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看護・介護現場あるある 201〜

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看護・介護現場あるあるを201からまとめてみました。
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記事一覧

看護・介護現場あるある 299

救急対応編救急車で病院に搬送しました。

利用者さんは入院加療。病棟看護師に申し送りが終わりました。

家族さんへの説明も済みましたので、施設に帰ろうと思います。

救急車で来たため帰りの足がありません。

そんな時は

タクシーを呼んで施設に帰りますよね。夜勤者用にと携帯電話とタクシー代を用意している施設が多くあります。

仕事でタクシーに乗れるなんて贅沢ですね。

ここで一句

足がない
夜は

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看護・介護現場あるある 298

急変対応編酸素マスクが見つかりません。

『 あぁ、どうしよう。こないだの搬送で忘れて来たかも 』と思うことがあります。そんな時は

病院や救急隊員に連絡をして取りに行きますよね。事情を説明して施設の事務員さんに取りに行ってもらいます。

救急隊員さんが持って行ってしまった時は持って来てくれることもあります。

ここで一句

どうしよう
マスク1つで
大騒ぎ

対応が分かっていればなんて事はありま

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看護・介護現場あるある 297

急変対応変施設の酸素マスクを装着しているということは、入院したら持ち帰って来なければなりません。

しかし、サマリーを書いたり、家族に説明したりと色々やっていると

酸素マスクを忘れてくることってありますよね。忘れてきてしまうと施設の備品がなくなってしまうため新しく買わなければなりません。

忙しくても忘れないようにしましょう。

ここで一句

忘れずに
酸素マスクを
持ち帰ろ

持って行った物は

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看護・介護現場あるある 296

急変対応編酸素投与中の利用者さん。救急車を要請すると、救急隊員は酸素やAEDなど救命時に必要な道具を色々と持って来ます。

酸素を持っていると言うことは当然酸素マスクも持っていますが、すでに装着していると

そのまま施設のマスクを使って搬送しますよね。酸素ボンベは救急隊員が持ってきたものに交換してくれますが、マスクはそのままで行きます。

ボンベを持ち帰るのは重くて大変なのでありがたいです。

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看護・介護現場あるある 295

急変対応編( 裏話 )酸素投与が必要な利用者さん

介護施設では病院のように患者さんに使った酸素を本人に請求できないため、全て施設の持ち出しとなってしまいます。

会社によって値段が異なるかも知れませんが、小型のボンベ500ℓは1本500円以上します。
1ℓで投与していくと8時間くらいで無くなります。
1日は24時間のため3本必要と考えると、1日で1500円かかります。
これが7日続くと10500

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看護・介護現場あるある 294

急変対応編酸素投与が必要になり、酸素ボンベを持ってきました。

酸素投与には酸素マスクかチューブが必要になりますが

酸素マスク等が見つからないときってありますよね。ボンベにマスクを使えるようにセットしておけば良いのですが、接続チューブはあってもマスクが付いていません。

仕方ないのでチューブの先端を鼻の近くに持っていき、鼻周辺の酸素濃度を上げつつマスクを探します。

ここで一句

酸素ない
マス

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看護・介護現場あるある 293

急変対応編急変時に呼吸状態がおかしくなり、酸素飽和度が低下してしまうことがあります。

酸素飽和度を正常値にするために酸素を投与しますが

酸素ボンベがカラのときってありますよね。最後に使ったのは誰だ!?って騒ぎたいのですが、そんなことより新しいボンベが必要です。

酸素飽和度が落ちついてから騒ぎましょう。

ここで一句

なぜ替えぬ
酸素ボンベが
カラのまま

なくなったら交換するのは当然のこと

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看護・介護現場あるある 292

急変対応編利用者さんは生きていますが必要に応じて救急車で病院に搬送します。

医師より入院加療が必要であると説明を受けると

入院の準備ができるまでしばらく待たされますよね。すぐに病棟に上がれるかと思いきや長い時間待たされます。

サマリーを書く時間にあてられます。

ここで一句

入院と
言われてもすぐ
休めない

利用者さんはまだ診察台かストレッチャーの上にいます。

早くベッド上で休ませてあ

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看護・介護現場あるある 291

急変対応編死亡診断が終わり、ご家族様への説明も終わりました。

特にやることはありませんが

帰っていいかどうか分からなくなりますよね。お亡くなりになった利用者様は、このあと棺に入れられて葬儀屋に引き取られます。

最後のお別れとしてお焼香をすべきかどうか迷います。

ここで一句

帰りたい
気持ちを抑え
お別れを

やることがなくて帰ってもいいかどうか伺うのも一つの方法ではあります。

しかし、

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看護・介護現場あるある 290

急変対応編診察室に入るように呼ばれました。

心肺停止状態だと死亡確認をするだけで

特に治療はありませんよね。見取りを行っていない施設では死亡診断書を書かないことが多いため、病院にて作成してもらいます。

施設で医師が書いてくれるなら搬送は不要なのです。

ここで一句

付き添いの
必要性が
わからない

施設で発見した時の様子は付き添いの看護師が説明しますが、死亡確認については病院の医師が説明

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看護・介護現場あるある 289

急変対応編診察室に利用者さんが連れて行かれました。

廊下で呼ばれるのを待っていると

ご家族様が到着しますよね。搬送先が決まった時にご家族様に病院に行ってほしいとお願いをします。

日中でも夜中でも朝方でも来てもらいます。

ここで一句

朝方に
呼ばれる家族
かわいそう

看護師は仕事で起きていますがご家族様は違います。

来て頂いたことに感謝の言葉を述べましょう。

看護・介護現場あるある 288

急変対応編救急車で病院に到着しました。

利用者さんは救急隊員によりストレッチャーごと診察室に連れて行かれますが、付き添いの看護師は

診察室の外で待たされますよね。救急隊員が救急担当医に状況を説明してくれます。

そのため看護師は呼ばれるまで外で待つことになります。

ここで一句

付き添いは
呼ばれるまでは
蚊帳の外

診察室や処置室には病院の医師や看護師がいます。

施設の看護師は診察や処置

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看護・介護現場あるある 287

急変対応編救急隊員が受け入れてくれる病院を見つけてくれました。

病院へ向かう最中に、

救急車がどのくらいの速度で走っているか気になりますよね。救急隊員に最高何キロで走るのか質問してしまいます。

急いでいるのですからめちゃくちゃ速いと思いますよね。

ここで一句

よい機会
分からぬことを
聞いてみる

救急車の後ろを付いて行ったことがある人はわかると思いますが、最高速度は時速80キロで走るよ

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看護・介護現場あるある 286

急変対応編救急隊員が病院を探してくれています。

救急車に乗り込んだ看護師は

入院した時用の看護要約( サマリー )を作成しますよね。看護要約には入院となった経緯や内服薬の名前、日常生活動作についてを記載します。

病院の看護師への書面による申し送りですね。

ここで一句

要約を
書いている間に
動き出す

早い人でもサマリー作成には1時間くらいかかります。

書いてると受け入れ先が見つかりよ

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