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(7) 姐さんのひらりん、ちと帰国 〜 箱根八里、箱根パチリ

湘南のぽかぽか陽気をいっぱいに受けて、更に続く姐さんのオトナの行き当たりばっ旅。


今回は、ヘッダー写真からしてオトナの匂いムンムンでございますん♥

江ノ島大デトックスが終了した姐さん、そのまま藤沢にてお泊まりしちゃいました。オトナですから。
藤沢辺りなら、朝急に思いついて、駅近の安ホテルをポチッと予約しておけば、そのまま呑みすぎても安心な姐さん。

例によってチェックアウトぎりぎりまでゆるゆるしてから、パパりん&ママりんとの合流地点、箱根へしゅっぱーつ👉


いきなり目を引く横断幕。
なんと! 藤沢場所なるものが存在するとは。

4月15日、4年ぶりの開催だそうな。

藤沢市の花はもちろん「藤」。
もう少ししたらキレイな藤が見られるのかしら?
いざ、藤沢宿より東海道を西へ。
「湘南讃歌」、参加しました。
ここからは、小田原まで十里の道程でござんす。
ででぇん。小一時間程で小田原へ到着。
昭和歌謡的な姐さんの脳内では、
♪サヨナラー、サヨナラーの小田さんと、
♪愛 wanna Do! の田原トシちゃんが、
同時に登場して戸惑う一瞬。
昔懐かしい小田原駅の姿が。
では更についでの懐かしい様子。
右手足柄山麓に小田原城を臨み、
手前に酒匂川(さかわがわ)。
呑兵衛にはたまらん名前の川ですわ。
今回は江ノ電に続き、小田急・箱根登山線も
全線制覇が目標です!
大抵箱根にはロマンスカーで「箱根湯本」駅到着。
そうすると、何度も箱根を訪れている姐さんでさえ
全線制覇未完成ですん。
今日は初乗車の小田原箱根湯本間。
駅舎に河津桜の生花とは🌸
大胆豪快でステキ♥
スタンプも忘れずに。
結構前の方に停まってます。
なんちゃーないね。
程なく「箱根湯本駅」。
河津桜がちらほら🌸
小田原〜箱根湯本は折返し運転です。
箱根湯本で一旦下りたら、強羅(ごうら)方面行きを
待ちましょう。
あじさい電車でも親しまれている登山電車。
通路にはめ込まれたタイル達。
あ! やって来ました。
乗り鉄姐さん、運良くレトロ車両げっちん💪
ひょー、本日3両連結全てお手本はスイスの登山電車。
あはん♥
駅案内もこの通り。
さ、いよいよ登山電車、上ります。
箱根湯本駅、標高は96m
1888年小田原馬車鉄道として発足。
湯治客の増加と箱根町の近代化の為早くから
電気化が望まれます。
1896年に日本で4番目の電気鉄道、
小田原電気鉄道が誕生。
1919年、着工から7年で工事が終了。
箱根の険しい山をスムーズに登るため、
進行方向を変えながらジグザクに進む方式
スイッチバック」がこの登山電車の名物。
スイッチバックは、全部で3ヶ所
最も標高差が大きい急勾配の、塔ノ沢出山大平台
で行われます。
ちなみに鉄道ファンのメッカ、碓氷峠よりも急勾配。
このタイミングで列車の前後入れ替わるので、
運転手さんと車掌さんが、
忍者の如く「入れ替わりの術」を披露。
それもまた一興。
青空に映える赤い車体。
それはまたスイスに敬意を評しての選択でしょうか。
何故か繋ぎ目も気になる姐さん。
単線のため下り列車の通過待機中。
絶好の撮り鉄タイム。
前から後ろからお好きに攻めて♥
「小涌谷」駅、標高523m
一気にあはん♥イッてます。
下り線がやってきましたが、こちらモダン系。
姐さん、野暮用にて途中下車。
一応時刻も確かめときましょ。
職員詰所に飾られるミニチュアにどきっ♥
ここから本日の目的地へ向かいます。
しかしね、この急勾配歩いちゃいかんよ、歩いちゃ。
登山電車の様にスイッチバックできないんだから
バスで一気にぐーんと連れてってもらいますん。
昔からの複数社競合なんでスグ来ます。
降りたら目の前、だだ〜ん!
ここに来たくてパリから来ました!
岡田美術館
前回の出発前すったもんだはココのチケね。


