kyoto swimming girl
レトロ建築
雑貨やおみくじ
おやつやパン
文学フリマがあるので京都へ行ってきました。今月3回目。今日は一人だったのでモーニングを。行ったことのないところへ行ってみたかったので堺町の小川珈琲店へ。 ホスピタリティの聖地みたいな場所であったよ。内装も細かいところまで手が行き届いているし、食器の類もこだわられていて、店員さんの所作も美しい。誰にでもパッとおすすめできるのはこういう店だよなあと思う。 着物の合わせがずれているとか、おしぼりの細かい位置とか、学生バイト時代はそんなの誰も気にしてないと思っていたけれども、そう
家族で遅めの初詣へ。京都へ行くと毎度のことながら歩く距離がおかしいことになる。満身創痍なのでダイジェストで振り返ります。 おかるでおうどん食べたいねと言っていたけれどもすごい列。何かで紹介されたんかと思っていたら他のおうどんやさんもえらい列。訪日客が戻ってきたからかなあ。 ということでたけふさへ。 八坂さんへお参り。露店もいつもより多めで賑わっておりました。おみくじを引いたら去年と同じで嬉しかった。 それから川の方へ下りえびすさんへ。途中学生時代よく行ってた雑貨屋さん
家族が出払い久しぶりに夕方までひとり。何をしようか前日まで悩んで、結局、心の赴くままに過ごそうと思い眠る。起きたら10時半だった。よーいドンで京都特集をしていて、ああ行きたいなでも週末行くしな、でもせっかく一人の時間なんだし、いやいやこういうもったいない精神で動くのもうやめたいんよな、と悩み、結局行くことにする。先月、フォロワーさんに京都で読んだり書いたりする旅をしたいのだけれどおすすめの場所はと訊かれ、私もそんな旅してみたいなと思っていたところだったのだ。 着くなり向かっ
2022年11月13日 京都モダン建築祭。昨晩お酒を飲みすぎたため遅めの出発。革島医院は諦めたけれども、せっかく泊まってるんだったら頑張って早起きするんだったなとトーストをかじりながら少し後悔する。 最初に行ったのは岡崎エリア。ツアーを中心に参加しようと決めていたので、集合場所の時忘舎へ。 時忘舎 白川沿いを通るたび気になっていた建物だったので感無量。塀のキャプションを読んで「水車どこにあるんだろうな」と思っていたので、入り口にどどんとあって驚いた。 オーナーの竹中
11月12日から1泊2日で京都へ。いちばんの目的は子どもの七五三。次にモダン建築祭。一人で京都(ノット友人宅)に泊まるのははじめてだったかもしれないと今気づく。もう京都に住まうことはないのだろうと思っていたけれども、ホステルで長期滞在されている方を目の前にして、そうかこういう京都住まいもあるなあと思ったりしたのでした。 11月12日 DD食堂で早めのお昼。開店と同時に入店、瞬く間に全席埋まる。境内の紅葉が綺麗だったけれどもじっくり愛でる間もなく着付けへ。 着物は五条の和
いつも内省的な日記をホームページに書いていますが、京都に行ったときの日記はそれはそれとして別の場所に残しておきたいな、それならホームページよりも人の目にふれる場所に置きたいなと思い、思い出したのがこのnoteでした。 最後の更新が1年前。おでかけノートにしようとして結局続かなかったんだよねえ。その前は4年前。この頃はちゃんと記事っぽく書いてたんだな。 もう一つのアカウントも放置しているので久しぶりにnoteそのものに訪れたのだけど、ああこんなにも文章を書いているひとがいる
先日のチョコレート博覧会で買った亀屋良長のスライスようかんcacao。 ようかんが薄いシート状になっていて、パンにのせて焼いて食べます。 今回買ったcacaoは、通常のスライスようかんの半分がカカオようかんになったものです。パッケージは通常の白色に対して黒色。かわいいです。 ケシの実とカカオニブがトッピングされていて、口に含むと木の実のような、少しだけ酸っぱい甘さがありました。バターようかんはこってり。でも後味はさっぱり。 亀屋良長さんの和菓子作り体験に一度お邪魔させ
