令和メンヘラの生きづらさ/お薬とわたし

おはようございます。しゆです。閲覧ありがとうございます。

数日前に行きつけのドラッグストアに栄養補給をしに行った時、ふと令和ってメンヘラにとって生き辛いよなぁ、って感じました。

平成末期からだったとは思いますが、今ドラッグストアで某咳止め薬を購入すると、奥から薬剤師さんが出てきて購入・使用に際して諸々注意や説明を受けることが多いです。

私は小心者なので、未だにこれにドキドキしてしまうし、基本的にはそういった取り組みを実施していないドラッグストアに通い詰めてしまいます。

どうしても"そのタイプの店"に行く時は申し訳程度にのど飴とポカリスエットを添えてお会計していますがなんとなく負けた気がします。(薬剤師さん、レジスタッフさんごめんなさい)

正直、薬剤師さんもほとんど無意味なことがわかった上で実施しなくちゃいけないの大変だよなぁなんて思います。

前述した通り私は基本的にそのタイプの店は避けて"そうでない"店に通い詰めているので、魔除け程度の効果はあるとも言えますが。


話を戻します。

私が、メンヘラなら誰でも知ってる"あの"市販の咳止め薬でのODに手を出したのは20歳になる前のことでした。

当時の私はといえば熱心に精神科へ通ってはいたものの、その目的の9割は抗不安薬や抗鬱剤、睡眠導入剤といった処方薬を入手するためでした。

当時お世話になっていた病院は、こちらが望むままにどんどん色んなお薬を処方してくれる、一般的に正しいか否かはさておき私にとってはありがたい場所でした。

最初のうちは、当然のことですが真面目に用法用量を守って飲んでいましたし無茶な処方の頼み方もしていませんでした。

それが過剰摂取と、その先何年も続く薬への依存へと繋がっていったのは当時付き合っていた彼氏との小さなトラブルが原因でした。

在り来りな話ですが、その彼はいわゆるモラハラ気質で、日常的に滅茶苦茶な理由で私に怒りをぶつけてくる人でした。今思えば即別れてしまえばよかったものをという話ですが、自己肯定感や自尊心が皆無の私はただただ泣いて許しを乞い、縋り付いて従うのみでした。

ある日、いつものように理不尽すぎる理由(しょうもなさすぎるので詳細は割愛)でデートの約束を反故にされて泣きじゃくり手首を切っていた私の視界に、数日前に処方された抗不安薬が映りました。

ODの存在やその知識は、友人やインターネット経由でなんとなく知っていました。

どうせ一日で摂取する量だから、と、震える手でぷちぷちと小さな錠剤を3つ押し出して、手元にあった缶チューハイで体内に流し込みました。


そのちっぽけな過剰摂取が、私にとっての初めてのオーバードーズでした。



長くなるので続きます。

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