見出し画像

今日から使える!元人見知りが教える【人見知り克服の極意】

はじめまして
コーキと申します。

あなたは人見知りではなかったら、どのような人生を送りたいですか?

もし
自分から話しかけられない人に対して、あなたから声をかけ、2人が楽しく会話ができたら

もし
積極的に女の子にアプローチし、3日連続で違う女の子と食事に行くことができたら

もし
知らない人の輪に自然と溶け込み、以前から知り合いかのように振る舞うことができたら


夢が膨らみますね。
実はこれ、全て僕の話です。
僕が人見知りを克服したとき、世界がまるで違うもののように感じました。

男女関係なく、堂々と人に接することができる。
今までモノクロだった風景が、一気に開けてカラフルに見えるのです。
この感動をあなたにも体験していただきたい。

断言します

人見知りは治ります


季節は春。
学生の方も社会人の方も、新しい人と出会う機会が多くなるでしょう。

しかし、人見知りにとってはこの上なく辛い時期。

「初対面の人と何を喋っていいかわからない」
「自分から話しかけて迷惑がられたら嫌だな」 
「相手から話しかけてくれればいいのに」 

おそらく、こんなことを考えているのではないでしょうか。
その気持ち、痛いほど良くわかります。
なぜなら僕も、つい2年前まで人見知りでしたから。

どの程度の人見知りだったかというと

・人と目を合わせられない
・1人で飲食店に入れない(食券形式のラーメン屋・牛丼屋ですら無理) 
・人の目が異常に気になり、電車・人混みに恐怖を感じる

今考えると、なにか心の病気だったんじゃないかと思います。
引きこもりさえしなかったものの、学校と家の往復しかしておらず、人との接触はほぼありませんでした。

しかし、こんな状態だった僕でも、初対面の相手でも緊張せずに話ができるようになりました。

そして嬉しいことに、今では「コミュ力高いね」と言われることもしばしば。 

このnoteに興味を持っていただいたということは、少なからず人見知りを自覚していることと思います。

そして、可能であるならば人見知りを治して、自分から積極的に話しかけたいと思っているのではないでしょうか。 

その技術は後天的に身につけることが可能です。
なぜそう言い切れるのか。

あなたはすでに重大な事実に気づいています。

「人見知りは治せる」 

当時の僕は、そもそも人見知りが治ること自体知りませんでした。
自分の性格を不満に思いつつも「生まれ持った性格だから…」と、渋々受け入れるしか選択肢がなかったのです。

でも、あなたは知ることができました。

あとは行動するだけです。

行動するときに気をつけて欲しいのは「決して自分本位にならず、相手の気持ちを大切にすること」です。

当時の僕は、相手の気持ちを一切考えず、自分の都合のいいように捉えて行動してしまいました。
その結果、いろんな人に迷惑をかけました。無茶な行動をして嫌われたことも少なくないです。
あなたにはそんなリスクを背負ってまで人見知りを克服して欲しとは思いません。

このnoteには、人見知り克服に必要なマインドセットと、それを裏付ける心理的理由、それから僕が行動して得た経験を書きました。 

人見知りをコンプレックスに思う日々はもう終わりにしませんか。

このnoteの目的は、人と話すことに対する苦手意識をなくし、さらに対人関係に必要なスキルを身につけ、周囲と最低限度のコミュニケーションを築けるようになることです。 

準備はよろしいでしょうか。 それではいきましょう。

※本noteの対象者

人見知りには2種類あります。
1. 仕事もプライベートも関係なく人見知り
2. 仕事だと割り切れば、話せる人見知り

このnoteは主に前者に向けて書かせていただきました。
後者に該当する方は、必要最低限のコミュニケーション能力は備わっていますので、これから説明する内容はあまり役に立たないかと思います。


人見知り克服の3ステップ 


例えば

あなたがTOEICの試験を受けるため、勉強を始めたとします。
最初にすべきことは何でしょう。
単語を覚える?長文問題を解く?

あなたがすべきことは「今の自分の点数を知ること」です。
300点の人と600点の人では勉強する内容は違うはずです。

現時点の自分のレベルを知っておかないと、やるべきことは見えず、「意味のない努力」になってしまう危険性があります。 

本noteでは、想定読者を「初対面の人との会話に苦手意識を持っている」レベルとしています。
そんなあなたに、まずやっていただきたいことは「人見知りを受け入れる」ことです。


ステップ1:人見知りを受け入れよう

人見知りが発動しているとき、脳は考える余裕がなくなっているはずです。
「やばい、会話がもたない。何か話さないと…」 
きっとあなたもこんな状態になっているのではないでしょうか。

言葉はあくまでツールですので、話の「タネ」がない状態ではいくら考えても何も出てきません。
本来であれば、その都度気づいたことを言葉に乗せて発していくのが自然な流れです。

