事業再構築補助金の事業計画の内容

事業再構築補助金に申請するにあたり、大まかに分けて3つの要件を満たす必要があります。

製品等の新規性要件

１）過去に製造した実績がないこと　

飲食店業なので製造業を営んだことはなし

２）製造等に用いる主要な設備を変更すること

魅せる工場への内装工事、醸造設備に導入が必要

３）定量的に性能または効能が異なること。

そもそも業種が違うので定量的に性能または効能を比較することが難しいです。

市場の新規性要件

１）既存製品等と新製品の代替性が低いこと

新たに果実酒等の製造を始めることは、既存の飲食店の需要が代替されることではありません。一方で、卸売り販売等を行うことで、新たな市場の確保ができます。また、自店舗でも自社製品を提供することができることが可能なことから、自店舗の消費、認知の促進が図れ、既存事業との相乗効果も期待できます。

売上高10％要件

１）３～5年間の事業計画期間終了後、新たな製品等の売上高が総売り上高の１０％以上となる計画を策定すること

ー数字関係は省略しますー　　新たな製品等の売上高は総売り上げ高に対して、3年後で28.0％、5年後で44.9％となります。

という感じで公募要領と睨めっこしながら埋めていきます。上記の要件はその後の事業を何にするかが決まってくるので、最初に考えた方がいいと思います。言い方一つだと思いますが、あまり無理があると不採択になってしまうかもしれません。

次に事業計画を書いていきます。

マーケティングの基本を使ってビジネスプランを作っていきます。
フィリップコトラーのマーケティングを一応一通り勉強した事があり、考えるのに必要なのは4P’sです。

Product     (製品)
Price         (値段)
Place         (場所)
promotion  (広告)

何をどこで誰にいくらくらいでどういう風に売るのかを考えます。

クラフトサイダーをサイダーを知っている層(外国人、ギーク)にクラフトビールと同じくらいの値段で、注目の中目黒に醸造所を作ってグラスやボトル売りをやる。また、飲食店にも卸す。

こんな感じでサマリーを書きます。

つぎに、それぞれのPに説明と何故をつけて全ての単語に説明をつけていきます。

クラフトサイダーとは
サイダーとは
なぜクラフトサイダーなのか
なぜサイダーを知っている層なのか
などなど

　　　　　つづきます

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