見出し画像

騰の企業研究#9【NTT都市開発】

騰 | 23卒

NTTグループ唯一の総合デベロッパー、NTT都市開発です。

基本情報

創業:1986年
代表者名:辻󠄀上広志
従業員:単独/414名 連結/865名
本社:東京都千代田区外神田
売上高:1,438億円 (1億6,624万円/人)
純利益:140億円
初任給:23万円程度 平均年収:925万円

画像1

企業理念
「誠実に、革新的に」
私たちは、不動産サービスの提供を通じて、未来が見えるまちづくりに貢献するとともに、お客様や地域社会の人々が満足し、笑顔になっていただくことに最大の価値を見出します。

そのために、社会やお客様ニーズの変化を捉える感性を磨くとともに、お客様志向を徹底し、新たなサービスの創出に向け、全社員が誠実に失敗を恐れず、チャレンジし続けることを約束致します。

チャレンジの源泉は、社員相互が尊重しあい、自由・活発な意見を述べることが出来る社風にあると認識し、全社員が笑顔で仕事に取り組みます。

事業① オフィスビル事業

立地の優位性ICTの活用快適なビル設備の提供という三つのアドバンテージがあります。創造力と技術力を結集したビッグプロジェクトによって開発されたビルをはじめ、多様なニーズにお応えするラインナップで、人が心地よく働くことができるオフィス環境を提供し、ビジネスの可能性を広げます。

(1)秋葉原UDX
ワークスタイルを変革する国内最大規模の1フロア1,450坪のランドマークビルです。レストラン&ショップ「アキバ・イチ」やカンファレンス、イベントスペース、シアター、クリニック、駐車場などあらゆる機能を有する複合型オフィス。先端文化情報発信の街・秋葉原のシンボルとして、更なる街の価値向上に貢献しています。

画像2

(2)大手町ファーストスクエア
グローバルビジネス拠点としてふさわしいステータスにあふれるツインタワー。東京海上保険ビルディングやNTT千代田設備センタなどの跡地を再開発。1997年に竣工し、イーストタワーにはNTT本社が入居する。

画像3

(3)品川シーズンテラス
国内最大級のスケール、1フロア1,500坪の免震構造オフィスビルです。都の下水処理場を改修する際に建てられ、地下には約76,000㎥の雨水を貯めることができます。ビルの前の人工地盤上には約3.5haの緑地を整備しています。

画像4

(4)シーバンス N館
NTT都市開発が建設主体となったN館と、清水建設が主体となったS館からなる、ツインタワー型高層ビルです。ガラス張りカーテンウォールが特徴であり、アトリウムを設けるなど、湾岸に位置するオフィス街区の開発である、ニューヨークのバッテリーパークシティに影響を受けています。

画像5

(5)アーバンネット名古屋ネクスタビル
東桜一丁目プロジェクトとして2022年に開業予定。地上20階建て、店舗・カンファレンス等を備え、最先端ICTを結集した次世代型先進オフィスビルです。アーバンネット名古屋ビル、商業施設Blossaと一体的に整備することで、賑わいと魅力を創出するまちづくりを行い、名古屋・栄地域の活性化に貢献していきます。

画像6

(6)アーバンネット御堂筋ビル
御堂筋淡路町開発計画として、2023年竣工予定。大阪・御堂筋に面したワンフロア面積400坪超を誇る21階建て高層ビルです。ABWやWell-Beingをサポートする充実の共用スペースとNTTグループのICTにより、新たな働き方を実現する次世代ワークプレイスとなります。

画像7

(7)博多駅東一丁目開発計画
福岡市が推進する、博多駅を中心とした半径約500mのまちづくり施策「博多コネクティッド」により、先進性と豊かな緑にあふれた次世代オフィスビルが2022年に誕生。地域交流やにぎわい創出に寄与する開発計画が評価され、「博多コネクティッドボーナス」に認定された第1号物件です。

画像8

事業② 商業施設

訪れる人々の心に残る魅力あふれる場所をあなたと共につくり、ひとりひとりの想いやひとつひとつの感動がその場所に新たな活気と潤いをもたらす。
創造された街に日々誕生する新しいふれあい、新しいストーリー。その積み重ねられていくひとつひとつの物語を大切にしながら、街にかかわるすべての人々の記憶に残る1ページを創りあげていきたい。私たちは、そんな商業施設づくりをめざしています。

