良さ。僕も大好き。
でも、プロダクトが持っている面白さって、
見ただけじゃ触れただけじゃ伝わらないものもあるんじゃないか、
語らないと伝わらないものもあるんじゃないかと思っている。
それは、ストーリーや生産背景やファクトリーや歴史的背景や色々あると思うんだけど、
単に知ることで、プロダクトの奥行きが増すものもあると思ってる。
プロダクトが持つワクワク度が上がる。着てるとき、もっと楽しくなる。
語ると薄くなっちゃうこともわかってる。
言語化できない「よさ」を、言葉というコミュニケーション手段まで落としちゃう感じがナンセンスだとも思うんだけど。
アートをいちいちうんちく交えながら解説するんじゃ、
「よさ」がその言葉に固定されて、
自分だけの感覚で受け取れる「よさ」が薄れてしまうけれど。
でも、僕が知っているプロダクトの奥にある「よさ」を、もっと知ってほしい。
この食材はこの食べ方が一番うまいと思うから、一度この食べ方で食べてみ?という感じです。
だから、余白を残した状態も保ちつつ、沢山「よさ」を伝えたいんです。
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