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2023 WORLD BASEBALL CLASSIC


2023 WORLD BASEBALL CLASSIC、1試合1試合は手に汗握って、とてつもなく長く感じてしまうこともあったのに、終わってしまうと、本当にあっという間。あっという間すぎる。毎年やってくれてもいいのに。
まさに、侍JAPANロスを感じています。

野球は大好きですが、高校野球が一番で(30年弱前、野球部マネージャーだったんです、わたし。南ちゃんになりたかった。)プロはあんまり観ないんですけど、父が激し目のジャイアンツファンで、幼い頃はよく野球中継をみていました。今は、甲子園以外は、大谷くんのニュースを追いかけるくらい。

でも、大谷翔平くんとダルビッシュが召喚、となると、たのしみだったWBCが、さらにたのしみになりましたよね。

今の侍JAPANはダルビッシュが最年長。
最年長のダルビッシュですら、年下。
彼が高校生の頃も観てましたよ。

今回、各試合で解説したりリポーターしていたりするのが、上原だったり(絶対ゴルフ三昧だよね、って日焼けしてたね。大学野球、神宮に観にいってたよ)、松坂だったり(横浜高校、甲子園での優勝シーン覚えてるよ)、ハンカチ王子だったり(相変わらず人の良さが溢れてるね)、あぁ、いまのチームってだいぶ若い子達なんだよなぁなんて思いました。
(槇原さんは変わんないね。)

それはさておき。
今回の侍JAPAN、ほんとうに素晴らしいチームでしたね。
栗山監督、コーチ陣、すべて含めて。

勝ったと知っている試合は、安心して観られるので何度でも観たくて、でも何度見ても、喜んだりヒヤヒヤしたりしてしまいます。
準決勝のサヨナラのシーンと、決勝の大谷くんVSトラウトの最後の一球、みんなの歓喜する様子は何度も観て、何度も泣いてます。


わたしにとっては、何はともあれ、大谷翔平、だったのだけど、ガッツあふれる熱いプレーで沸かせたヌートバー選手、世界一の二番バッターだと思う近藤選手、きっとこれからもっと素晴らしいバッターになるだろう村上選手、頼りになりすぎた吉田選手(歯は白すぎるけどね)、骨折をしても出場した源田選手、ひとりだけそこだけ早送りみたいな周東選手、それから、朗希はぜったいいい子。
あぁ、あげたらきりがない。


一流の選手が、自分の仕事をまっとうした。
誰が投げても、強い。打線のどこからでも、点が取れる。
そんな最強軍団でした。

WBCに出場すること、MVPを獲ること(ということは優勝すること)を夢に掲げていた大谷翔平くん。
栗山監督が、世界一の選手になるようにと送り出した彼は、栗山監督を世界一の監督にした。
なんてドラマチックなんだろう。





考えるべきはするかしないかじゃない。
すると決めたことをいかにして成すかそれのみだ。
それでこそ犠牲も少なくなる。
常に自分に問え、迷いはないか最善を尽くしたか。

わたしの座右の銘といっても過言ではないこの言葉。『BASARA』田村由美


大谷翔平くんをみていると、【すると決めたことをいかにして成すか】、こう考えるひとなんだと思います。
それのために何をすべきか、考える。
迷いなく、最善を尽くす。
野球選手として、もうすでに伝説的なひとだけれど、ひととしてもすばらしく、大好きです。
どんどんからだが大きくなって、超人化していく大谷くん。
この夢のつづき、きっとみせてくれますよね。


僕から一個だけ。憧れるのをやめましょう。

ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターを見ればマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたり、野球をやっていたら誰しも聞いたことがあるような選手たちがいると思う。
憧れてしまっては超えられないので、僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。

今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。

さあ、行こう。

冒頭にあげましたが、アメリカとの決勝戦の前。
円陣声出しでの大谷くんの32秒。
泣けます。(最後の「さあ、行こう」がかっこよすぎる。)

負けたら終わりの短期決戦。
一度も負けなかった侍JAPAN。
あなたたちは強かった。世界一の野球小僧たち。


感動をありがとう。
わたしもがんばります。


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