見出し画像

会って喋って笑って(10/28〜11/3の日記)

10月28日(月)

都内で『読書は鼻歌くらいでちょうどいい』関連のお仕事。まだ公にはできないので詳しいことは書けないけれど、すごく楽しく、すごく緊張する、とっても刺激的な時間だった。予定より早めに終わったので、編集者さんといっしょにランチをして、書店めぐりをした。場所が中目黒だったので、代官山の蔦屋書店に行くことに。代官山と中目黒は大学生の時になぜかよく行っていた場所のひとつで(代官山の美容院とお気に入りの古着屋さんによく行ってたこと&定期的に会う友達といつも中目黒でパンケーキを食べていたことから)当時は本に興味がなかったから、ただの散歩スポットだったけど、大人になってからこうしてちゃんと「書店目当て」で行くことになったのが、感慨深いというか、本当にわたし本が好きになったんだなあ、と感じる。気になる本はたくさんあったけど買うにはいたらず、本棚のジャンル分けや並びのおもしろさを眺めてるだけでも楽しかった。「色にまつわるタイトルの本」「11月のおすすめ」などのフェアも開催されていて、知ってる本・知らない本がこうした切り口で集合してるのも、見てるだけで本当に楽しかった。本を読むことでは得られない栄養が、本屋にはあるな、と思う。「本屋に行く」ことそのものが立派な娯楽でもあると思う。もっと、いろいろな本屋に足を運んでみたい。

そうそう、ランチは編集者さんとIVYPLACEで食べたのだけど、本当においしかった。前菜、パスタ、メイン、デザートのコースをいただきながら、編集者さんといろ〜んな話をした。仕事のこと、家族のこと、未来のこと、本当にいろいろ。この時間がすごく良くて…とにかく「良い時間」すぎて。笑 編集者さんと出会えてよかったなあ、お仕事を通してまた大切な人ができてうれしいなあ、これからもずっと仲良くしてもらえたらいいな・・・など、純粋に編集者さんへのラブが募る時間だった。しかも共に「本好き」だから一緒に書店をめぐるのも楽しく、中目黒に着いてからも駅の本屋に一緒に行った。そして編集者さんのマネして本を買った。夕方実家に帰り、夜は父と母とねこたちと団欒して過ごし、「実家には毎月帰りたい・・・」と思った。わたしはもしかしたら「なつかしい」という感情がすきなのかもしれない。地元に帰ると「エモい」ってやつが溢れていて、地元の駅とか、よく通った文房具屋さんとか、小学校の通学路とか、そういう小さな景色でときめいてしまう。

ここから先は

3,618字 / 28画像
この記事のみ ¥ 250

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?