時間の浪費

余白のある暮らしがしたい。
幸運なことに、プライベートの時間をきちんと取れる仕事に就くことができた。
ただ、向上心を持って自分のスキルを磨くために時間を使えていない。
余白を求めておきながら、何かをしなければと焦る。
自分の怠惰が恨めしくなる。
有意義に過ごさねばならないという価値観をどこからか拾ってきて、それに縛られている。

無駄な時間を過ごすことの何がいけないのだろう。
「限りある時間」の使い方に優劣をつけるのはなぜだろう。
時間を浪費すればする程、将来得られただろう何かは遠ざかっていく。
今快楽を享受することで、未来のそれは失われていく気がする。

それでも、その浪費を価値のあるものに変換できるなら幸いだ。
あぁそんな時期もあったなといづれ懐かしく思える。
だから私は変に気負わず、今の悩みや喜びにじっくり向き合うといい。

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