見出し画像

「1on1ミーティングで悩んだ時に読む本」を書いた想いを綴る。

この本が興味がある方、すでに買った方に、どんな思いで書いたのか、そして今後この本をきっかけにどんな未来を描きたいかを書いてみたい。
共感してくださる方は何らかの形で関わってもらえたら嬉しい。
(※想いを伝えたいので、あえて口語体にしてます。丁寧語ではなくごめんなさい)
今回は本への思いを書きます。(内容アピールは別途書くかもしれません)

販売場所

この本は以下2箇所で販売しています。
技術書典9 オンライン: 9月12日(土) 10:00 ~ 9月22日(祝・火)23:59
(※技術書典のアカウント登録必要、他技術書の本も見れる)

boothにて販売
(boothのアカウントが登録必要)

どちらで購入でも構わないです。買いやすい方で。

この本で私が書きたかった思い

1on1ミーティングという言葉が広がった一方で、この取り組むに悩む人が増えていると感じる場面が多い。それは1on1をする側の上司はもちろん、される側の部下も共に。何を話したらいいのか、何がいい場なのか、1on1という言葉通り2人の間でされるものだからオープンなものでもないし、わからないまま進行する。だからこそ相談しにくい。

そう思った時に「こういうふうにやっている人がいる」を参考までにお伝えしたかった。本を見ながら、こういうやり方があるんだ、あーこうしたらいいなぁとか、私ならこうかなぁと好きに思いにふけてもらって構わない。本を手にした途端、それは私が生み出したものであっても、あなたのものだから。

ただ1on1を専門にやるものとして、あえて言うが、別に1on1は万能なものじゃない。私は1on1を通して組織支援するお手伝いを専業としている。これは1on1を通じて得た情報を持って、組織支援をしていると言うことを意味している。
そしてその解釈を自分の知識だけに頼らず、理論も調べる。人を客観的にも見ていく。またカウンセリングなど専門家のアドバイスも受けてきた。
本気で向き合ってきた。その向き合った軌跡を少しでも再現性がある形を本で伝えることで誰かの役に立ったら、また1on1がよりいい場所になれたらと思っている。

1on1はうまくできるとかなりの情報収集ができる。
たまに外部の人間の癖に、「部下側の本音」も、「上司側の本音」も、「そこに語られる会社の背景や状況」を赤裸々に知ることがある。もしかしたら本人たち以上に。はじめは心のうちを語りたがらなかった人もふとこぼすものがある。あれ、なんでこんなこと話してしまったのだろう、あれ、こんなこと思っていたんだ。そうなった時、人はちょっとだけ解放される。

私はその思いをそれぞれ本人の了承をえて、必要な場所に伝え、繋げる仕事をしている。

1on1で得た情報を活用するのかは上司、部下共にある。
上司がその情報を活かして、組織や会社の仕組みを変えることも可能だし(評価、採用の仕組みなど)部下をもっと働きやすくして自分の負荷を最終的には減らしてパフォーマンスをあげることも可能。
部下は1on1を通して自分を知って、もっと活躍できる方法を模索できるし、自分から積極的に行けば組織のことを知る機会にもなるだろう。

私は1on1をきっかけにもっと働くことが楽しくなるひと、個々の素質が活かされる人を増やしたいと思っている。1on1で得た情報で、もっとチームや組織も変わるお手伝いができたらと私は思っている。

こんな想いがあって、私はこの本がきっかけの人になればと思って書いた。

制作過程の小話

私は本を書くのはとても苦手だ。「内容はいいけど、誤字脱字やちょっと読みづらさがある」というレビューも多い。本をだすのは1年ぶり。正直それだけ葛藤した。指摘だらけのレビューに心もよく折れた。どこかで文章を書く資格ないと思ってしまう瞬間もあった。1冊目の時にそれを感じたので今回も書くことが怖かったのだ。

