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TikTokでブランドコンセプトを歌にしたら1日で10万人に届いた話。

すっかりTikTokのバズ曲屋さんになりました、
通称"たんたん"こと、山口夕依です。

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https://note.mu/_tai_3/n/n8bace659253c



今回は2週間前にローンチしました「She Share Story」というブランドについて書きたいと思います。

SNS世代である10~20代の女性に向けた商品の企画開発から製造販売までを手掛けています。ブランドコンセプトは「SNS世代のみんなでつくる 
なりたい私になるためのリアルストーリーアイテム
」です。「いいね」を押してもらうためのアイテムではなく、自分を生きる女性たちのリアルストーリーが生まれるアイテムを。「ポチる」「映える」だけの一時的な幸福感ではなく、一日中続く幸せを。若手クリエイターやインフルエンサー、人気ブランドと一緒に展開していきます。ジャンルは美容雑貨とファッション雑貨が中心です。

■なぜD2Cをはじめるのか

とあるお客様からライセンス契約のお話をいただいたのがきっかけですが、そのお話を前のめりに引き受けた理由が3つあります。

ひとつめの理由は、
「広める」のではなく「広がる」時代だから

入社1年目、私は営業職だったのですが、その当時感じていたことがありました。それは、「広める」のではなく「広がる」時代だ、ということ。

そもそも「広がる」見込みのない商品を「広める」ように依頼されても、正直難しい。ところが、明らかにパケ買いされないパッケージでインスタ映えさせて広めてほしいという可笑しな依頼がよくあります(笑)

「広がる」商品を0→10で作ってみたい、心の奥底でずっと思っていました。


ふたつめの理由は、
お客様だと正確な購買率を測れないから

全予算を私に預けてくれるお客様なんて、いません。必ず、同時期にマス広告含め他施策が動いています。なので「結局売りにどれだけ貢献したの?」なんて、完全な数値としては報告できないんですよね。

もちろん、あの手この手で算出している時代ですが、情報過多なSNS時代は「"認知と好感"の"足し算と掛け算"」で購買に結び付く訳ですから。算出する際に"足し算と掛け算"による間接的な売上貢献については説明が難しい。

私自身、からだの中で認知と好感の足し算と掛け算が日々行われているのを感じます。

インスタグラマーの投稿で見て、
Instagramのストーリーズ広告で見て、
街中でリアルユーザーを見て、
バズツイートを見て、

店頭で似ている商品や相反する商品を見た時に「ふと思い出して」やっぱり買おうってなります。

恋愛もそうですよね。(恋愛哲学が好きなので、こういう類の展開はついつい毎回やってしまいそうです。すみません。)

大勢で飲みに行って、
SNSで日常を垣間見て、
DMでやりとりして、
LINEで連絡して、

他の異性や映画の登場人物で似ている人や相反する人を見た時に「ふと思い出して」やっぱり好きってなります。

情報過多なSNS時代、似ているものや相反するものに対して、敏感で攻撃的なネガティブ反応が目立ちますが、それは同時に保護対象への愛を育む事象であるように思います。(あ、余談でした。)


みっつめの理由は、
お客様を実験台にはできないから

試してみたいことが山程あります。毎日増えます。あり得なかった切り口で攻めてみたり、時差を設けながら色々と仕掛けてみたり。そんな実験、お客様ではできません。

なので自らを実験台として、その結果をお客様に展開できるように。焦らず、じっくりと、挑戦していきます。


■TikTokを活用した実験

まだどの実験も結果報告のフェーズではないのですが、ひとつ、みなさんにお伝えしたい中間報告があります!

いや、 中間でもなくまだ初速ですが。掲題の件でございます、大変お待たせいたしました。

TikTokでブランドコンセプトを歌にしたら1日で10万人に届いた話。

これについてお話して今回はおわります。

多くの企業がTikTokのハッシュタグチャレンジ用音源を制作していて、3日に1曲ぐらいのペースで世に放たれていますが、企業側の「機能訴求したい」気持ちが盛り込まれすぎてユーザーが使いたいとは思えない音源が数多く存在しています。

一方、私はただただユーザーが使いたくなる音源を作っているように見えますが、実は1曲だけ、熱中症対策プロジェクトの一環として作りました。

恋愛文脈でナチュラルに「水を飲む」という動作を促すだけにとどめ、「熱中症がどんなに危険か」など邪魔な要素は全て除去しました。甘酸っぱい歌詞と夏らしいサウンドで、ユーザーが使いたくなる15秒を追及しました。

(制作協力:ヤマモトショウさん / 映像制作:林健太郎さん、川村太輔(とめさん))


「She Share Story」で伝えたいメッセージも歌にして、TikTokで広がっていったらいいな、と思い早速実験してみました。

まず音源を登録して、ブランドのInstagramアカウントの投稿を転載してみました。すると1日で10万回再生を突破……!

さらに3日後、楽曲を使用した投稿数は早くも1000投稿を超え、4日が経過した今1600人以上もの方が投稿してくださっています。

(映像制作:奈辺さん)

作る手順は至ってシンプル。まず、いまユーザーがどんな音源を求めているのかを考えました。夏休み真っ最中なので、旅行している時間やだらだら家で過ごす時間を想定すると、Vlogと雰囲気動画のためのお洒落な曲が喜んでもらえそうだなと思いました。なので『She Share Story』のサウンドロゴをいやらしさなく冒頭に入れて、ループ感と前後半での展開を意識して作りました。

(映像制作:川村太輔(とめさん))

その他のブランドメッセージは、15秒以降のAメロBメロに忍ばせておき、音源使用のリピーター(これはTikTok独特の概念ですよね……)が徐々に使い始めてくれています。


機能訴求したがる企業のみなさん、お気持ちは分かります。ですが、TikTokの音源で機能訴求を盛り込むのは逆効果です。ユーザーがどんな音源を求めていて、そこにどう絡ませることで好感認知を獲得できるのか、ぜひ一緒に考えましょう!

ご相談お待ちしております💐

https://note.mu/_tai_3/n/na155873d66e9

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TikTokで寄り添う音楽を作ってます。社会人2年目です。会社では事業開発をしていて、Z世代マーケティングとD2Cを中心に取り組んでいます。どうやら人生迷子です、助けてください。
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