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人生初コミティアいってきた!

はじめましてこんにちは!ウェブトゥーン制作会社、コピンジャパン 広報担当のハツミと申します。いいおじさんです。

突然ですが皆様、2021年9月20日(月)に開催された「コミティア」には参加されましたか?※コミティアの説明は以下!

コミティアとはプロ・アマを問わないマンガ描きたちが自主出版した本を発表・販売する展示即売会です。
(COMITIA公式 - コミティアについて

「コミケとは何が違うんじゃい?」という方に、簡単に説明しますと、両者の主な違いは、コミケは同人作品/二次創作物も展示・販売可能なのに対し、コミティアはオリジナル作品・グッズに限定されるという点です。

コミティアは、説明の通り、プロアマ問わず作品を世に広められる作家さんのチャンスの場でもあります。そのため、誰かに見つけてもらいたい作家さんと、才能を見出したい編集者との出会いの場にもなっています。弊社コピンも、弊社でウェブトゥーンを描いていただける作家さんと出会うために編集部総出で、今回のコミティアに参加しました。
そこに私も、連行されました。

私…はじめてだったのに!
コミティア行くの、人生ではじめてだったのに…!!


なので今回は、私が人生初のコミティアに参加した様子をレポートにさせていただきます。

コミティアレポート


『コミティアは、チケットをもらった段階から始まっている。』
これは、弊社社員のセリフです。コミティアの入場券となる「ティアズマガジン」を手渡すときに、そう話してくれました。

ティアズマガジンとは、コミティアが発行している雑誌で、"入場券&ガイドブック"です。表から読むと、コミティア運営側のコラムや、漫画作品のレビューなどが載った雑誌として楽しめ、裏から読むと、今回のコミティアに参加する作家様たちの情報が載っているガイドブックとして読めるんです。すご!

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なぜ弊社の社員が厨二的な発言をしたかというと、それは、
このコミティア、「気になる作家が多すぎて回れなくなる」ことがよくあるそうなんです。だから、事前にガイドブックを読んで、ある程度、作者さんの目星をつけておいた方がいいと言われたのです。なるほど。いいこと言うじゃん!弊社社員!


さっそく作品をみてみようと、雑誌をパラパラ…
うわあ、たしかにどの作品も個性的で気になる…
そんな気持ちで雑誌をブックイヤーしまくってたら、弊社社員がWEBカタログなるものを教えてくれました。

WEBカタログとは、ティアズマガジンを購入した人のみがアクセスできる特設サイトで、参加予定の作家さんの情報がまるっと載っているサイトです。気になった作家さんのブースの位置をチェックしておくと、サイト内にある会場地図にも反映され、当日の見落としを防ぐことができ、非常に便利です。(もっと早く教えてくれ!)

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しかもなんと、このWEBカタログ、作家さんの情報ページから、作家さんのSNSに直で飛べるようになっているのです。すごい!
この痒いとこに手が届く設計、素晴らしいですね…
便利すぎて、気になる作家さん
個人アカウントでフォローしまくっちゃいました…


イベント当日朝10時。
雲一つない快晴!!

編集部の方々と待ち合わせをし、コミティア会場である「東京ビッグサイト 青海展示棟」に向かいました。そこで発見したのは、長蛇の列!開場30分前だっていうのに、会場から離れた橋の上まで!日差しで溶けるッ!

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しかし、予想よりも列は早く進みます。体感的に、ディ〇ニーのアトラクションの10分の1くらいの早さです。

そして、とうとう開場目前!

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(一見、コストコかな?って思いますよね。私も思いました。)

いよいよコミティア開場!となったとき、会場から拍手が聞こえてきました。そして、それが私たちの並んでいる長蛇の列に伝播し、私も、なにもわからずに拍手しました。あとで聞いたところによると、これは開会の儀式みたいなものだそうです。なにその独特の文化!いい!アガる!