いやん♥ステキな日本家屋。よじれますん。
まずはこちらで腹ごしらえ。
あれ?でも日本家屋とくれば日本庭園。
ちと散策してみましょ。
こじんまりした感じですが起伏のある豊かな自然。
その広さ1万5千平方メートルの敷地とか。
あ、さっきの日本家屋見えた。
昭和初期の旅館の一部を改装したおうどん屋さん、
「開化亭」。
掘り炬燵風カウンターと、
後ろに広がる先程の庭園。
奥にもお席が。
メニューはこちら。
シンプルきのこうどんに海老天のトッピングじゃ🦐
大変美味しゅうございましたん♥
何だか姐さんにはこんな一コマが昭和チックで
よじれますん♥


さて、いよいよぐぐーっと中へ。
こちら640枚の金地パネルで作られた風神雷神の大壁画。
もちろん館内は撮影禁止、水ボトル禁止、ボールペン
使用禁止、との苦行の数々。
長丁場になることが予想される姐さん、
果たして耐えられるのか!?
本日の来館目的はこちら!
開館10周年記念につき同館記念碑的作品の特別展示
でございますん。
伊藤若冲(1716~1800)
2000年頃から米国人日本美術コレクターによって広く知られることとなった京都出身の画家。
田中一村(1908~1977)。
苦節数十年、五十にして奄美へ渡り、彼の地で創作活動に打込んだ千葉出身の画家。
今やかなりの知名度である伊藤若冲(じゃくちゅう)は、
おフランスにもやって来て展覧会が行われたりしたので
何度か目にしてはおりましたが、繊細な描写と、動植物への独創的な世界観が素晴らしい。
また、青物問屋の息子であっただけに野菜、魚、鳥などの表現は、ヒマがあったら写生でもしていたであろうこと一目瞭然、かつユーモラス。
一方、七歳にして神童と言われた彫刻家の父を持つ
田中一村(いっそん)。なかなか世間に認められず、
遅咲きながら五十にして描き始めた亜熱帯の植物や鳥。鋭い観察と画力が、ここ数年来南洋スタイルを学んだ
姐さんのハートを鷲掴み♥
wikipediaより。
こちら絵の中にいるアカショウビンちゃん。
そして白花はダチュラでちゅら。
闇の中で強い香りを放ち揺らめく奄美の花。
オトナの香りムンムンですん。
奄美へ渡り、大島紬の染色工をしながら、質素に創作を続けた一村。南を目指したところから、
「日本のゴーギャン」とのあだ名も。
この熱帯魚はインド人の魚屋さんで売られていたのを
見たことがあります。

きゃう〜ん♥
奄美には「田中一村記念美術館」もあることだし、いつか行ってみたいな〜、奄美。


しかも一村先生の作品をラベルにした焼酎があるとな!
(鹿児島・町田酒造)
アカショウビンちゃんいるやんか!
こりゃ、ぜひぜひ行って味わって来なくっちゃね〜、
姐さん。


ハイ、お疲れちゃん。
その後、強羅まで再びの登山電車。
スタンプも忘れずにお願いし。
本日のお宿は珍しく、
洋風コテージ風温泉宿。
って妙にレトロな食堂ですこと。
お食事はおフランス料理ですので、
洋装にてお越しくださいませ。
え゛〜、温泉入って浴衣でおビールでないのね。
けどやっぱりおビールいただきますん。
わぉ!プレミアム。
本日のおフランス料理のコースでございますん。
前菜でございますん。
小海老が乗ってるザマス。
パンはきっとホームメードなので美味いザマス。
カブのポタージュ、サーモンパイ包み、
仔羊ステーキ。
ゴボウが付け合わせてあるなんて日本チック!
姐さんもちろん軽めのイタリアンワインを追加で。
パパりんには白を。
デザートのリ・オ・レ(お米の甘い牛乳浸し)は
ネコまんま😸みたいで苦手なので、
何とも言えませんでしたが、チョコレートのアイス
クリームは甘さ控えめでまあまあ。
ごっつあんですっ。
お部屋からの景色も夕暮れに。
浴衣に着替えて温泉へGO!
長い一日ご苦労さまでございましたん。
家族三人一緒に寝ます。
パパりんのイビキが心配ですん。

パチリ、パチリと箱根でパチリ。
たくさんお写真撮りました。
明日もまだまだ続きますん。
お楽しみに。
あはん♥








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