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『断裁分離のクライムエッジ〈全13話〉』感想メモ

見出し画像出典:断裁分離のクライムエッジ(アニメ公式サイト)

こんな感じの話

・切れない髪を持つ女の子と髪フェチの主人公が出会う
・”キリンググッズ”をもつ殺人鬼の子孫たちが闘う

感想のようなもの

髪の長い幽霊が出るという洋館に忍び込んだ髪フェチの主人公切は、普通のはさみでは切ることが髪を持つ少女祝と出会う。霧がお守りとして常に持ち歩いていた鋏”クライムエッジ”により祝の髪を切りとせたことをきっかけに祝は学校に通い始める。そして”キリンググッズ”をもつ殺人鬼の子孫達は祝を”髪の女王”として殺害しようと争っていることを知り、否応なく巻き込まれていく。

殺人鬼の遺品であり殺人衝動を呼び起こさせる”キリンググッズ”の持ち主である”オーサー”は、殺害衝動を受け止めてくれる”インステッド”がいなければ暴走してしまう。主人公はヒロインを守りたいと願うが、それだけでなくこのオーサーとインステッドという関係にもある。利用し合うような関係であるためなかなか恋愛関係として進展しない。

ヒロインの殺害を巡り争う殺人鬼達とそれを守ろうとする主人公達という構図にはなっているが、作品を通しての具体的な目標がいまいちわからず、どのようにみていけばよいかわからない。これからもヒロインを殺そうと守り続けなければならない主人公という結末になるのであまりすっきりした感じもない。
そして、違和感ばかりのご都合主義と恥ずかしくなるような台詞がそこはかとなく気持ち悪い。次回予告のタイトル連呼も観ていて恥ずかしい。

肌に合わないアニメを観てしまったのだと思う。

好きポイント

・好戦的になる主人公

こんな人におすすめしたい

・髪が好き
・鋏の効果音が気に入った人
(おすすめじゃない)



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