素朴な骨董の家具に、李朝の陶器が並べられた店内。ふと思い出したのは、河井寛次郎「火の誓い」に出てきた藁工芸品の作り手、孫斗昌のことだった。 韓国から寛次郎宅へやってきた孫斗昌は口数少なく、ただ淡々と藁工品を作る。その姿に寛次郎はいたく感動するのです。 --- そうやって淡々と作られただろう素朴な骨董品たちに囲まれてジェラートをいただく。要するに民芸好きにとっては特別なお店ということです。 ちなみに禅食は茶色の方で、土っぽい漢方的な味がした。ピンクは五味子で、酸っぱ
鳩居堂に入るとすぐ左手にあるのが、絵はがきコーナー。季節ごとに並ぶはがきが変わるから、寺町あたりへ行くとついつい寄り道してしまう。 9月末に訪れると、絵はがきコーナーはすっかり秋模様。お月さまモチーフのものやオレンジ色した絵はがきが並んでいて、わくわくして、一枚ぐらい、とついつい買ってしまう。 徳力富吉郎氏の版画はどんとして味があって特に好き。こういうテイストは庶民向けに作っていたようで、今調べていると、繊細な浮世絵みたいな作品も色々でてきた。聖護院に版元があるようなので
空気は冷たく、陽射しはあたたかく。10月1日にふさわしい朝でした。 10月といえばハロウィン。かわいいおかしが街にあふれる季節です。 こちらは「乙女の京都」を貸したお礼にいただいたベルアメールのチョコ。ポップでかわいくて食べられません。 --- ▶︎ ベルアメール京都別邸 住所:京都市中京区三条通堺町東入ル北側 桝屋町66 電話番号:075-221-7025 営業時間:10:00~20:00 定休日:不定休 HP:https://www.belamer-kyoto.j
感性を研ぎ澄ませなんて言われましても、なにも浮かんできませんが。この年になってみえてくるものだってあると気づくわけです。 というようなことをつらつらと平気で書きつけることができるような、図書館みたいなカフェでした。 雨の音がよく似合っていました。 --- ▶︎ cafe Uchi 住所:〒606-8011 京都市左京区山端森本町21-24 北原ハイツ 1F 営業日時: 11:00~19:00 定休日: 木曜日、第3水曜日 HP:http://kyotocafeuc
クルクルまわるこれを横目にふれあいタウン新京極〜を聴くと、ああ新京極に来た、と思う。 とインスタに載せたところ、これが好きだとコメントをいただいた。愛されロンドン焼。ちなみにひとつ50円。 --- 明治から芝居や寄席などが集まる興行場として賑わった新京極。毎日が縁日のようだったんだろうなと思う。 そこでこの機械はずっとまわっていて、その周りには沢山の人が集まっていたのかもしれない。 今は海外旅行客がこの機械を眺めているのをよく目にする。 時間も国境も超えてみん
京都文化博物館は、辰野金吾設計の洋館。 天井の窓(ドーマー窓というらしい)が印象的な、クラシック建築。 もともとは日銀京都支店として建てられていて、ここは営業室だったのだそう。大きな採光窓が特徴的です。 日銀京都支店としての役目を終えたあとは、平安文化を研究・展示する平安博物館になりました。そして現在は京都文化博物館(ぶんぱく)として使われています。 現在ぶんぱくではそれを顧みる「平安博物館回顧展」が開催されています。平安博物館のことだけでなく、昔からこの地はどんな土
祇園閣を拝観したあとは、八坂神社の喫茶室「栴檀」へ。 神社の喫茶室は何十年も前から同じスタイルで営業しているから、良くも悪くも本当にレトロ。伏見稲荷神社の「参集殿」なんて、行き交うインバウンドをよそに、昭和へタイムスリップしたかのようなたたずまいなのです。 一方、下鴨神社の「さるや」や平安神宮の「トニトニ」など、ここ何年かでおしゃれな神社の喫茶室ができつつあるなとも思います。 ちなみに「栴檀」は前者。 一番人気だというクリームあんみつ(600円)は、何か特別なものを使
河原町から八坂神社へ向かっている途中。「もしかしたらかわいい雑貨があるかも」と幾岡屋へ寄る。 幾岡屋は花街の小物を扱うお店。舞妓さん御用達のお店としてよくガイドブックに載っているから名前はずっと知っていた。一度、名入りうちわ(白地に赤文字のアレ)を頼もうと電話したことはあるけれど、お店に寄るのは初めてだった。 そうしたら入口にこの貼り紙。 店じまい……。 お店の方に尋ねると、本当は7月末で閉める予定だったけど、品物があるからまだ開けているとのこと。自分が知っているお店