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キャラメルソングと黄色の彼

わたしが初めてキャラメルソングを聞いた時はいつだっただろう、あまり覚えていない。





多分小学生だったと思う。



小学生の脳では、到底理解出来ないこの歌の『良さ』、『儚さ』、が今考えるととてもずっしりときていて





私は正直、この曲があまり好きではなかった。




(小学生だから、単純に曲調が明るくないと好きになれなかった。バラードは全般良さがわからなかったガキでした。)






なんでこんなにのろのろしてるの、らぶそんぐだかなんだかしらないけれど、私は好きじゃないなぁ、飛ばしちゃえ!!!


(流れてくると、前奏の間にいつも飛ばしていたそうで)


この時の自分は未熟だったなぁ、と。



今の自分はこんなにもこの曲に、救われ、浄化され、考えさせられ、心動かされている、というのに。




やっぱり歳を重ねる事に、曲の『味』が変わってくる。




歌詞もメロディーも、自分の中でゆっくりと咀嚼する度に感じるものが、きっと昔とは全然違っていて。




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『四角い窓』しかくい、という言葉は限りなく口語に近い表現だと思っていて、



言葉にしてみると少し可愛らしささえうかがえるから。




だからこの曲は出だしから自分を包んでくれるようなふわふわとやわらかい優しさがあるようなきがしていて。




そうだと思ったら、『旅立ちの日』だって。




急に悲しい歌詞になって戸惑う。




『優しさはいつだって 寂しさを連れてる』




ここの歌詞の通りですね。


優しいと思ったら、急に旅立ちなのでね。まずここであっと驚かせられる。





曲の世界観に自分も入り込んだかのような錯覚、




『数え切れぬ思い出に 今は目を閉じていさせて』




『いさせて』の表現。

誰に言っているわけでもなく、自分に言い聞かせるかのような『いさせて』





べつにだれも目を閉じることを、止めたりはしないのに。




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ありきたりな歌詞に見えて、『可笑しいくらい』や『心から手を振る』なんかすごい特殊だと思っている。





普通に言葉にしたら、キザすぎて鳥肌が立つような


『可笑しいくらい君が好き』や『心から手を振るよ』



このメロディーに載せられるととっても嫌なものではなく、むしろ温かく感じられて。





わたしが好きな歌詞の1つです。





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見ていないのに、思い浮かぶ情景。





聴いている人を引き込む歌詞とシックなアレンジに、思わず息を飲む、





自分の中での葛藤と願いが入り交じって複雑な感情になるこの歌詞。





『伝えたいけど口に出せないこの思いを、どうか手の温度に乗せて伝えさせて、』





おい、バチくそに切ねぇなあ!!!
(急にヤクザ?)





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手を伸ばしても、夕闇が追いかけてくる。




どうしてもふれられないこの距離のもどかしさと、







星を捕まえて、願いが叶うその時がもうすぐなんだ。




だからどうか、僕達をつなぎ止めておいて欲しいという願いを叶えてはくれないか。




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あー良かったハッピーエンド🌷




かと思いきや、





『君をずっと忘れないよ』







気持ちは通じあっても、距離はつなぎ止められなかった。






楽しかった2人の時間は、この夕空と魔法みたいに溶けていく。



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自分の解釈はこうだけれど、違う人もいると思う。


みんながみんな一緒の考察なんてありえないとおもうし、



いつか、君が笑えるなら僕は心から手を振るよ。


わたしははじめ上手く手を振ることが出来なかったな。




だって彼が笑っていなかったから。
幸せそうに見えなかったから。




でも今ならきっと、、、





わたしはかれを『信じて』いるから。




いつか、だれかに
『なんでそんなに彼を庇うの?』



そう聞かれた時があった。




私は迷わず


『彼のことが大好きだからだよ、』



と答えた。




その気持ちに嘘はないけれど、いまは




『彼を信じているからだよ』





そう答えたい。



彼を好きなことなんて、ありきたりでわかりやすすぎるから。






わたしは、彼を『信じる』、『信じている』




その事実のほうが、奇跡だと思うんだ。



面と向かって会ったことも話したこともない人を『信頼』できている。




この奇跡を忘れないで、




わたしはこれからも彼を好きでいよう。
『信じ続けよう』


2020.05.18





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黄色と紫の まだ見ぬ世界もみたいし、終わらない夢を描いている姿も見ていたい。 よくばりなわたしの、たれながし。
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