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2020年1月16日 冬木の枝ひとつひとつ逃さずに積もる雪

2020年1月16日
朝。
おどろくことに、今週でいちばん憂鬱ではないあさを迎えました。
昨晩眠りにつくのが遅かったのに、いつもより少し早く目が覚めたのは、除雪車の音のおかげかもしれません。(木造アパートなので、ごうごうとした音がよく聞こえます)

昨日のようなピンク色の朝焼けを期待して窓の外を見ましたが、今朝は見慣れたオレンジ色で、勝手にがっかりしてしまいました。
ただ今朝は陽射しが強く、昨晩から降り積もった白い雪に、冬木や電柱、建物の影がはっきりと落ちる美しさがありました。

そうそう、今朝も昨日見かけた、洋書を読む女性をまた電車内で見かけたのです!
謎の親しみを覚えて見ると、洋書だと思っていた本の表紙にはハングルが書かれておりました。韓国の、英語で綴られた本のようなのでした。深まる、女性です。

電車をおりると、ピンチェックのコートに山高帽の紳士をすてきな紳士がいらっしゃいました。その方は、コートのサイズも、ズボンも丈も本当に完璧だったのです。あの様に完璧なコートを着た方を中々見ません。行き届いた姿に、拝見していて朝からすっとした気持ちになります。

駅から会社への道には美術館があります。
上野にくらべますと小さなものですが、敷地内のちょっとした植物のある空間を出勤の道すがら眺めるのが気に入りです。
木々が季節ごとに変わる様がすてきで、今朝は冬木の枝ひとつひとつ逃さずに、雪が積もっておりました。どうやら、自分は冬木が好きなようだと気がつきます。

最近よく決まった場所で見かける、コリー(正確にはコリーを散歩する男性)を今日も見かけました。
お尻をみぎひだりと振りながら歩く後ろ姿は、毛並みから毎日丁寧にブラッシングをされているのだと想像がつきます。時折飼い主の男性を伺う顔が愛らしいのです。

今朝は、粗いアスファルトの小石の隆起ひとつひとつに律儀につく影にも心躍る、そんなあさでした。

会社につく直前、青空に浮かんでいた半透明のクラゲのようなものは、月だったのでしょうか。だとすれば、良いものを見ました。


そんな上澄みのような部分に墨を落とすように、あっという間に曇る夜も多いですが、どれだけ何かを信じられなくなったとしても、何かを壊してしまう自分がいても、ご飯を食べるうちに霧散してゆきます。

なんて単純で、愛おしさに溢れた日々でしょう。

どうしてあなたは、この世を生きられたかと必死にあなたのうたをききます。何もかも知ってほしく、何もかもを教えてほしく、何もかもを知らずに歩んでほしく思います。

さあ、早いものでよるです。

そちらのお天気はどうでしたでしょうか。どうぞ、あたたかくしてお過ごしください。

それでは、また。

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日記。日々のわたしの素直。 母も、父も、友もおりません。姉と猫と猫がおります。