上記のように余裕のない状態では、思考がうまく働かず、気づけるものも気づけません。

「人見知りしている状態の自分」を客観視できるようになることで、「あー今人見知りしてるなー」ってことが冷静に判断できるようになります。 

そして、この状況で大事なのは「無理に話を続けようとしない」ことです。
無理に話そうとすればするほど焦りが出てしまい、客観的な判断が難しくなります。

なぜ焦ってしまうかというと、会話がなくなること、つまり沈黙を恐れているからです。

沈黙になってしまったとき、あなたは勝手に自分の責任にしてませんか?
会話は相手がいて始めて成立するものです。
なので、その沈黙は2人で作り上げた沈黙ということになります。

あまりいいイメージはないかもしれませんが、沈黙は悪いものでもありませんし、あなた1人で責任を感じる必要もありません。
人見知りを隠そうとしない姿勢が、自分を客観視するための第一歩です。

ステップ1は人見知り克服のための基本となる考え方です。 しっかり理解することをおすすめします。

基礎問題が解けない状態で、応用問題にチャレンジしても安定して解くことはできません。基礎基本をしっかり固めて、次のステップに進んで下さい。

もちろんたった数日でできるようになることではないです。 毎日少しづつチャレンジしてみてください。

僕は始め、2つのことを重点的にやりました。

1つは、人をしっかり観察すること。
異常なまでに人目を気にしていたので、「他人は自分に興味がない」ことを理解する必要があると感じ、電車や人混みで、周りに目を向けて観察をし始めました。
その結果、徐々に「あ、意外と僕のことみてないじゃん」と気づくことができ、自意識過剰から抜け出すことに成功しました。

もう1つは、コンビニで挨拶すること。
会計後に「ありがとうございました」と言うだけです。
たったこれだけのことなのに、非常にハードルが高かった。
せっかく勇気を振り絞って言ったのに、店員さんからの返事がなかったときの恥ずかしさったらありません。

ですが、その恥ずかしさを乗り越えて挨拶を続けた結果、「見返りを求めないこと」を学びました。
「挨拶したら返してくれるのが当然」という認識があったので、無視されると恥ずかしく感じるのです。
僕の場合はコンビニでしたが、カフェでもラーメン屋でも、どこでも大丈夫です。

「自分が見る自分」と「他人が見る自分」の差を埋めていくことを意識してみてください。

それでも実践する勇気が出ないあなたへ。
他人への興味を測る簡単な方法があります。

次の質問に答えられますか?
「最近会った友達の、そのときの服装を教えてください」

ほら、興味ないでしょ?


ステップ2:自分を語れるようにしよう

ステップ1の考えがしっかり理解できていれば、相手と対峙しても緊張しなくなっていることでしょう。
余裕が出てきたあなたに、次にやっていただきたいことは、「自分を語れるようになること」です。

「コミュニケーションを上達させるには聞き役になること」とも言われていますが、流石に10:0にはなりません。
これでは、あなたは相手の話を聴いてるだけのお客さんです。 会話が成立しません。

成立させるためには、あなたの話も多少する必要があります。
そのための準備だと思ってください。

趣味をお持ちでしたら、それについて簡単に説明できるようにしておけば良いでしょう。
今はやっていなくても、「これからやってみたいこと」でも大丈夫です。
しかし、あまり一般的でない趣味の場合は、初対面で話すべきではありません。
「趣味はエロゲです!」と自信満々に言われたらどうですか?
エロゲが悪いと言っている訳ではありません。仲が深まってないうちの話題としてはリスクが高いです。

じゃあどんな趣味ならいいの?趣味なんてないよ!って思ったあなた。

「一般的な趣味」とかでググって何か興味あるものを一つ選んでください。そんなレベルで大丈夫です。

「やりたいことはあるけど、どうすればいいかわからない」ということもあると思います。

例えば、ボルタリング
「料金はどのくらいだろう?」
「運動苦手だけど大丈夫かな?」
「できる場所はどこにあるんだろう?」
などなど。

一歩目を踏み出すのはなかなか億劫なものです。
あれこれ考えているうちに、時間は過ぎ、熱が冷め、結局やらない。
せっかくやりたいという気持ちが芽生えたのにもったいないです。

おすすめは、やっている人に教えてもらうことです。
「一緒にやる」と約束してしまうことで、重い腰が少しは上がりやすくなります。
また、「何から始めればいいか」という心理障壁も取り払ってくれるので、頼れそうな人を探してみてください。

すでにやっている知り合いがいるのであれば、お願いをして教えてもらいましょう。
人見知りだと、人にお願いすることに抵抗を感じるかもしれませんが、ほとんどの人は「教えて」と言われて悪い気はしないです。(もちろん教えてもらう態度は大事です)

