『えんとつ町のプペル』無料公開に思ったこと
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
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『えんとつ町のプペル』無料公開に思ったこと

これを書いているのは9月19日(日)。
noteの更新は月水金とゆるく決めているのだけど、今週は少し変則的にこの記事を書き終えたタイミングで更新しようと思います。

というのは2回目のワクチン接種(アストラゼネカ)をしたので副反応がどうでるか予測がつかず週前半は何の予定も入れてないから。
本来何にもしないのがいちばんなんだけど…。

タイではシノ〇ックの接種を進めてきたのですが効用が有効とされる6か月を過ぎたことと国内の感染者が増大していることを理由にブーストとして3回目のワクチン接種が始まっています。(タイ人対象)
で、数日前に旦那さんが3回目となる(この前2回はシノ〇ック)アストラゼネカの接種をして見事に前回のわたしの症状をなぞってくれてね。
丈夫が取り柄なヒトに目の前で卒倒されたりして、前回の症状はたまたま運が悪いわけじゃなかったんだってダウナーな気持ちをブーストされちゃったんですね。ワクチン恐るべし😂

そんなこんなの今朝、目に入るものに感情がとても揺すぶられてこんなつぶやきをしました。

不穏なつぶやきで心配をおかけしてすみません😅

この短い間に感情の波はかなり大きな動きをしたんだけど、その中でこれだけは今書き遺しておきたい!と思ったことを文章にすることにします。
PCに向かえる体調の時を選んで書き進めるので終わりが読めなくて…着地ができたところで投稿します。

まじめなハナシ、自分への確認なんだけど「何かを創って発信する人」に読んでもらえたらと思います。

🐾 わたしは漫画やイラストを描いて発信しています。

詳しくはプロフィールを覗いていただくとして、現在は一線を退いていますがささやかな生業としています。
コロナ以前のここ数年はオーダーメイドのうちの子イラスト原画販売をメインに活動していました。
それが物流事情の悪化により安定したお届けが出来なくなり、休止せざるを得ない状況になりました。

海外在住ということでただでさえ活動に不自由な要素てんこ盛り、そこにこのコロナ禍で家人の収入が無くなりわずかにでもわたしの日本での収入を増やしたいと願う状況。
ああ、なんというハードモード。😅

🐾 デジタル画活動に切り替え、苦手なSNSとたたかう

通信環境を整えるだけで世界中に届けられるデジタル画に切り替えてきました。
コピー可能なデジタルファイル、リスクもあるし一般的な価値として原画よりも安めにみられてしまう面もあるけど、オンデマンド販売であれば海を越える問題をクリアできる。

ただ…原画をご希望のお客様はデジタル画と相性がいまひとつでした。
そのまま飾れる肉筆画と違ってダウンロード、印刷などのデジタル作業が苦手な方が多かったんです。

それで新しいお客様とのご縁を探すためにSNSでの奮闘も始まりました。
筋金入りの引きこもりでとっても苦手なんですけど😭
そんなこといってられない。

これが今のわたし。


🐾 『えんとつ町のプペル』無料公開のメッセージ
「作品は届かないと、生まれたことにはならない」

ワクチンでダウナーな朝、TwitterのフォロイーさんのRTで『えんとつ町のプペル』無料公開告知がまわってきました。
『えんとつ町のプペル』は最近あちこちでタイトルを目にしてはいたけど、読める環境でなかったのでストーリーは全く知りませんでした。
海外だと支払い方法や著作権絡みでの購入可能エリア(amazonやYouTubeなどでは無料のものでも弾かれること多々)の関係で読んだり観たりできるコンテンツがとても限られます。

日本語にはいつも飢えているのでさっそく読みました。

サイトページの冒頭から物語がスタートします。


🐾 あとがきがそのままわたしの想いだった

物語の内容については多くの人が感想を記していると思うので…。

読み進めていちばん心に響いたのは「あとがき」でした。
無料公開に踏み切ったキングコング西野氏のことば。

この作品に携わっている人はこの絵本の売り上げで生活をしている。
一方で「2000円の絵本は、子供が、子供の意思で手を出すことができない」という声も。
子供に届けたいと思うけれど「お金」という理由だけで、受け取りたくても受け取れない子がいる事実。

西野氏が決断した解決策は『お金を出して買いたい人は買って、無料で読みたい人は無料で読める絵本にしてしまおう』
それがサイトのサブタイトルにもなっている
「作品は届かないと、生まれたことにはならない」


🐾 作品を生み出したからには届けたいんです。

創作をする目的は様々です。
「強いメッセージを伝えたい」
「こんな感情を共有してもらいたい」
わたしの場合は
「読んだり眺めたりした時に心のどこかが温かくなってもらいたい。」