会場についた瞬間、編集部の人たちはギラギラと目を輝かせ「いい作家はいねがーーー!」となまはげのように散っていったので、私は一人で自由気ままに、初コミティアを見て回ることに。

事前にチェックしていた作家さんもいましたが、コミティアの雰囲気が良すぎて、全部見ないともったいない!と気が変わり、結局全部ブースくまなく見させていただきました。


ここで少し、コミティア会場内で気づいた独特の空気感についてお話します。

冒頭でもお話しした通り、コミティアは、私のような一般のお客さんだけでなく、マンガ連載の機会をうかがって、大手出版社にみつけてもらおうとドキドキしているアマチュアの作家さんや、反対に、「いい才能がいたら、ぜひスカウトしたい!」と思っている編集者さんたちも参加してします。

そのため、イベント自体のわいわいしたお祭り感も楽しかったのですが、ところどころで垣間見える、そういった"熱のある人たち"のひりひりした空気感も、すごく… 良かったんです…(語彙崩壊)

出版社の方が、作家さんにスカウトするシーンがあったり、そのシーンを横のブースで恨めしそうに見つめる視線があったり、お客さんにあまり買われない在庫を抱えたまま、うずくまっている作家さんがいたりと、様々な人間模様が見れるんです。これが、すごくいい…
本気で夢を追っている人の、人間臭さってかっこよくないですか?

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会場内にも、週刊少年ジャンプや、サンデーなどの、商業誌ごとの持ち込み特設ブースが設営されており、連載を狙う作家さんたちが、自身の漫画を持ち込む姿が多く見られました。コミティアは、夢を追う人たちのチャンスの場でもあるのです。

話を戻しまして、会場内のレポートに戻ります。
まず、特筆すべきは、作家・作品の個性の強さ。全部個性強い!

商業誌に連載するとなると、お金の事情や、様々な大人の事情で扱えなくなるテーマや、設定、アイデアなどってありますよね。でも、コミティアでは、自費出版で漫画を刷る作家がほとんどなので、そういったフィルターを通っていない、原形のままのアイデアに出会うことができるんです。

例えば…
「セリフの一切ない漫画」
「ヤンキーしかでてこない漫画」
「ひたすらにロボのイラストを描いた画集」
「小銭を擬人化して、BL化したもの」
など本当に様々

最後の作品は、小銭を擬人化するだけでも訳がわからないのですが、それをさらにBLにするという設定がもう複雑怪奇。性癖がゆがみすぎているのに、それに疑いもせず真っすぐに向かっていける創作意欲、天晴れ…
こういった感情になるのもコミティアならではです。
(どういう感情?)

なかには、マンガだけでなく、アクセサリーや、自分のデザインしたキャラクターのグッズを扱うブースもあり、作品の多様性に常に圧倒されていましたね。

これみてください!
一目ぼれして買っちゃいました。「偽善」ハンコ。いいでしょう?

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そんなこんなで、「すげぇ!すげぇ!」と、会場中を子供のようにはしゃぎまわっていたところを編集部にとらえられ、クローズの時間も迫っていたこともあり、コミティア会場を後にしました。


総括

色々初めての体験が多かった人生初のコミティアですが、
もう率直に言うと大好き!絶対来年も行く!というかんじです。

具体的に何が良かったか
・作家・作品の個性が強い
・夢を追う人たちの人間模様が見れる
・行き届いた運営側の配慮(WEBカタログや、見本誌など)
上記の点で、コミティアが本当に大好きになっちゃいました…

弊社コピンの編集部も、お目当てだった作家様にお声がけさせていただくことができたと言っていたので、コピン全体としても今回のコミティアは、良い出会いの場になったようです。

コピンの編集部から挨拶させていただいた作家様、弊社の編集担当は、ギラギラした目をしていませんでしたでしょうか?大丈夫でしたか?彼らも獣ではなく、普段はまじめな編集者たちですので、ご安心くださいね。

もし、このnoteを読んでくださってる方の中にも、ウェブトゥーンに興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社コピンまでお声がけください!一緒にウェブトゥーンで世界を獲りましょうッ!

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