東海オンエアてつやの考える2種類の優しさ~「天才の根源」を読んで~

ここ最近は何かと理由を付けて本を読まないでいたのだが、今日本屋さんでてつやの著書を購入すると、ものの2時間程度で読み切ってしまっていた。やはり自分は本を読むのが好きらしい。


YouTubeチャンネル登録者数560万人を誇る東海オンエアのリーダーの著書ということで、今回の発売を心待ちにしていた。(実際はただのファンにすぎない)


この著書を読み終えたシンプルな感想としては

「人生みんな人それぞれだよね。おもろい話聞けたわ。」

という感じだ。


「何かを得た。」とか「すげえことが学べた。」とかじゃなく、私個人的な感覚としては「おもろい先輩からいろんな経験談聞けておもろかったわ。やっぱあの先輩おもろいわ~」という表現が近いのかもしれない。


良くも悪くも東海オンエアてつやの人生や価値観を知れる、面白い本だった。


あまり内容に触れてしまうとネタバレになってしまうので、事細かに書くのはやめておくが、この著書の中で一番印象に残った言葉は、

世の中に存在する「優しさ」には2種類があると思う。一つは面倒見のいいタイプ。もう一つは口の挟まないタイプ。与えるか、奪わないかのどちらかだ。

というものだ。

恐らく前者はいわゆる熱血教師のような人情の溢れる人間だろう。そして後者は放任主義と呼ばれるようなある意味では薄情ともいえるような人間なのかもしれない。

でも、はたから見れば両者ともに同じく「優しい人」に映る。

「これってすごく不思議じゃないか?」と私は思うのだ。だからと言って後者の優しさが必ずしも悪であるとは思わないが(先ほどの表現は少しひねくれた表現をしてしまった)どちらも人々が「優しさ」と表現しているのがなんだか面白いなと思った。


この著書を通して「優しい」という言葉の持つ意味の幅広さというものも感じた。


この「優しい」についての話を読んで改めて感じたのは、今後生きていくにあたって「ヤバい」「すごい」「良い」みたいなあまりにも幅広すぎる言葉(幅広フレーズと呼ぶことにした)を日常的に使う人間にはなりたくない、ということだ。

この3大幅広フレーズを使用しているときっと脳は死んでいく。

せっかくいろんな表現のある日本に生まれたのだから、それらを丁寧に使って豊富なボキャブラリーを使える人間になりたい。そう思った。


え?結局何が言いたいかわかんないって?

本面白かったよってこと。


てつや先輩、おもろかったです。勉強になりました!!


#読書感想文

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