(1)東京オペラシティ
21世紀の劇場都市」をコンセプトとした大型複合施設。1万人以上のオフィスワーカーが就業する地上54階のタワー棟や1,600人以上を収容する大型コンサートホールをはじめ、約50店舗で構成されるレストラン&ショップや隣接する新国立劇場を結ぶ全長200mのガラス空間「ガレリア」、屋外広場「サンクンガーデン」などのパブリックスペースにより構成されています。

画像9

(2)大手町プレイス
逓信総合博物館(逓信ビル)及び旧東京国際郵便局舎跡地を開発。快適なオフィス空間に加え、大手町エリア最大の国際カンファレンスを備えました。低層部では、約6,000平米のデータセンターや、個性的なショップ&レストランが展開し、「つなぐ」をコンセプトに賑わいのある空間を創出しています。

画像10

(3)WITH HARAJUKU
原宿アパートメンツなど複数の敷地を一体的に建替え。『未来を紡ぐ“たまり場”』をコンセプトに、原宿エリア最大規模の商業施設が誕生しました。IKEAが初の都心型店舗として出店するなど、原宿の新たなランドマークとして注目を集めています。

画像11

(4)SHARE GREEN MINAMI AOYAMA
南青山の豊富な緑に恵まれた約10,000㎡の広大な敷地内に、ロースターカフェ・イベントスペース・グリーンショップ・オフィス、そしてガーデンから構成される新しい商業施設です。PARK LIFESTYLEをコンセプトに、都会のすぐ隣に広がる癒し空間となります。

画像12

(5)新風館
京都市指定・登録文化財である旧京都中央電話局を活かしたホテル・店舗・映画館の複合ビル。独自のコンセプトで世界中にファンを持つエースホテルと、20のショップ&レストラン、ミニシアターを揃え、隈研吾デザインの建物とともに京都の街の魅力をさらに高めます。

画像13

事業③ ホテル・リゾート事業

場所性、環境、独自性にこだわり、特別な時間と空間をデザインし、その土地の記憶を重ね、文化を醸成します。全国のホテルに加え、全国にフランス料理店やイタリア料理店を展開する「ひらまつ」とコラボレーションしたスモールラグジュアリーホテルも手掛けています。

(1)ザ・ホテル青龍 京都清水
明治2年に開校し、昭和8年に移転新築された旧清水小学校の校舎を活用して建てられました。傾斜地の特性を活かした棟の配置や、洋と和のデザインを融合させた外観・内装など、特徴的な意匠を継承しながら、現代にふさわしい快適性をあわせもつホテルへと生まれ変わりました。

画像14

(2)エースホテル京都
京都が日本の文化の中心地であるととらえ、「East meets West」をコンセプトに「新風館」内にオープン。その地域や歴史の創造性とコラボレーションすることで、新たな滞在を提供してきた「エースホテル」が日本初進出。

画像15

(3)THE HIRAMATSU 京都
街を知り、街を堪能するための都市型ラグジュアリーホテル。全29室の客室は、全てが54㎡以上のゆとりある贅沢な空間。割烹とイタリア料理店も併設しており、京都を心ゆくまで堪能することができます。

画像16

(4)THE HIRAMATSU HOTELS&RESORTS 賢島
日本有数の美しさを誇る英虞湾の絶景と豊かな自然に包まれた伊勢志摩・賢島に佇む、全8室のラグジュアリーホテル。貸切にできる完全プライベートスパや露天風呂、伊勢海老を堪能できるプライベートラウンジなどが特徴です。

画像17

(5)横浜日本大通りプロジェクト
電話交換創始の地・横浜電話交換局跡に地上17階・地下2階、延床面積約13,800㎡、客室数242室のホテルが誕生。ホテルブランドはシンガポールのアスコット社が展開する「Citadines」に決定し、2023年夏の開業を目指しています。

画像18

事業④ グローバルビジネス事業

英国、米国、豪州を中心にグローバル事業を積極的に展開しています。国内でこれまで培ったノウハウを活かし、物件投資だけにとどまらず、取得後もバリューアップを行い、物件価値の最大化を行います。国内で培ったノウハウを海外で活かすだけでなく、海外で得たノウハウを国内でも展開し、相乗効果を生み出します。

