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私の推しをすすめる。西の覗

[さとゆみビジネスライティングゼミ] 3期生のシマです。
ゼミで学んだことを、即アウトプットする80000字チャレンジ(1日1000字×80日)noteを毎日更新中。13日目/のこり67000字
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テーマ:エピソードファースト。
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『もう、悪いことはしないか!』『世のため、人のために生きるか!』
100メートル以上ある崖の上で、命綱を肩にまわし、腹這いになる。肘を立てて、すこしずつ進み、最後は崖から大きく身を乗り出すのだ。足の筋肉はつっぱり、全身に力が入り、ガタガタする。そして、死ぬかもしれないという恐怖心から、手の平は汗でベタベタだ。眼下に広がる谷底から『はい!』という、自分のすこし震えた大きな声が、山びことなり返ってくる。それでも『ほんとかっ!』と問われ、さらに崖の先へ押し出されていく。
これが、修験道の根本霊場として1300年以上の歴史をもち、役行者(えんのぎょうじゃ)が最初に開山した霊峰大峰山で行われる『西の覗』という荒行である。

5年前、会社の方向性や自身の生き方について、思い悩んでいた時。山頂にある世界遺産大峰山寺へはじめて登拝し、荒行を体験した。先達さんが『行は、一度死ぬことを擬似体験するのですよ。』と話してくださった。心と体で死を感じる修行は、この1年間をどう生きたのか?自身へ真剣に問うことができる。そして、反省と感謝の気持ちで、1年をリセットできる。だから、毎年ここに来ようと決めたのだ。振り返ってみると、この日を境に人生が好転し始めた気がする。より豊かな人生を生きれたか?世のため、人のために生きれたか?そんな問いに『はい!』と大きな声で答えられるように、今日という1日を大切に積み重ねていきたい。

590文字

気づき
▪️エピソードファーストから、習った型でできているのかな?
でも、今までのようなスペックファーストにはなっていないかな。
明日も、別のテーマでトライしよう。


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