口角がフフって上がってなんとなく気持ちがフワってあがってもらえたら。

だから壁打ちじゃなくて届いてくれる相手が欲しいんです。
受け止めてもらうだけで嬉しい、打ち返してもらえたら本当に最高。
その手応えが創作していく糧になるのです。


🐾 お金だけの問題じゃない。

コンテンツを受け取れないのは金額だけでなく上で触れた購入できない環境や条件も係わっているのを身を持って知っています。

とても読みたい有料コンテンツをお持ちのnoterさんたちが何人もいるのですが、現状わたしには購入する手立てが無いのでそれこそルーベンスの絵に焦がれるネロ少年のような思いでいます。
きっと素敵なコンテンツだとシェアするだけの片思い。
無料だけ享受したいわけではなくて無料部分しか立ち入れない申し訳なさ。
noteでは購入しないとコメントを記入できないので無料公開部分の感想すらも入れられず、他の方のコメントを指をくわえて羨望するというね。😅

手に届かないのがなんともどかしいことか。


🐾 有料と無料と、迷っていたことの答え

わたしも自身へのモチベーションと収入を得なければいけなくなった現状から定期更新しているコミックエッセイ「なにぬ猫んち。」を有料記事および有料マガジンとして発信しています。

当初無料公開していて、有料化にするまでにもいろいろ悩みました。
有料化することで読んでもらう機会を減らすことにならないか…
すでに有料コンテンツを展開されてる先輩にアドバイスをいただいたり、読者の皆さんにご意見を伺ったり。

現在は無料公開期間を3日間から7日間に延長しています。
無料公開期間内ならご購入者以外でもコメントを入れていただけるのでそれもモチベーションになっています。
反応をいただけるのが何よりの励みになりますから。

それでも迷いは続いていました。
正直、ご購入数はさほど増やせておりません。😂
結局「届ける」とは真逆な方向に向かってしまってるんじゃないか…。

…noteに限って言えば。

今年の4月からずっと冬眠していたtwitterの運営を検討再開しました。
フォロワー数2桁からの再スタート。
アナタが気になる自分がここにいるよ、と見知らぬ人だけど心を惹かれるアカウントに足跡を残していきました。
人見知りの引きこもりにはとってもハードル高かったけども😭
あれから5か月、数だけではない興味を持ちあえるフォロイーさんフォロワーさんを日々増やすことが出来ています。
そしてそのご縁からも紙書籍、有料コンテンツ、新規オーダーのご購入をいただけるようになりました。

人間が幸せになる為に作り出した『お金』で、人間に格差ができるのなんて、やっぱり全然面白くない。お小遣いなんて貰えない幼稚園児や小学生が、出費が重なって金欠になった学生や主婦が、何かの事情で本屋さんまで足を運ぶことができなくなってしまった人達が、それでも手に入れられるモノにしたい。

今回の無料公開が、どう転ぶかは分かりません。この絵本の制作には4年半を費やしました。もしかすると、この挑戦により、一冊も売れなくなってしまうかもしれません。しかし、たとえそうなったとしても、たくさんの人が『えんとつ町のプペル』を知ってくれさえすれば、また次の挑戦ができると僕は信じています。
大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)から引用)

これに尽きると思いました。
創作者はお金はもちろん必要だけど「お金の格差」は望んじゃいない。
だったら今の公開条件だって悪くない。
ブログや他のSNSでは効率的に読めないけど無料公開してる。
無料で読みたい人、有料で手軽に読みたい人、それぞれの場所は用意できたのだから、あとはどの人にも楽しんでもらえる作品に集中すればいい。

キングコング西野氏の心意気が背中を押してくれました。

この「あとがき」はとても大切なことがギュッと詰まっています。
ぜひ「モノを創る人」に読んでいただきたいと思います。


🐾 noteへの要望と素敵有料コンテンツのnoterさんへ

まずはnote運営さんへの要望。
現在海外からの利用は念頭に無いとのこと(以前有料化についての問い合わせで回答いただきました)で海外在住者の購入の道が阻まれているのはとてももったいないのでぜひ購入手段の拡大を検討していただきたいと思います。

サブスクは取扱い金融窓口が難しいでしょうけど、買い切りの有料記事や有料マガジンについてはなんとかなって欲しい!切に!

素敵有料コンテンツをお持ちのnoterさんへ。
勝手な希望ですがnoteに限定されずいろんな媒体で発表してください!
もちろん有料で!
媒体ごとで受け取れる層が変わります。
同じデジタルがamazonで駄目でも他のオンデマンド販売で受け取りが可能な場合があります。
最近ではBOOTHが海外発行のカード支払い可能になりました。

物品では高額な送料がかかるので欲しいもの全てを購入するのは難しいですが、デジタルでいつか購読できるその日を楽しみに待ちたいと思います。


🐾 熱が出てきたのでこのへんで。

副反応だか知恵熱だかわかりませんが(笑)
長文お付き合いくださった方、ありがとうございました。
無料がデフォルトみたいな現状に凌駕されるのではなく、創作者も受取り手も互いに得るものがある世界になっていきますように。

”遺言”はこれにて。😂


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「なにぬ猫んち。」紙本好評販売中です。


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元漫画家、現在はもふもふ系イラストレーター。プーケット島在住。 イラスト、ねこまんがを置いていきます。 コミックエッセイ「なにぬ猫んち。」毎週金曜日絶賛更新中🐾紙本vol.4リリースしました😘