(1)英国
ロンドン市において、2009年11月に海外第1号物件となるオフィスビルの取得をきっかけに、グローバル事業を拡大してきました。歴史的建造物保護地区に所在する1 King William Street20 Finsbury Circusでは、国内で培った開発力を活かして大規模なリニューアルを実施し、歴史を継承しながら最新設備を備えたオフィスビルに刷新しました。

画像19

(2)米国
2013年10月にNTT都市開発の100%子会社であるUD USA Inc.を設立し、2013年12月にNYマンハッタンにて米国1号案件となる開発案件、125 West 25th Streetに参画しました。現在ではニューヨーク、ボストン、ワシントン、ダラスに合計11物件を保有、開発しており、引き続き、安定的な収益基盤の確保と積極的な開発案件に取り組みます。

画像20

(3)豪州
2011年9月にUD AUSTRALIA PTY LIMITEDを設立し、メルボルンにて宅地分譲事業に参画。2015年に豪州2号案件となる宅地分譲事業をスタート。今後も、事業基盤の強化と住宅開発事業のノウハウのさらなる蓄積をめざします。2019年にはキャンベラで豪州初となるオフィスを取得し、2020年にはメルボルンでもオフィスを取得しました。

画像21

事業⑤ 住宅事業

先進性と安心を調和させ、いつまでも高い資産価値を保つ、良質な住まいづくりをめざす、「Wellith」ブランドを中心とした分譲住宅事業と、高齢化社会へのニーズに対応した、サービス付き高齢者向け住宅事業「Wellith OLIVE  」、賃貸レジデンス事業、宅地分譲・戸建分譲事業、およびリノベーション分譲住宅事業を行っています。

(1)つなぐTOWNプロジェクト
「分譲マンション」と「サービス付き高齢者向け住宅」を一体的に開発。『多世代の人が安心して暮らせるようなコミュニティ』という付加価値を持ち、将来的な“家族の変化”に対応し、将来にわたって「ずっと、共に、心地よく」暮らせる住まい創りです。大阪・吹田千里丘はじめ全国6ヶ所で分譲済み。

画像22

(2)ウエリスコート辻堂東海岸
NTT社宅跡地に全39区画の美しい街並みが誕生。統一感のある美しい街並みを描くため、 住友林業とコラボレーション。街区としての美しさを統一するために「街並みガイドライン」を制定し、湘南らしいリゾート感の演出として、ヤシのような細葉の樹木や、鮮やかな花が咲く樹木を計画しています。

画像23

(3)グランパークハイツ
1996年に竣工した田町の高級賃貸タワーマンション。芝浦の運河を目の前にしたオーシャンビューや、新芝浦運河沿緑地など、水と緑の融合を感じ、都会の生活に潤いと癒しを与えてくれます。

画像24

(4)イクシクス麻布十番
13戸のリノベーション分譲マンション。共用部、専有部のリノベーションを実施し、外観・エントランスは流行に左右されず「古る美る(ふるびる)」デザインを取り入れるなど、時間の経過が価値となる建物として、リノベーションを行っています。

画像25

IR情報

画像27

画像26

2019年1月に上場廃止・完全子会社化となったこともあり、最新版の決算資料の詳細などは見当たりませんでした。売上高割合は第33期(2017年度)時点、中期経営計画は、NTTアーバンソリューションズグループのものとなります。

画像31

画像28

画像29

画像30

社風

・少数精鋭
・NTT寄りの固い雰囲気は意外と薄い
・安定基盤と長期的視点で社会貢献に資せる
・ユニークな事業にも挑戦させてもらえる
・不動産専門家としてのキャリアは積めない
・プライベート重視の社員が多い

強みと弱み

<強み>
・多様なアセット
・NTTが抱えてきた不動産資産
・NTTグループトップ水準の給与
・ワークライフバランスがかなり調整しやすい

<弱み>
・新規用地の取得ノウハウが疎い
・経営層が不動産に疎い
・利益に固執しない考え方
・3年に一度社長が変わるため長期的ビジョンが立てられない

今後の展望

・勝ち筋となる不動産×ICT大型案件を見つけられるかがカギ
・地方のスマートシティ案件の実現
・ICT技術活用が賃料に反映できるかどうかが重要
・M&Aも視野に積極的に投資をすべき
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
騰 | 23卒
早慶文系 | 総合デベロッパーに入社予定