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この割れ切った世界の片隅で
コロナウイルスが社会に与えた最も大きな影響は、見えづらかった社会の分断を可視化したことではないでしょうか。
ステイホームできない、明日を生きるのすら精一杯な人。パソコンを持っておらず、家では完全に社会から隔離されてしまう人。勉強ができるような家庭環境でない人。外で遊ぶ自分を自慢げにSNSに載せる人。「クラスターフェス」と称し、コロナに積極的にかかろうとする人。感染者を引っ越しにまで追い込む地方の
世界を見つけるということ
「木洩れ陽」が好きでよく撮ります。美しいですよね。木々の隙間から光が射して映し出されたそれ。風に揺れるとまるで小さな子供たちがダンスしているようにも見えます。この言葉を生み出した豊かな感性に憧れます。ところで英語では「木洩れ陽」を一言で表せられないそうです。
英語では ”sunlight filters through the trees” のようなセンテンスで表現されるそうです。同じように日本
しょうがを煮詰めたような恋。
やすらぎの価値を知りつつ、その一方で、私はどうしてもときめきが永遠に上昇し続ける、という夢をみてしまうのだ。
—穂村弘『もしもし、運命の人ですか。』
先日、読んでいたエッセイ集にこんな一文を見かけた。
「ときめき」による上昇を続けても、そのうち天井にぶつかってしまう。そこから「やすらぎ」という水平飛行が続き、終いには下降していくという、飛行機を模した秀逸な例えで、誰しもが共感してしまう。
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