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生きるための実験 第二話 こぼれ話

生きるための実験 2話が公開されました!無料公開は9月1日までとなっています。今回は景色を見つけるはなしです。

今回の連載の中でも出てくる景色の写真はここで、時系列でみることができるようになっています。

自分の事を書くこと

私は幼少期から「何でも話せる友人」というものがおらず、そのかわりに自分の気持ちを日記に書いて吐露していました。書くことで自分のことを客観的に見ることができたり、自分のことを知る事ができたり、考えが整理されたりします。

そういった自分自身について書いたものを、誰かに見せたりすることには抵抗がありました。劣等感や羞恥心が強いから、自分の事を誰にも知られたくなかったのです。そんな私は、ある一冊の本と出合います。その本というのはこだまさんの「夫のちんぽが入らない」です。

この本はこだまさんの半生が描かれた私小説です。彼女の生きづらさについてあけすけに描かれており、他人事とは思えないような痛みを感じつつも、そのユーモラスであたたかな表現は、読んでいて不思議と落ち着きます。本を読み終えたとき、色んなひとが色んな事情で、それでも、生きているのだ、という事が胸にじんわり広がりました。私も私でいいのだ、と思えて、私は自分についての話、おばけについてを書き、それを公開したのです。

それを書いたことにより「自分の言葉が誰かに届く」というのを実感し、自分について書く事にそれほど抵抗がなくなり、cakesでも連載ができています。人にどう思われるか、という怖さや、恥ずかしさはもちろん無いとはいいませんが、読んでくださる方々や、読んだことで気づきがあったなど感想をくださる方々がいると感じられると、書いて良かったな、と思います。

自分が書けることは自分の実体験なので、書くときには、現在と過去をいったりきたりしつつ、ある地点では、深く掘りかえしてみたり、悩みながら書いています。そういう作業の中で自分についての新たな発見があったりして、難しいけれど、書くということは面白く、新鮮でもあります。意識しているのは「自分の言葉で書く」です。


さて今回の連載の挿絵です。連載の最後にのせるのを想定して描いています。

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(好奇心)

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フランス在住のおなかの弱いおばけ。写真を撮り、イラストを描き、暮らす。自然のちかくにいること、つくることが好きです。▶(cakes連載中)https://cakes.mu/series/4529

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