これらの方法を駆使して、語ることのできる「自分の経験」を増やしていきましょう。

昔の僕は、マイナーな趣味を誇りに思っていました。
(J-POP聴いてる人をバカにして、洋楽聴いてるただの厨二病の学生でした)
「人と違うことをやってる自分カッケー」状態です。
意地でもミーハーな話題に触れないようにした結果、誰とも話が合わなくなり、クラスから孤立しました。
その状態になってすら「一匹オオカミみたいでカッケー」と思っていたので、本当に救いようがないです。

意地になるのも構いませんが、僕の経験上あまりいいことはないです。


ステップ3:相手の話を引き出そう

いよいよ最後のステップです。
ステップ2では話のネタを用意しました。

しかし、あなたがいくら豊富な話題を提供できたとしても、一方的に永遠と話をするのは至難の技です。僕たちは喋りのプロではありません。
プロではないゆえ、コミュニケーションにはお互いの助け合いが必須です。

この視点がズッポリ抜けている人が非常に多い。
「僕(私)人見知りなので...」と言ってしまうのは、「こちらからは何も提供できませんので、あなたが頑張って話してください」と言っているのと同じです。

今後、「人見知りです」は禁句です。

サポート上手になって、相手に気持ちよく喋ってもらいましょう。
それでは、どうすれば気持ちよく喋ってもらえるでしょう。

大事なのは反応することです。

人が話すとき、聞き手に求めているのは「反応」なのです。無反応だと「あなたの話に興味はない」、もっと悪くなれば「あなたの話は間違っていると思う」などと否定的に受け取られる可能性が高いでしょう。どんどん話しづらくなり、会話は尻つぼみで終わってしまいがちです。

※「誰とでも15分以上 会話が途切れない!話し方」より引用

あなたの話を聞く態度はどうですか。
僕は、相手の話に興味がないとき、そのまま態度に出てしまっていました。
興味が湧かない話題に対して、どう対処すればいいのか分からなかったのです。

そんなときに行った方法は、「その人自身」に興味を持つことです。
「なぜそれが好き(嫌い)なのか」
「それをやっているときはどんな気持ちなのか」
「始めたきっかけはなんだろう」

話題自体に興味がなくても、相手の「気持ち」にフォーカスしてみると、聴いてみたくなることは意外とあります。
まずは、人に興味を持つことから始めてみましょう。


チャレンジするなら今が狙い目


人見知りを克服するために動き出すのであれば、新生活が始まるこの時期は絶好のチャンスです。

なぜだと思いますか?
今までの人生の中で、環境が変わった時のことを思い出してみて下さい。

例えば大学に入学したとき。
未知の世界に対しての期待と同時に、「友達できるかなぁ」という不安も抱えていましたね。
この気持ちはあなただけでなく、ほぼ全員が感じていることです。

そして大多数は「待ち」の状態です。

驚くかもしれませんが、想像しているより多くの人が自分のことを人見知りだと感じています。

画像2

【悲報】日本人で社交的なのは「わずか6.1%」という調査結果 / 社交的な人の意見「むしろ自分で “人見知り” と言うのは甘え」より引用

こんな美味しい状況を見逃す手はありません。

あなたから話しかけることで、喋りの練習ができると同時に、「話しかけてくれてありがとう」と感謝までされるのです。

「自分から積極的に話しかける人」になるだけで、日本では無双できます。ぜひ人見知りの方を「あなたが」助けてあげてください。

環境が変わらない人も、新しく入ってきた人に対して積極的に声をかけることをおすすめします。
そうすることで「この人には話しかけていいんだ」と思ってもらえるようになり、何かあったときに相談できる人候補の中にあなたが思い浮かびます。入ってきたばかりのときは、ちょっとしたことでもわからないものなので、「この人にだったら聞いてもいいかな」というポジションを獲得できれば、仲良くなるのに非常に有利になります。

新生活が始まるこの時期を、最大限活用してみてください。


今日からできること


■ 沈黙を恐れない(対面で焦らないようにするため)
■ 人をよく観察する(自意識を捨てるため)
■ 店員さんに挨拶をする(人と話すことに慣れるため)
■ 趣味を語れるようにする(提供できる話題を持つため)
■ 相手の話にしっかり反応する(興味があることを示すため)
■ 人に興味を持つ(話が広がる質問をするため)

最初のハードルは低ければ低いほど、すんなり受け入れられるものです。
あなたにとって、ほんの少しだけ勇気が必要な行動を積み上げてみてはいかがでしょうか。

行動した結果、初対面の人との会話に、少しでも苦手意識がなくなることを願っています。


本の紹介

僕が人見知り克服に役に立った本を紹介させていただきます。

それぞれ順番にステップ1、ステップ2、ステップ3と連動していますので、併せて読んでみてはいかがでしょうか。

後書き

最後までお読みいただきありがとうございました。

本来300円で販売しているものをあえて無料公開しました。僕の辛い過去の経験が、より多くの人見知りで苦しんでいる人の役に立って欲しいからです。

もし内容に満足いただけたらコーヒー一杯奢ってください♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?