書くのが苦手だから、話す方が得意だと思い、#1on1ラジオを始めた。
話す方が得意と言っても、実は軽い原稿は書いている。
podcastで語って、その内容を原稿にしようと思った。自分が普段やっていることをどれだけ吐き出せるか。どれだけ語りつくせるか。
実際文字起こししてもらってほぼ参考にと思ったけど、内容は参考になっても結局かなり書き直した。 かなり追記した。理論も調べ直した。
話すのが得意なんてとんでもなかった。まだまだ伝え方には工夫がいると思った。

今回最終週は毎日更新しながら、複数のかたにレビューしてもらう形式をとった。多くの指摘を受けながらと無我夢中で直した。自分が不得意なところをみんなにカバーしてもらったイメージ。改めて文章力ないなと落胆しながら、それでも自分にしかかけないものを書きなぐった。夜中、徹夜を繰り返して、それでもなんとか伝えたくて、時間を忘れて没頭して書いた。

1on1ラジオはこちら。少しずつ更新している。

完成ではなく、途中段階に過ぎないと思っている

ラストスパートで一気に書き上げたので、誤字脱字に限らず、ここもっと説明して欲しい、わかりにくい、こういう場合はどうなの?といった気持ちが読んだ人には芽生えると思う。

すぐ更新は難しいかもしれないけれど、それを私にぜひ伝えて欲しい。

いわゆる本は発行したら終わりかもしれないけど、私は終わらせたくない。
私だけの作品じゃなくて、みんなの悩みにもっと答えるものにしたい。

あと役にたったところとか、実践してどうだったかもぜひ教えて欲しい。
本を読んで終わりになるのは私は望まない。
活きる本になりたい。

本の修正という形でのアプトプットじゃないかもしれないけど、どういう形か答えたい。そして、そういう声が私を支える。

連絡先は以下まで。
twitter @careerupdate
mail career.update.org [@]gmail.com
([]は外してね)

本はスタート地点。これからムーブメントを起こしたい

ここからは野望。本をスタートに色々活動していきたいと思う。
あえて意識的に覚悟を決めて描くが、結構ビクビクだ笑

一つ目は9/27夜に私の1on1を公開するイベントをやりたいと思う。
公開なので意識することが増えるため、そのままを再現はできないけど、またみんなの参考になったら嬉しい。
イベントページを今作っているのでちょっと待って欲しい。

あとは1on1カンファレンスをやることを本気で考えて見ようと思う。
イベント運営経験とかないし、自分の力じゃやりきれないので踏み切れていない。ふわっと描いているコンセプト含めて、考えるところからやっていきたい。

自分の中で、私の技術を盗んでいただいて、仕事にしていくお手伝いをする文脈と1on1をやること自体が広まる活動を分けていきたいと思っていて、今後はここに重きを置きたい。少しずつヘルプはお願いしつつも、基本一人で回すのですぐ限界がくるなと感じている。1on1を通じた組織支援ももっと広げていきたい。

共感してくれる人へ

つらつら書いたのだけど、今回の本レビューでも改めて思ったけど、私だけでやることをそろそろ諦めたい。私は生み出すことは好きだけど、人と向き合うことを得意としているけど、私に苦手なこととのせいでみんなの役に立つのが半減するのがとてつもなく嫌だ。
事務的なことでもいい、自分はこういうことならできるとアピールしてもらってもいい、もしなんか本を読んでとか、この記事みて共感する人がいたら教えて欲しい。

それこそ一緒に何かやるひととは1on1して個々が活きる形で一緒にやりたいし、私の思いもぜひ引き出して欲しい。(後者も大事w)
お互いちょっと違うなと思えば、間接な形だっていい。

こういうやり方をするもんだ。と言うものにとらわれずに色々試行錯誤していきたいと思っている。

乱文をここまで読んでいただきありがとうございました。

最後にもう一度本のリンク貼って置きます




よかったらサポートお願いします。いただいたサポートは商品の開発費や新たな企画を企てるために使わせていただきます